コンサル業界に強いおすすめ転職エージェント10選!選び方も解説
社会に出て経験を積んでいくうちに、「コンサル業界に興味がある」「コンサル業界に転職したい」という方もいるでしょう。
しかし、「未経験でもコンサル業界に転職はできるのか」など不安を感じることもあると思います。こうした悩みには、転職エージェントの利用がおすすめ。
そこで今回は、コンサル業界に強いおすすめの転職エージェントを紹介します。
- コンサル業界への転職におすすめの転職エージェントは「リクルートエージェント」などがある!
- コンサル業界に強い転職エージェントを選ぶ際は、「コンサル求人の多さ」などに注目するのがおすすめ
- 未経験でもコンサル業界への転職は可能。だたし、20〜30代が多い傾向にあり
- コンサル業界への転職で転職エージェントを利用するメリットは「非公開求人の紹介などがあるから」
未経験からコンサルを目指す方向けの転職エージェントも紹介しているため、コンサル業界への転職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
コンサル業界に強い転職エージェント10選
リクルートエージェント
- コンサルの非公開求人約3万件(2022年1月27日時点)
- 全国各地で利用可能
- 業界に精通した専任キャリアアドバイザーのサポート
リクルートエージェントは、さまざまな業界の求人を保有する総合型転職エージェントです。業界トップクラス級の求人数を持ち、非公開求人も数多く保有しています。
コンサルに関する非公開求人数は約3万件にのぼり、未経験からハイクラスの求人まで取り扱っています。
また、リクルートエージェントでは、「職務経歴書エディター」など、独自の転職支援サービスも利用できます。これまでの実績を元にした転職ノウハウも豊富であるため、転職を成功に導くヒントになるでしょう。
公開求人数※2024年1月時点 | 159,151件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
出典:リクルートエージェント
マイナビエージェント
- 初めての転職でも安心の充実したサポート体制
- 非公開求人を豊富に保有している
- 転職実現に向けら模擬面接を実施
マイナビエージェントは、各業界・職種別に精通した専任制のチームを持つ転職エージェントです。
コンサル業界に詳しいアドバイザーからサポートを受けることで、より効率的にコンサル業界への転職を目指せるでしょう。
さらに、求人には載っていない社風や社内の人間関係、採用ポイントなどの情報も得られるため、しっかりと吟味しながら応募先を選ぶことができます。
※マイナビのプロモーションを含みます。
公開求人数※2022年1月28日時点 | 34,510件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
※マイナビのプロモーションを含みます。
出典:マイナビエージェント
doda
- 豊富な求人数を扱っている
- ビジネスコンサルタントの求人が豊富
- 業界を熟知したプロがサポート
dodaは、公開・非公開ともに豊富な求人を保有する転職エージェントです。コンサル求人は、業種・職種未経験歓迎の初心者向けから年収1,000万円の経験者向けと幅広く保有しています。
公開されている求人だけではなく、非公開求人やdodaのみが取り扱う独占求人もあるため、選択肢は多いと言えるでしょう。
ほかにも「レジュメビルダー」や「自己PR発掘診断」など、転職活動を進めるうえで役に立つコンテンツも充実しています。
公開求人数※2022年1月27日時点 | 120,997件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | パーソナルキャリア株式会社 |
出典:doda
パソナキャリア
- 46万人分の転職ノウハウ
- 専任アドバイザーによる手厚いサポート
- 年収アップを狙える求人が多数
パソナキャリアは、46万人の転職を支援した実績豊富な転職エージェントです。取引実績企業は2万8,000社※を超えています。企業からの信頼度が高いため、質の高い求人が多いのも特徴です。
また、転職後の年収アップ率も約67%と高い水準となっています。
なお、「急募」「女性が活躍」「未経験歓迎」など、こだわり条件で検索することも可能です。
パソナキャリアのアドバイザーは、パソナ独自の「認定シニアコンサルタント」を取得しているため、安心して相談できます。
公開求人数※2022年1月27日時点 | 39,330件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
出典:パソナキャリア
ビズリーチ
- 年収1,000万円以上の高年収求人多数
- 優良企業から直接スカウトが届く
- 優秀なヘッドハンターに相談可能
ビズリーチは高年収の求人を多数取り扱っており、プロフェッショナルな人材向けの転職エージェントです。
直接企業やヘッドハンターからスカウトが届くため、効率的に転職活動が進められる点がメリットです。コンサルティングに強いヘッドハンターを検索することも可能です。
取り扱い企業は厳選された優良企業のため、求人の質は高いと言えます。
