第二新卒におすすめの転職エージェント10選!成功の秘訣や注意点も解説
新卒で入社した会社にミスマッチを感じ、早々に転職を検討するケースも少なくありません。社会人になって2~3年とまだ経験が浅い若手社員は、第二新卒と呼ばれます。
第二新卒であれば、まだ未経験業種への転職も可能で、選択肢の多いタイミングです。しかし、就活と転職は全く異なるため、同じような感覚で行うのは失敗のもとになるでしょう。
そこで今回は、第二新卒におすすめの転職エージェントをピックアップしてご紹介します。
- 第二新卒が使うべきおすすめの転職エージェントは「リクルートエージェント」!
- 第二新卒が転職エージェントを選ぶポイントは、「求人数の多さ」「第二新卒の支援実績」などを確認すること
- 第二新卒が転職エージェントを活用するコツは、「希望条件を明確にキャリアプランを描くこと」「選考対策の徹底」
- 第二新卒が転職エージェント利用時に気を付けるべきことは、「担当者との相性」など
第二新卒で転職を検討しているなら、ぜひ参考にしてみてください。
第二新卒に強い!おすすめの転職エージェント10選
リクルートエージェント
- 業界や職種を問わず多くの求人があり選択肢が広がる
- 面談で客観的な強みを分析してもらうことができる
- 第二新卒向けのイベントも開催されている
「リクルートエージェント」は、公開求人はもちろん非公開求人も多い大手転職エージェントです。業界や職種を問わずさまざまな求人を保有しています。
リクルート経由でしか出会えない独占求人も多く、サービスを利用することで選択肢が多くなります。
キャリアアドバイザーとの面談により、客観的な強みを分析してもらうこともでき、自己アピールすべきポイントを教えてもらうことができるでしょう。
面接で実力が発揮できなかったという場合でも、キャリアアドバイザーが履歴書だけではわからない魅力を推薦書で伝えてくれるため、採用につながることもあるかもしれません。
公開求人数※2024年1月時点 | 365,610件 |
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非公開求人数※2024年1月時点 | 274,138件 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
出典:リクルートエージェント
マイナビエージェント
- 仕事の経験が浅い20代の転職支援に力を入れている
- LINEでの問い合わせにも対応しており相談しやすい
- 業界専任制のキャリアアドバイザーによる手厚いサポート
「マイナビエージェント」は、20代を中心とした若い世代をメインターゲットにした転職サービスで、第二新卒も多く利用しています。
業界専任制のキャリアアドバイザーが担当につき、面談で丁寧にヒアリング。転職活動についてのさまざまな疑問を解消しながら、転職活動を手厚くサポートしてくれます。
LINEでの問い合わせにも対応しているため、気軽に相談することができるでしょう。
模擬面接では過去の質問などを参考に、伝えるべき情報やアピールポイントを教えてくれるので、より実践的な対策につながります。
※マイナビのプロモーションを含みます。
公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
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非公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
※マイナビのプロモーションを含みます。
出典:マイナビエージェント
doda
- 転職エージェントを使えば手厚いサポートが受けられる
- 転職に役立つツールや機能が充実している
- 転職後1年間のフォローアップが設けられている
「doda」は、転職サイトと転職エージェント、スカウトと、3つの機能を持つ転職サービスです。第二新卒の場合は、転職エージェントに登録してサービスを利用するのがいいでしょう。
自己分析のサポートの後スキルなどに合わせた求人を提案してもらうことができ、非公開求人をチェックすることもできます。
転職セミナーやイベントなども多く開催しており、これまでにたくさんの求職者をサポートしてきたノウハウがあるのが、dodaを利用する大きなメリット。
指示通りに入力していくことで職務経歴書が作成できる機能や適職などが分かる診断ツールなど、転職に役立つさまざまな機能が用意されています。
公開求人数※2024年1月時点 | 185,810件 |
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非公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
出典:doda
DYM就職
- 既卒やフリーター、ニートを対象にした転職サービス
- 研修充実、未経験歓迎の優良企業が多い
- 担当のエージェントが自己分析からサポートしてくれる
「DYM就職」は、既卒やフリーター、ニートなどを対象にしたサービスのため、第二新卒の転職にもぴったりです。
研修充実、未経験歓迎といった社会人経験が浅い、もしくはない人でも安心して就業できる求人が多いのが特徴。
大手企業からベンチャー企業など、DYM就職とのパイプがある幅広い優良企業が用意されています。人柄重視で選考が進むため、誰にでもチャンスがあるでしょう。
自己分析をしっかりサポートしてぴったりの求人を提案してくれるため、転職先のミスマッチが少なくなるでしょう。
公開求人数※2024年1月時点 | 43件 |
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非公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社DYM |
出典:DYM就職
就職Shop
- 対面型の転職サービスで直接相談できる
- 直接取材した求人のみのためリアルな情報がわかる
- 人柄重視の求人がメインのため、書類選考がなく面接に進むことができる
