20代向け転職エージェント11選を比較!おすすめランキングもご紹介
就職して数年経ったばかりの20代は、社会人としての成長期であると同時に、キャリアについて悩む時期でもあります。
「今の会社、今の仕事は自分に合っているのだろうか」「この業界の将来は大丈夫なのだろうか」と、一人で悶々とすることもあるでしょう。
おすすめの転職エージェントに相談することで、今後のキャリア形成のヒントや業界の先行き、そして現在の自分自身の市場価値について知ることができます。
そこで本記事では、20代におすすめの転職エージェントサービスを11社紹介します。
- 20代におすすめの転職エージェントには「リクルートエージェント」や「doda」などがある!
- 20代におすすめの転職エージェントの選び方は、「求人数の多さ」や「エージェントごとの得意分野」を確認すること
- 20代で転職エージェントを利用するメリットは、「未経験業界への挑戦のしやすさ」にあり
- 20代の転職で気をつけるべきことは、「退職報告は転職先が決まってから」という点
20代の転職で転職エージェントを利用するメリットも紹介するため、ぜひ参考にしてください。
20代におすすめの転職エージェント11選
リクルートエージェント
- 業界最大級の非公開求人数
- 経験、実績豊富なアドバイザー
- 充実した転職サポート
リクルートエージェントは、株式会社リクルートが運営する転職エージェントです。業界最大級の求人数を保持しており、サービス利用者に合った求人を紹介してくれます。
エージェントとの面談では、今後のキャリア形成について具体的なアドバイスがもらえます。
公開求人数※2024年1月時点 | 365,610件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
出典:リクルートエージェント
doda
- 複数の専門スタッフがプロの視点からサポート
- 企業との各種調整を全て代行
- 詳しい条件指定をして求人検索ができる
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する転職サイトおよび転職エージェントサービスです。求人検索からエージェントサービスまでをワンストップで利用できるのが強みです。
親身になって相談に乗ってくれるキャリアアドバイザーと、企業の人事担当者の目線で求人を提案してくれる採用プロジェクト担当がタッグを組んでサポートします。
公開求人数※2022年1月15日時点 | 118,709件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
出典:doda
マイナビエージェント
- 転職回数別、年代別のサポート
- 各業界の事情に精通した専任アドバイザー
- マイナビエージェントでのみ取り扱っている求人情報が多数
マイナビエージェントは、株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。求人紹介から内定までを一貫してサポートしてくれます。
非公開求人のほか、マイナビエージェントの独占求人もあるので、他社の転職エージェントにはない求人が魅力です。独占求人の多さから、掛け持ちして登録する人も少なくありません。
※マイナビのプロモーションを含みます。
公開求人数※2022年1月15日時点 | 33,681件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
※マイナビのプロモーションを含みます。
出典:マイナビエージェント
パソナキャリア
- 目指す業界、企業に精通した転職コンサルタント
- 46万人分の転職ノウハウ
- 客観的な視点で経験や希望に合った求人を紹介
パソナキャリアは、株式会社パソナが運営する転職エージェントです。全国に多数の拠点があり、各地域の求人に強みがあります。
年代に特化した転職情報が豊富で、20代での転職成功のポイントも教えてもらえます。また、30代、40代に特化しているサービスもあるため、今後転職をするときも便利です。
公開求人数※2022年1月15日時点 | 38,887件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
出典:パソナキャリア
Re就活
- 20代の転職に特化した転職エージェント
- 20代転職サービスで4冠達成の実績※公式サイト
- ポテンシャル尊重する企業特集掲載あり!