公開求人数※2022年1月27日時点 | 69,264件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
出典:ビズリーチ
リクルートダイレクトスカウト
- 年収800万以上の求人多数
- 登録後はスカウトを待つのみ
- 完全無料で利用できる
キャリアカバーとして運営していたリクルートダイレクトスカウトは、年収800万〜2,000万円のハイクラス向け求人を保有する転職スカウトサービスです。
また、高年収を狙えるコンサルティング分野の求人が多数あるのも特徴です。一般公開されていないハイクラスの非公開求人と出会えるチャンスもあります。
公開求人数※2022年1月27日時点 | 159,069件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
アクシスコンサルティング
- シニアコンサルタント以上の入社実績No.1※
- 企業のニーズに合わせた選考対策
- 約77%が非公開求人
アクシスコンサルティングは、未経験からコンサルへの転職を目指す方からフリーコンサルを目指す方まで、幅広いニーズに対応したコンサル専門の転職エージェントです。
コンサル業界への転職実績を豊富に持っているため、大手ファームや大手企業からの高い信頼を得ています。
アクシスコンサルティング独自の求人も多く、非公開求人は全体の約77%を占めています。企業の採用動向に詳しいことから、企業別の書類・面接対策も可能となっています。
公開求人数※2022年1月27日時点 | 非公開 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
※2014年~20年の大手コンサルティングファーム在籍者の転職支援数(公式サイトの文言によります)
出典:アクシスコンサルティング
ムービンストラテジックキャリア
- 業界出身のキャリアコンサルタントがサポート
- 約79%が非公開求人
- 未経験からのコンサル転職も相談可能
ムービンストラテジックキャリアは、国内初のコンサル業界専門エージェントとして、20年以上の実績がある転職エージェントです。
在籍するキャリアコンサルタントは、コンサル業界出身者が中心です。
また、金融機関など各方面で実績を残してきたプロのコンサルタントによる、手厚いサポートも受けられます。
公開求人数※2022年1月27日時点 | 非公開 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア |
リーベル
- IT業界に特化した転職エージェント
- コンサルタントは全員IT業界出身
- 約80%が非公開求人
リーベルは、IT企業の転職に特化した転職エージェントです。リーベルのコンサルタントは全員IT業界出身のため、IIT系のコンサルを目指すのであれば有益な情報を得られます。
また、コンサルタントが企業の担当者から直接情報を入手しているので、最新の情報を知ることが可能です。
リーベルは大手転職エージェントに比べると、コンサルタントが担当する求職者は少なくなっています。担当する求職者を少人数にすることにより、求職者に寄り添った手厚いサポートが可能です。
公開求人数※2022年1月27日時点 | 237件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社リーベル |
出典:リーベル
コンコード
- コンサルへの転職実績が豊富
- ハイクラスの求人が多数
- 内定へと導くオリジナル選考対策
コンコードは、エグゼクティブ・プロフェッショナル向けのコンサル求人を取り扱う転職エージェントです。コンサルファームやPEファンドなどの難関といわれる企業の選考ポイントを完全に把握し、個別指導を行います。
コンコードは難関といわれるケースインタビュー対策を得意としており、企業からの信頼も厚くなっています。
公開求人数※2022年1月27日時点 | 1,078件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社コンコードエグゼクティブグループ |
出典:コンコード
コンサル業界の転職事情を解説
ここでは、コンサル業界の転職事情について解説します。
コンサル業界を志望している方は、ぜひ参考にしてみてください。
- コンサル業界の転職についての考え
- 未経験者でも採用されるのか
コンサル業界の転職についての考え
コンサル業界において「転職は当たり前」となっており、3年〜4年で転職する人は多くいます。
コンサルティング業界では1つの会社に留まるよりも、転職で年収アップ、キャリアを実現していくのが一般的です。
いずれにしても、コンサル業界は転職が当たり前です。新しいことに挑戦したい方、さまざまな企業で働きたい方に、コンサル業界はおすすめです。
未経験者でも採用されるのか
コンサル業界は未経験者であっても、転職意欲が高く、20代・30代であれば問題なく転職先が見つかります。
新卒に限らず、中途採用でも未経験者が採用されることもあり、コンサル=経験者のみだと諦める必要はありません。とくに戦略系のコンサルティングともなれば、さまざまな業種・職種から人材を集めています。
コンサル業界への転職を検討している方は、まず行動しましょう。
コンサル業界に強い転職エージェントの選び方
ここでは、コンサル業界に強い転職エージェントの選び方を紹介します。
コンサル業界への転職を志望で転職エージェント選びに困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- コンサル業界の保有求人数
- サポート充実度
- 専門領域別に利用する
コンサル業界の保有求人数
コンサル業界に転職をする場合、コンサル業界の求人数は要チェックです。いくら10万件以上の求人がある転職エージェントだとしても、コンサル業界の求人とは限りません。
そこで転職をスムーズに進めるために、コンサル業界の求人が多い転職エージェントを利用してください。現在はコンサル業界に特化した転職エージェントが豊富です。
とくに本記事で紹介している転職エージェントはコンサル業界に強く、求人数も豊富となっています。無料で利用できるため、気になる方は登録をおすすめします。
サポート充実度
初めての転職、転職がスムーズに行かないと悩んでいる方は、転職エージェントのサポートを受けましょう。
サポートが充実している転職エージェントでは、下記によって転職活動をスムーズに進められます。
- 書類の添削
- 面接対策
- 求人紹介
- 入社日・年収の交渉
など
上記以外にも、あなたの市場市場や向いている業界などのアドバイスもしてくれます。
ただし、転職エージェントによって注力しているサポートは異なります。求人紹介に特化しているところもあれば、面接対策に特化しているところなど、さまざまです。
利用前に転職エージェントのサポート内容を調べておきましょう。
専門領域別に利用する
コンサル業界といっても、それぞれの転職エージェントごとに得意領域は異なります。
コンサル業界のなかでもどの分野に転職したいかによって、利用するべき転職エージェントは変わってきます。
併せてサポートが充実している転職エージェントだと、不安を最小限にして転職活動を進められます。
【コンサル向け】転職エージェントを利用する手順
ここでは、コンサル向けの転職エージェントを利用する手順を紹介します。利用する手順は、次の5ステップに分けられます。
- 転職エージェントに登録する
- キャリアアドバイザーと面談を行う
- キャリアアドバイザーより求人紹介・自分で応募
- 選考(書類・面接)
- 内定・条件交渉
それぞれのステップを詳しくみていきましょう。
1.転職エージェントに登録する
利用する転職エージェントが決まり次第、公式サイトより会員登録を行ってください。
下記の情報を入力して、会員登録を行います。
- 名前
- 住んでいる場所
- 生年月日
- メールアドレス
- 前職の職種・業種
- 現在の年収
- 転職先の年収・希望条件
など
上記の情報はキャリアアドバイザーからの求人紹介の際に必要な情報となるため、しっかりと記入してください。
2.キャリアアドバイザーと面談を行う
面談の日程調整を行って、キャリアアドバイザーと面談を行います。面談では、下記のことを聞かれます。
- 転職活動状況
- 転職先の希望年収や希望勤務地
- 考えているキャリア
- 前職の職種・業種
など
あなたに合った求人紹介や転職アドバイスをするうえで役立つ情報であるため、しっかりと答えましょう。
3.キャリアアドバイザーより求人紹介・自分で応募
先ほどの情報を元に、キャリアアドバイザーから求人紹介がされます。紹介された求人情報に応募するか、自分から気になった求人へ応募しましょう。
また、求人へ応募する際に気になることがあれば、キャリアアドバイザーが内部情報を教えてくれます。
もしもキャリアアドバイザーと相性が悪いと感じた場合は、交換を申し出てください。
4.選考(書類・面接)
企業へ応募後、書類・面接と選考が行われます。なお、転職エージェントでは書類の添削、面接対策を行っているため、自信のない人でも安心して選考に挑めます。
5.内定・条件交渉
内定を獲得した後は、担当コンサルタントの方があなたの代わりに内定・条件交渉を行ってくれます。もしも希望年収や入社日の希望がある場合は、必ず伝えてください。
コンサル業界への転職に向いている人
ここでは、コンサル業界への転職に向いている人を紹介します。
コンサル業界への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 論理的思考力がある人
- 諦めずに問題に取り組み続けられる人
- 体力に自信がある人
論理的思考力がある人
コンサル業界はクライアントの問題解決を行うにあたって、客観的に物事を把握して分析力・調査を行い、答えを探していく仕事です。
下記の思考力は、コンサル業界で働くにあたって知っておくべきといっても過言ではありません。
- ゼロベース思考
- ロジックツリー
- MECE
- 仮説思考
- クリティカルシンキング
論理的思考力よりも自分の直感を大事にしたい方の場合は、他の業界がおすすめです。
諦めずに問題に取り組み続けられる人
クライアントの期待以上の成果、信頼を得るためには、諦めずに問題に取り組み続けられる人であるかが重要です。