Re就活は、20代の転職に特化した転職エージェントで、20代転職サービスで4冠を達成した実績を誇っています。
既卒・ニート・フリーター関係なく、ポテンシャルを尊重した企業に出会える特集も掲載されているため、社会経験や経歴がない方でも理想の求人を見つけることができます。
これから働き方がどのように変化するのか、20代はどのように活躍できるできるのかなど、転職のノウハウを詰め込んだ「20代の働き方研究所」でより自分らしい転職が実現できることも。
経歴がなくても転職がスムーズに進むよう手厚いサポートが充実している点に、20代に特化した転職サービスを提供しているRe就活の強みが表れています。
公開求人数※2022年7月28日時点 | 10,633件※募集職種と勤務地の組み合わせで件数を算出 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社学情 |
出典:公式サイト
JAIC
- 20代や未経験に強い就職支援サービス
- 就職支援講座を無料開講
- 企業選びから就職後までの個別サポート
JAICは、株式会社ジェイックが運営する転職エージェントです。社会人の基本的な考えから内定につながるスキルまでを網羅した就職支援講座をオンラインで提供しています。
フリーター、未経験、中退、既卒の就職内定率が81.1%と高い水準にあり、やはり若い世代の就職支援に強みがあることがわかります。
公開求人数※2022年1月15日時点 | 非公開 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社ジェイック |
出典:ジェイック
type転職エージェント
- 経験を活かせる求人紹介。
- サービス開始から19年で31万人以上の転職支援実績。
- 専任のキャリアアドバイザーによる徹底サポート
type転職エージェントは、株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職エージェントです。大手上場企業からの求人も取り扱っています。
また、転職相談会への参加者のうち、35.2%が20~24歳、49.7%が25~29歳となっています。
求人紹介にあたっては求人票に載っていない業界情報、企業情報も教えてもらえます。
公開求人数※2022年1月15日時点 | 15,890件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 一都三県(エンジニア、プログラマのみ関東、関西、九州、中部、北海道など) |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
出典:type転職エージェント
ハタラクティブ
- 経験や状況を踏まえてエージェントがアドバイス
- 性格や得意なことに合わせた求人を紹介
- 内定率アップのために1社ずつ面接対策
ハタラクティブは、レバレジーズ株式会社が運営する若年層特化型の転職エージェントサービスです。中でも20代の利用が多く、全体の9割以上を占めています。
大企業内定の実績が良く、内定を獲得した利用者の86.5%が従業員1000名以上の企業から内定をもらえています。最短2週間で内定まで行えるため、なるべく早く転職したい人にもおすすめです。
公開求人数※2022年1月15日時点 | 非公開 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
出典:ハタラクティブ
就職Shop
- 利用者の9割が20代
- 全ての求人が未経験歓迎
- 書類選考なしで面接まで進める
就職Shopは株式会社リクルートが運営する転職エージェントです。利用者の9割は20代のため、若い世代の就職、転職を得意としています。
また、1万を超える登録企業は全て未経験歓迎です。そのため、初めての転職も安心して行えるでしょう。
書類選考がないため、転職の際定番となる書類作成の手間を省けるのもメリットです。「自宅の近く」「転勤なし」など、希望に合った企業を探すこともできます。
公開求人数※2022年1月15日時点 | 非公開 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 首都圏および関西中心 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
出典:就職Shop
DYM就職
- 第二新卒・既卒・フリーター・ニートの就職に強い
- エージェントの徹底サポート
- 応募書類を添削してくれる
DYM就職は、全国に7拠点を持つエージェントです。対面以外に、オンラインでの面談もできます。