そもそもコンサル業界は、クライアントから要求された仕事をこなすのはもちろんのこと、ときには提案をしながら相手の期待を超えなければなりません。
短時間で問題を諦めてしまう人は、問題の本質にたどり着けないほか、自分にとっても苦しい仕事だと感じるだけです。
体力に自信がある人
コンサル業界が忙しいのは紛れなもない事実です。ワークライフバランスが重視されていることもありますが、結局のところクライアント先によって大きく異なるものです。
長時間労働=良いことではないものの、コンサル業界で働く以上、体力に自信のある方でないと精神的にも身体的にも辛いと感じるでしょう。
コンサル業界への転職に役立つ資格・スキル
コンサル業界への資格には必要な資格やスキルがあるのか気になっている方も多いでしょう。
ここからは、コンサル業界への転職に役立つ資格・スキルについて解説していきます。参考にして転職を有利に進めましょう。
MBA(経営学士号)
経営学の大学院修士課程を修了すると授与される「学位」のこと
最近ではテクノロジーの発展が著しく、ビジネスの構造自体が変化し、キャリアに対して求めているものやあり方も同様に変化しています。
このように変化の激しい時代でも、MBAは時代の変化に合わせたカリキュラムの提供や国際認証を行っています。
コンサル業界が未経験であっても、それに親しい知識を持っているとみなされ、転職を有利に進めることもできるでしょう。
士業系の資格
名称の末尾に「士」がついている職業のこと
- 中小企業診断士
- 公認会計士
- 税理士
- 社会保険労務士
士業系は専門知識を有する職業の場合がほとんどです。そのため、独占業務が割り当てられている資格も多いです。
前職で士業系の資格が必要な職業ではなくても、資格さえ持っていれば実務経験を問われることはあまりないとも言えます。
IT系の資格
- ITストラテジスト試験
- プロジェクトマネージャー試験
- ITサービスマネージャー試験
- ITコーディネータ試験
先述したように、最近のビジネスはテクノロジーが発展し、ITの知識もコンサル業界に欠かせないものになっています。
資格は知識を表す最もわかりやすい指標になるので、転職活動後の実際に働く場面でも役に立ちます。
【転職の参考に】コンサル業界の平均年収は?
【職種別】コンサルタントの平均年収
コンサルタントの中でも様々な職種があり、それぞれの平均年収は大きく異なります。こちらでは、コンサルタントを職種別に分けた平均年収を紹介していきます。
なお「平均年収額」については、(月収×12)+年間賞与その他特別給与額としております。
【職種別】コンサルタントの平均年収 | |
職種 | 平均年収 |
経営コンサルタント | 約525万円 |
ITコンサルタント | 約656万円 |
人事コンサルタント | 約599万円 |
戦略コンサルタント | 約742万円 |
システムコンサルタント | 約549万円 |
出典:求人ボックス「給料ナビ」
どの職種も日本の平均年収を超えており、高水準であることが判明しています。
【年齢別】コンサルタントの平均年収
厚生労働省が令和3年度に発表した「賃金構造基本統計調査」の情報によると、コンサルティング業界における年齢別の平均年収は下記のとおりです。
なお、コンサルティング業界の職種を「金融業・保険業」とし、「平均年収額」については、(月収×12)+年間賞与その他特別給与額としております。
【年齢・性別】経営コンサルタントの平均年収 | |||
男性 | 女性 | 男女計 | |
20代前半 | 約370万円 | 約350万円 | 約358万円 |
20代後半 | 約477万円 | 約395万円 | 約429万円 |
30代前半 | 約632万円 | 約439万円 | 約531万円 |
30代後半 | 約799万円 | 約469万円 | 約633万円 |
出典:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」
20代前半の時点で、同年代の平均的な金額よりも高くなっていることが分かります。
コンサルタント業界に転職するのは難しいですが、その分年収が高いことによって恩恵があると言えるでしょう。
【地域別】コンサルタントの平均年収
上記ではコンサルタントの平均年収を「年齢別」「職種別」に紹介してきましたが、地域によっても違いがあることが判明しています。
以下では、各地域ごとの平均年収を解説していきます。なお「平均年収額」については、(月収×12)+年間賞与その他特別給与額としております。#045c74
地方名 | 平均年収額 |
北海道・東北地方 | 約393万円 |
関東地方 | 約410万円 |
甲信越・北陸地方 | 約386万円 |
東海地方 | 約388万円 |
関西地方 | 約411万円 |
四国地方 | 約422万円 |
中国地方 | 約405万円 |
沖縄・九州地方 | 約386万円 |
出典:求人ボックス「給料ナビ」
どこの地域も金額だけを見ると、平均年収が安いように感じるかもしれません。
関東・関西・四国・中国地方は、他の地域に比べて少々平均年収が高くなっているので、転職する際には地域についても確認しておくと良いでしょう。
未経験でもコンサル業界への転職は可能?