紹介される企業も東証一部上場やベンチャーなど幅広いため、自分に合った企業を探しやすいでしょう。
社会人経験が浅い求職者をしっかりサポートしており、企業へ提出する書類の指導、面接練習、服装指導などが受けられます。
公開求人数※2022年1月15日時点 | 43件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社DYM |
出典:DYM就職
キャリトレ
- 20代の求人に特化している
- 1タップで気軽に企業にアピールできる
- 条件がマッチしたら直接企業とやりとりできる
※「キャリトレ」は2022年12月21日をもってサービスを終了しております。(公式サイト)
キャリトレは20代の挑戦を積極的にサポートする転職エージェントです。気になる企業を見つけたら「興味がある」ボタンを押すと、企業に通知が行き、企業からスカウトが来る仕組みです。
サイトでは動画や記事で転職のノウハウがわかるため、隙間時間を有効に使うことができます。
企業とのマッチングが手軽に行えるため、転職のハードルが下がりやすいのがメリットです。
公開求人数※2022年1月15日時点 | 非公開 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
出典:キャリトレ
20代向け転職エージェント|公開求人数ランキングTOP5
※記事内で紹介した転職エージェントの公開求人数を比較し、多いものから順に5つご紹介します。
※情報は2024年1月時点のものです。最新情報とは異なる場合があります。
1位:リクルートエージェント(365,610件)
- 業界最大級の非公開求人数
- 経験、実績豊富なアドバイザー
- 充実した転職サポート
2位:doda(118,709件)
- 複数の専門スタッフがプロの視点からサポート
- 企業との各種調整を全て代行
- 詳しい条件指定をして求人検索ができる
3位:パソナキャリア(38,887件)
- 目指す業界、企業に精通した転職コンサルタント
- 46万人分の転職ノウハウ
- 客観的な視点で経験や希望に合った求人を紹介
4位:マイナビエージェント(33,681件)
※マイナビのプロモーションを含みます。
- 転職回数別、年代別のサポート
- 各業界の事情に精通した専任アドバイザー
- 独占求人情報が多数
5位:type転職エージェント(15,853件)
- 経験を活かせる求人紹介。
- サービス開始から19年で31万人以上の転職支援実績。
- 専任のキャリアアドバイザーによる徹底サポート
【転職の参考に】20代の平均年収を解説
20代のうちの転職は、やりたい仕事が未経験だとしても将来性を買われるケースがあり、意欲さえあれば転職することは可能です。とはいえ、やはり転職する際に気になるのは年収ではないでしょうか?
転職先の企業で、周りの20代の人よりも年収が低いとなると、転職した際に後悔してしまいますよね。
そこで、この章では転職するための参考までに、20代の平均年収について主に以下3つのことを解説していきます。
- 20代の平均年収
- 男女の年収の差について
- 業種別の平均年収
20代の平均年収
気になる20代全体の平均年収ですが、20代前半と後半で平均値が異なります。
国税庁がおこなっている「民間給与実態統計調査(令和2年度)」の結果によると、20〜24歳の平均年収は260万円となり、25〜30歳は369万円となっています。
一方、20代後半は入社してから4年以上経っており、仕事にも慣れてきて即戦力として活躍している方が多いです。そのため、早い人で昇進する人も出てきており、20代前半よりも収入が多くなります。
男女の年収の差について
年代によって収入差は異なりますし、同じ年代でも前半と後半で開きがあるように、男女でも年収の差は異なります。
国税庁が出した「民間給与実態統計調査(令和2年度)」の結果によると、男女の年収は以下の通りです。
20〜24歳 | 25〜29歳 | |
男性 | 277万円 | 393万円 |
女性 | 242万円 | 319万円 |
上記表より、20代前半だと男女の年収差が30万円ほどとなりますが、後半となれば倍以上の差が開いていることがわかります。
基本的に、総合職の方が一般職よりも給与が高くなっているため、男女で年収差が開いてくるのでしょう。
業種別の平均年収
年代や男女で年収に差があるように、業種によっても年収が異なってきます。国税庁の「民間給与実態統計調査(令和2年度)」をもとに、男女別に20代で平均年収が高い業種を3つずつまとめてみました。
<男性>
20〜24歳 | 25〜29歳 | |
情報通信業 | 232.6万円 | 268.0万円 |
金融・保険業 | 231.5万円 | 298.1万円 |
不動産業 | 230.0万円 | 265.3万円 |
<女性>
20〜24歳 | 25〜29歳 | |
鉱業・採石業 | 243.1万円 | 277.0万円 |
情報通信業 | 231.1万円 | 266.5万円 |
金融・保険業 | 218.7万円 | 246.9万円 |
20代では、男女ともに金融・保険業や情報通信業が年収が高いということがわかります。
20代で転職を成功させるための転職エージェントの選び方
20代での転職を成功させるためには、転職エージェント選びは欠かせません。しかし多数のエージェントが存在するため、何を基準に選べば良いのか迷うこともあるでしょう。
ここでは、どんなポイントを見て選べば良いのか、転職エージェントの基準を紹介します。
1.求人数の多さ
転職エージェントサービスは無数にありますが、その多くは紹介できる求人数を非公開としています。あまりに紹介可能求人数が少ないと、転職希望者からの問い合わせを獲得できないからです。
もちろん求人案件の質は重要です。しかし、多くの求人案件があってこそ、その中から質の高い求人案件を選ぶことができます。
2.転職エージェントの得意分野
各転職エージェントには得意分野があります。「20代の転職に強い」「女性の転職に強い」「特定の業界の転職に強い」「特定の地域に強い」などです。
自分自身の現状や転職するにあたって希望する条件を整理し、それらの条件に強みを持つ転職エージェントに依頼するようにしましょう。
3.独自の転職支援サービスの有無
最初のカウンセリングで転職希望者の経歴や今後の希望を確認した上で、条件に合う求人を紹介するというのが転職エージェントの基本的なサービスです。
転職エージェントを選ぶにあたっては、この基本的なサービス以外にどれだけ手厚いサポートが受けられるかを吟味するのが良いでしょう。
転職は人生の大きなターニングポイントです。優秀な転職エージェントにサポートしてもらうことで、ステップアップを実現できます。
転職エージェント利用の流れ
転職エージェント利用は、次の5ステップに分けられます。
- 転職エージェントに登録
- キャリアアドバイザーと面談
- 気になる求人への応募・キャリアアドバイザーによる求人紹介
- 選考
- 条件交渉・内定
どの転職エージェントでも上記の流れで利用が一般的です。
1.転職エージェントに登録
利用したい転職エージェントが決まったら、それぞれの公式サイトより会員登録を行います。
そして会員登録の際は、下記の情報を入力します。
- 本名
- 生年月日
- 性別
- メールアドレス
- 住所
- 前職の年収や業界
- 転職先の業界
- 転職先の職種
- 希望の年収
- 希望勤務地
適当に情報を記載してしまうと、持っていないスキルの求人を紹介されたり、希望している条件とは違うスカウトが届いたりします。
また、メールアドレスが間違っていると会員登録ができなくなるため、間違っていないか確認しましょう。
2.キャリアアドバイザーと面談
必要な入力を記載後、キャリアアドバイザーとの面談の日程調整が行われます。そしてその日程をもとに、面談が行われます。
キャリアドバイザーの面談では転職で重要なことを聞かれるため、しっかりと答えるようにしましょう。
- 希望している業界・職種
- 希望勤務地や年収
- 挑戦してみたい業界
- 前職の情報
キャリアアドバイザーとの面談では転職にあたって重要なことを聞かれるものの、逆に質問もできます。
3.気になる求人への応募・キャリアアドバイザーによる求人紹介
キャリアアドバイザーとの面談が終了すると、実際に気になる求人へ応募します。
また、キャリアアドバイザーがあなたに合った求人を見つけた場合、紹介してくれます。
気になった求人がある場合は、担当コンサルタントから職場環境や求めている人材などを知ることができます。
4.選考
企業へ応募後、選考が行われます。
なお、選考前には担当コンサルタントの方が志望動機や自己PRの添削、面接対策を行ってくれるため、自身を持って挑みましょう。
しかし、転職意欲が低かったり、連絡を全く返さなかったりすれば、サポートを受けられないこともあります。
5.条件交渉・内定
内定が決まり次第、担当コンサルタントの方が条件交渉を行います。
なお前職を辞めていない場合は、会社のサポートもしてくれます。無事、交渉が終われば、転職活動終了です。
転職エージェント、転職サイトの違いは?
20代で転職活動を初めて行う方の中には、転職エージェントと転職サイトの違いについて把握していない人も多いのではないでしょうか?