未経験からコンサル業界への転職は他業種に比べると難しいかもしれませんが、未経験での転職も十分に可能です。
実際に、コンサルティングファームの中途採用者は未経験者が多い傾向にあります。未経験であっても優秀な人材であれば、積極的に採用したい企業が多いようです。
未経験での中途採用の場合、基本的にはポテンシャルを重視した採用を行なっています。
また、未経験からコンサルへの転職は20代〜30代がメインになります。新卒である程度社会人経験を積んで、ポテンシャル採用としてコンサルに転職するパターンが多いようです。
若い世代であれば未経験であってもポテンシャル採用が可能ですが、40代〜50代は未経験からコンサルへの転職は厳しいといわれています。
コンサルへの転職でエージェントを利用するメリット
応募する企業に合わせたサポートを受けられる
応募する企業によって応募書類の内容や面接対策を考えなければいけません。どれだけスキルや経験があろうと、応募先とマッチしなければ中々内定を貰えないです。
そんな問題を解決してくれるのが転職エージェントです。エージェントのキャリアアドバイザーは、応募する企業・業界のニーズや求める人材について精通しています。
応募先に応じたアドバイスをしてくれるので、内定を貰える確率を高められるでしょう。
非公開・独占求人を紹介してくれる
転職エージェントを利用すると、通常のサイトでは公開されていない求人を紹介してもらえるメリットがあります。他の求職者がいないところで転職活動を行えるので、ライバルが減って内定を貰える可能性が高まります。
非公開にする理由として、企業からすると採用にかかるコストや労力などをできるだけ抑えたいので、優秀な人材が集まりやすい転職エージェントに掲載をお願いするのです。
そもそも募集が少ないコンサルタント業界の転職では、これらの非公開・独占求人を効率良く集めることが重要となります。
日程調整を代理で行ってくれる
転職エージェントを利用すると、面接と入社日の日程調整を代理で行ってくれます。担当アドバイザーに希望する日時を伝えると、こちらは動かなくても企業と調整してもらえるのです。
また、転職が決まるとその企業に対して年収アップの交渉もしてくれます。エージェント側は求職者の年収が上がることで、企業から貰える報酬が増えるので積極的に交渉してくれる背景があります。
コンサル業界への転職で参考にしたい志望動機例文
志望動機を書く際のポイント
コンサル業界へ転職する際に必ず必要となる「志望動機」。ここでは、志望動機の例文を、未経験者と経験者に分けて解説していきます。
- 自身の強みをアピールする
- なぜコンサル業界なのかを明確にする
- 今後の目標・ビジョンを明らかにする
書類選考で落とされないためにも、しっかりと基盤を作ってから動機作成に取り組みましょう。
未経験から転職する際の例文
私はこれまでアパレル業界で5年業務を行い、販売以外にも海外を拠点とした生産管理についても携わっていました。
そこでは、どうすれば生産効率が上がり品質の良いものを届けられるのかを常に考え、マニュアルだけでなく臨機応変に対応することを心掛けました。これらの経験から得た分析力・解決力などの知識は、ほかの製造業でも広く活用できると考えております。
日本を代表する製造業を数多く取引相手にしている貴社の一員として、これまで培った製造業の知識を活かしコンサルタントとして社会に貢献するとともに、自身のキャリアアップに繋げたいと思い、志願しました。
未経験からの転職を考えている場合、前職で得たスキルや自身の強みをコンサル業界でどのように活かすことができるのかを明確にする必要があります。
経験者が転職する際の例文
前職では、3年間○○業界の企業に対するコンサルティング業務を行っていました。クライアント先の現場の方々と意見交流を重ね、改善や施策を繰り返し成果をあげる努力を続けました。
その結果、対前年比の○%の結果を成し遂げることができました。今後は○○業界以外にも幅広い業界でクライアントの課題に向き合い、自身の成長へと繋げていきたいと考えています。
幅広く業界をまたいで取引を行っている貴社で、これまで培ってきた行動力を活かしクライアントの支援を行いたいと思い志願しました。
経験者の場合は、上記のように前職での経験で得た知識や能力を活かし、これからどうなっていきたいかといった部分について詳しく解説していくことをおすすめします。