どちらも転職活動を行う上で必要なものには変わりありませんが、サービス内容や特徴などはそれぞれ異なります。
そこでここでは、転職エージェントと転職サイトの違いをご紹介します。
- 転職エージェントの特徴
- 転職サイトの特徴
転職エージェントの特徴
転職エージェントとは、専任のキャリアアドバイザーがつき、二人三脚で転職活動を進めていく仕組みです。
求人は自分で探すこともできますが、主にキャリアアドバイザーから紹介されます。
また、転職エージェントでは「非公開求人」を取り扱っており、競争率が低くて優良な企業に応募することが可能です。
そのような企業へ応募できれば、スムーズな転職活動が実現でき、内定を早くに取ることが期待できます。
また、求人を紹介されるだけではなく、転職に関する悩みや相談に乗ったり、書類添削や面接対策なども親身になって行ってくれたりもします。
転職サイトの特徴
転職サイトとは、webサイト上に記載されている多くの求人を閲覧できるサービスです。転職エージェントとは異なり、基本的には自分で求人検索を行い、自分に最適な企業を見つけることになります。
希望の職種や年収など、転職先に求める条件と合う求人を見つけ次第、自分で応募し、履歴書や職務経歴書なども自分で作成したものを提出します。
さらに、転職サイトは転職エージェントと比較すると、自由に閲覧できる分、多くの求人が見れます。
幅広い業界や職種などを見れるため、自分に合う企業を見つけやすいでしょう。
20代の転職でエージェントを利用するメリット
未経験の業界でも転職しやすい
20代であれば、他の年代よりも未経験業界をはじめとした様々な職種への転職がしやすいです。20代のうちはまだ将来性を期待されることが多いため、積極的に採用してもらいやすくなります。
そうならないために利用すべきおすすめのサービスが転職エージェントの利用なのです。
エージェントでは、転職に必要となることをプロの力を借りて行動できるため、労力を省けて効率的な転職活動を行えるようになります。
書類添削・面接指導をしてもらえる
転職エージェントに登録すると、求人探しの相談だけでなく経歴書(履歴書)の添削や面接指導などのサポートも行ってくれます。プロの目線で指導してくれるので、内定を貰える確率を高められるでしょう。
しかし、エージェントを利用すると提出前に担当者がチェックしてくれるため、通過率を高められます。
さらに、面接についても担当アドバイザーが練習をしてくれます。応募する企業の社風にマッチするアドバイスを受けられるので、内定に一歩でも近づけるのです。
転職エージェントのデメリット
ここでは、転職エージェントのデメリットを見ていきましょう。
転職エージェントを利用して「失敗した」とならないよう、あらかじめデメリットを把握しておきましょう。
- 質の低いコンサルタントが付くことがある
- 十分なサポートを受けられないことがある
- 必ず希望のところへ転職できるわけではない
質の低いコンサルタントが付くことがある
いくら評判の良い転職エージェントを利用したとしても、質の低いコンサルタントが付く可能性は0にはなりません。
質の低い担当コンサルタントが付けば、「希望の求人を紹介してくれない」「スケジュールに間に合わない」といったことになりかねません。
なお、コンサルタントを交換してもらったからといって、不都合になることは起きません。
十分なサポートを受けられないことがある
転職エージェントによっては、十分なサポートを受けられないことがあります。
転職エージェントのサポートは、スムーズに転職をするうえでとても重要です。
また、複数の転職エージェントを利用していくのも良いでしょう。
必ず希望のところへ転職できるわけではない
転職エージェントは十分なサポートを受けられるうえ、豊富な求人があるものの、必ず希望のところへ転職できるわけではありません。
例えば応募したい求人の条件が「マネジメント経験あり」「3年以上の〇〇実務経験」となっている場合、要件を満たしていなければ転職は困難です。
なお譲りたくない条件がある場合は、それらを伝えてコンサルタントに求人を紹介してもらうのも1つの手です。
20代向け転職エージェントを活用するポイント
希望とマッチしない求人は正直に伝える
利用しているエージェントの担当者から提案された求人が、自分にとって「希望と何か違う・・」と感じることがあれば、遠慮せずにその旨を伝えることが重要です。
エージェント側は企業と太いパイプを持っているため、求職者にはすぐに退職してほしくないといった背景があります。よって、提案した求人がもし気に入らなければ遠慮するどころか、むしろ正直に伝えてほしいのです。