【転職の参考に】コンサル業界への転職で参考にしたい自己PR例文
コンサル業界への転職を検討している方の中には、自己PRに自信がないと感じている方も多いでしょう。
未経験者の場合
年間売上3,000億円の店舗設備機器の製造・販売を行うクライアントのプロジェクトにて、営業業務の見直しを担当しておりました。
これまで取り組んできた業務を分析し、現場の担当者へ丁寧なヒアリングを行った上で、営業マンが新規顧客を獲得した時に振り分けられるバックマージンの引き上げを行いました。
結果的に、今までと比較して大きく売上を伸ばすことに成功し、以前よりも営業マンの離職率を成功させることができました。この経験を、御社でも活かして業績アップに貢献できると自負しています。
コンサルタント業でどのように活躍できるのかを示す必要があります。
経験者の場合
私はこれまで、コンサルティングを通じて、「お客様がないを求めているのか」を念頭に置き、最適なプランを提案することにコミットして活動してきました。
会社では多くのIT製品を取り扱ってきましたが、実際に運用するお客様のITに対する知識や組織体制に合ったプランでなければ、費用対効果が期待できないため、プランを提案しても通ることがありません。
そこで、お客様の意見を聞くだけではなく、現状の課題をヒアリングし、より満足していただくためのプラン策定を行った結果、50%だった成約率を80%に上げることができました。
これらの経験と実績を御社でも活かすことができ、お客様の課題を解決できるよう、努めてまいります。
よくある質問
一部を除いたほとんどの転職エージェントは無料で利用できるようになっています。エージェントは転職が決まった時点でその企業から報酬を受け取れるため、求職者から利用料を払ってもらわなくても運営できているのです。書類添削や面接対策などプロの力を借りられることに加えて、無料で利用できるので「あまりお金を掛けたくないけど、サポートが欲しい」といった方にとってはこれ以上ないサービスと言えます。
コンサルタントには論理的思考力・コミュニケーション能力・観察力など様々なスキルが求められます。クライアントと話し合う必要があるため、円滑なコミュニケーションは必須となるのです。しかし、クライアントの問題を解決させることが一番大事な仕事なので、「どうすればゴールに辿りつけるか」「この人はどうしたいのか」といったロジカルシンキング・観察力も求められます。
コンサルタントには経営・ITなど様々な種類があります。経営コンサルタントは企業が抱える経営の課題を解決し、ITコンサルタントはIT技術を駆使してマーケティングを使ったデータ分析を行います。まだどんなコンサルタントになりたいかが分からない方は、自分の性格・スキルなどがどこで活かせるのかを考えると良いでしょう。いずれにしてもコミュニケーション能力は大事です。
コンサルタントを目指すにあたって資格は絶対に必要となる存在ではありません。しかし、中小企業診断士や社労士、さらにMBAなどの資格を有しているに越したことはないです。資格を持っていることで内定を貰いやすくなり、働き始めてからもクライアントに自分の能力をアピールできるようになります。そのため、転職する企業が求める資格を調べておくことをおすすめします。
業界未経験の方でもコンサルタントになることは可能です。経験ももちろん大事ですが、物事をどれだけ論理的に考えて「課題は何なのか?」を見抜けるのかが重要となります。しかし、20~30代や第二新卒の方に比べて、40,50代の方が未経験で転職できる難易度は上がります。MBAや中小企業診断士などの資格を取っておくと内定を貰える可能性を高められるでしょう。
まとめ
今回はコンサル業界への転職を希望する方に向けて、おすすめの転職エージェントをご紹介しました。
コンサル業界への転職はハードルが高めです。内定率を上げるためには、業界の動向や知識、入念な選考対策が必要となるでしょう。
「コンサル業界に特化している」「コンサル業界を熟知したキャリアアドバイザーがいる」というような転職エージェントを選んでみてください。
また、非公開求人が多い転職エージェントであれば、質の高い求人を見つけられるかもしれません。コンサル業界への転職を考えている方は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。