担当者との相性が良くなければ変更を申し出る
20代の方であれば転職エージェントの利用どころか、そもそも転職活動に慣れていないことから、「担当者の変更を希望したらもうサポートしてもらえない」と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、相手も転職のプロとは言っても人間なので、相性の良し悪しがあることは仕方のない話です。
なお、変更を申し出る際には理由を明確に伝えましょう。
変更理由を曖昧に伝えてしまうと、エージェントからすればどう対処すればいいのかが分からず、改善されないことにも繋がるので気を付けるべきです。
給与交渉は積極的にお願いする
転職エージェントを利用した上で内定が決まったら、担当のキャリアアドバイザーに年収アップの交渉をお願いしましょう。
ほとんどのエージェントでは、内定先の企業に対して給与交渉を代理で行ってくれます。
エージェント側は求職者の入社後の年収が上がると、その分受け取れる報酬も高くなります。そのため、求職者の給与をできるだけ上げたいというのが本音となるのです。
20代で転職を迷っている人の注意点
転職先が決まってから退職報告を行う
現在勤めている会社への退職報告は、転職先が決まるまで行わないようにしましょう。
退職報告を先に行ってしまうと、起こりうるデメリットとしては転職活動中に無収入となることで、貯金を切り崩さなければいけなくなってしまう点が挙げられます。
転職期間は大体3か月ほどかかることが予想されるため、収入ゼロの状態であれば約50万円程の貯金が必要となります。
この期間があることで、企業の採用担当者から計画性がないと判断されることもあるため、注意しなければいけません。
自分の市場価値を適切に判断する
どんな業界へ転職する際にも言えることですが、転職活動を行う際には自分の市場価値を、適切に判断するよう意識しましょう。
たしかに前職で周囲から高い評価をされてきたり、実力以上の給与を貰っていたりすれば、自分の価値を勘違いしてしまいやすくはなります。
しかし、自分という価値を客観視せずにそのまま転職活動を行ってしまうと、求人探しの際に条件を絞り込み過ぎてしまうこともあります。
その結果、中々理想の求人が見つからないといったことにも繋がってしまうのです。
何が何でも辞めなければいけないわけではない
転職を迷われている方が気を付けるべき点としては、転職活動を始めたからといって、何が何でも転職しなければいけないと感じてしまわないようにすることです。
しかし、転職活動を進めていくにつれて他の業界と比較しやすくなるため、現在勤めている会社がかえって良く見えることもあるのです。
そのため、転職活動が思うように進まなかったり、行き詰ったりしたら一度立ち止まって「本当に転職する必要があるのか?」といったことを考えてみるのも一つの選択肢と言えるでしょう。
【20代転職】自己PR文を紹介!
転職を成功させるためには、書類選考や面接試験などを通らなくてはなりません。特に、書類選考を通過しなければ面接試験まで行くことができないため、書類選考で自分をしっかりとアピールする必要があります。
そのためには、自己PR文が大切となります。中には、「どうやって自己PR文を書けばいいかわからない」と悩む方もいるでしょう。そんな方々に向けて、お手本となる自己PR文の紹介をします。
- 行動力
約4年間、不動産営業を務め、その中で常に売上やチーム内の目標達成のために意識して取り組んできました。
達成するために必要なことを考えて、訪問数や架電数に落とし込んだ結果、月間の個人目標の数字を10ヶ月連続で達成し、チームの底上げにも貢献しました。 - ヒアリング力
購入してもらうだけでなく、お客様のライフスタイルや将来像などの細かな情報を聞き出すように取り組んできました。住宅を購入してもらうには、お客様のこれからの人生を俯瞰的にみた上で、購入時期などをご提案し、必要な時にフォローを継続。結果的に、受注率が80%に達し、お客様にも喜んでもらえるようになりました。以上の経験やスキルを活かし、新規開拓営業として御社の売上アップに貢献したいと考えております
上記の見本をご覧になっていかがでしょうか?
非常にみやすくてわかりやすい内容だったかと思いますが、その理由として、以下3つが挙げられます。
- 箇条書きで要点整理
- 結果を示している
- 誤字脱字などがない
箇条書きに書くことで、相手に伝えたい内容が分かりやすく伝わりますし、相手の読む負担が軽減され、好印象を与えることができます。
さらに、全体的に誤字脱字などがないため、丁寧な印象を与えることができます。
【例文あり】20代で転職する際の志望動機例文を紹介!
20代で初めて転職活動を経験する人の中には、「どうやって志望動機を書けばいいのかわからない」と悩む方も多いでしょう。
ここでは、未経験職と経験職への2つの志望動機例文パターンをご紹介します。
志望動機例文①:未経験職の場合
私は、5年間システムエンジニアとして実績とスキルを培ってきましたが、昔から営業職にチャレンジしてみたいという気持ちが強く、その想いを実現するため転職することを決断しました。
システムエンジニアでは、主に顧客の要望をヒアリングし、その結果をもとにシステムへ落とし込むといった上流の立場として活動していました、
顧客の要望を正確に聞き取り分析することは、営業職にも通じるところがあると感じています。
毎月の売上目標を立てて、達成するためにスケジュールやプロセスに落とし込んで行動していくため、SE職での経験が活かせられます。
また、顧客やチームメンバーとの打ち合わせを入念に行ってきた経験から、コミュニケーションスキルを高められたと自負しています。
以上の経験と実績を営業職にも、活かしていきたいと考えています。
このように、未経験から転職する場合、前職でどのようなスキルや経験を身に付け、それをどうやって活かしていくかを結びつけて書く必要があります。
志望動機例文②:経験職の場合
このように、前職と転職希望先の職種が同じである場合は、具体的な業務内容や実績となるものなどを提示し、説得力のある志望動機文を書くことが大切です。
よくある質問
ほとんどの転職エージェントは全てのサービスを無料で受けられるようになっています。エージェントは求職者の内定が決まると、その企業から報酬を受け取れる仕組みです。この報酬がエージェントの収入となります。
そのため、転職活動にあまりお金を掛けたくなかったり予算がなかったりする方にとって、手厚いサポートを受けられる転職エージェントを利用することはおすすめと言えます。
転職エージェントを利用し始めてから内定を貰えるまでに要する期間は、3か月ほどであることが多いです。登録を完了させてから応募するまでには大体2か月ほど、採用面接をしてから入社までに1か月ほど要するため、トータルで3か月ほどになります。
早い人では1か月足らずで内定を貰えることもありますが、そのためにはあらかじめ入念な対策を行っておく必要があります。転職活動を早く終わらせるには、登録前に自己分析や自分が転職したい業界について研究しておきましょう。
多くの転職エージェントでは土日祝日でも相談や書類・面接の指導を受けられます。働きながら転職活動を行う方が増えていることで、土日に動きたいといった方が増えている背景があるためです。
また、夜遅くまで営業しているエージェントもあります。普段は働いていている方にとっては仕事終わりに通いやすくなるので、利用しやすくありがたい存在となるでしょう。
多くの転職エージェントでは電話やオンラインツールを利用した面談を行うことは可能です。オフィスが自宅や職場から遠い方にとっては、移動時間も短縮できるメリットがあります。
しかし、対面で面談を行った方がお互いの意思が分かりやすいです。そのため、できる限り直接オフィスへ出向いて面談するようにすべきと言えるでしょう。
自分が転職したい業界がきちんと決まっているかによって、選ぶべきエージェントは異なります。すでにやりたいことが明確である場合は「特化型」、まだあまり決まっていないなら「総合型」のエージェントに登録しましょう。
「特化型」は、特定の業界について専門的なサポートを行ってくれるのが特徴です。一方、「総合型」は幅広い業種を扱っているため、多くの求人を紹介してくれます。
転職しようとしている時の状況によってどちらのエージェントに登録するかを選ぶようにしていきましょう。
転職したい業界によっても変わりますが、一般的には2,3月か8,9月に募集が多くなる傾向です。4月と10月は組織を整備したり、人事異動をしたりする動きがある企業も多くなります。
そのため、その一か月前から中途採用の手続きを完了させようとするのです。そのようなことを考えると、自己分析をはじめとした準備期間を含めて1月,7月辺りから転職活動を始めていくと良いでしょう。
まとめ
20代という若さは転職市場において有利に働きます。しかしながら多くの20代にとって、転職活動はほぼ初めての経験でしょう。
そんな20代にとって、転職エージェントは転職活動をしっかりとサポートしてくれる心強い存在です。
エージェントを利用することによって、企業選定から応募、面接対策、内定後の手続きまで様々なサポートを受けることができます。
また、転職を成功させるために転職エージェントは必須と言っても良いでしょう。ぜひ複数の転職エージェントに登録し、頼もしいパートナーを見つけてください。
記事内では無料で利用できる20代におすすめの転職エージェントを多数紹介したため、それぞれの特徴を比較しながら自分に合ったサービスを見つけてみてください。