「就職Shop」はリクルートが運営している対面型の転職サービスです。キャリアコーディネーターが担当につき、正社員転職を目指してサポートしてくれます。
用意しているのは、未経験歓迎・若手育成に実績のある企業がメイン。キャリアコーディネーターが実際に取材した企業のみで、求人票だけではわからないリアルな情報を得ることができます。
人柄重視の求人がメインのため、書類選考はなく面接に進むことができるのが特徴です。面接対策セミナーや模擬面接などで強みを引き出すサポートもしてくれるため、面接が不安な人にもいいでしょう。
公開求人数※2024年1月時点 | 11,000件 |
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非公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 首都圏、関西中心 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
出典:就職Shop
ハタラクティブ
- 社会人経験が浅い若手世代のサポートに特化した転職サービス
- 研修制度が整った大企業の求人を取り扱っている
- ひとつずつ選考対策するため受かりやすい
「ハタラクティブ」は、フリーターやニート、既卒、第二新卒など、経験が浅い人のサポートに特化した転職サービスです。利用者のほとんどが20代となっており、若い世代の転職活動にいいでしょう。
研修制度が整った大企業を取り扱っているため、第二新卒でも安心して働くことができます。
複数の会社を同時進行で選考することも多いですが、ハタラクティブではひとつずつ選考対策します。そのため、選考対策に時間をかけることができ、受かりやすくもなるでしょう。
公開求人数※2024年1月時点 | 2,753件 |
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非公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
出典:ハタラクティブ
キャリアスタート
- 20代の転職に特化したサービスで未経験歓迎の仕事を見つけやすい
- マッチング分析で合う仕事を提案してくれる
- 面接トレーニングにより内定率を高める
「キャリアスタート」は、新卒や第二新卒、既卒など、20代の就職や転職に特化したサービスです。未経験歓迎の求人が多く、第二新卒でも働きやすい職場を見つけることができるでしょう。
担当のキャリアアドバイザーにより、転職活動を手厚くサポートしてもらうことができます。
求職者それぞれの特徴に合わせた面接トレーニングをしてくれるため、面接に自信がない人にも安心です。
新型コロナウイルスによる影響でニートになった、内定取り消しになったという人をサポートするため、転職活動で必要になる費用を全額負担してくれる「新型コロナ就職支援サービス」もあります。
公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
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非公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 首都圏 |
運営会社 | キャリアスタート株式会社 |
出典:キャリアスタート
Re就活エージェント
- 第二新卒や既卒の転職支援に強みがある
- 第二新卒歓迎の仕事という条件での検索も可能
- 希望をしっかりヒアリングし自己分析をサポート
「Re就活エージェント」は、20代の第二新卒や既卒の転職支援に特化した転職サービスです。確実に20代を採用している優良ベンチャー企業や大手企業、準大手企業の求人を保有しています。
プロのキャリアアドバイザーが担当につき、希望や志向をしっかりヒアリング。気が付いていない強みを教えてくれたりと、自己分析をサポートしてくれます。
選考の通過率を高めるため、企業の特色に合わせた対策を実施。東京、大阪、名古屋にはオフィスがあり、対面で相談することもできます。
学歴不問、第二新卒歓迎、職種・業種未経験歓迎など、採用対象から仕事を見つけることも可能です。
公開求人数※2024年1月時点 | 12,001件 |
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非公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社学情 |
出典:Re就活エージェント
キャリアパーク
- 第二新卒向けの中小企業やベンチャー企業など今後の成長が見込める求人がメイン
- 独自の選考フローで早期転職が叶う可能性がある
- 面談回数が多く選考通過を支えるサポートが充実
「キャリアパーク」は、第二新卒や既卒など、20代の求職者をターゲットにした転職サービス。独自の特別選考フローや特別推薦枠を設けていることもあり、できるだけ早く内定が欲しい人にもおすすめです。
面談はオンラインででき出向く必要がないため、気軽に転職活動を進めることができます。
保有しているのは、中小企業やベンチャー企業といった成長が見込める企業。
担当のエージェントは求人票だけではわからない情報も把握しており、選考突破に向け的確なアドバイスをもらうことができるでしょう。
公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
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非公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | ポート株式会社 |
出典:キャリアパーク
マイナビジョブ20’s
- 第二新卒や既卒をターゲットにしており、若手社員を求める求人に出会える
- 20代の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーが転職活動をサポート
- 自己分析に役立つ適正診断が受けられる
「マイナビジョブ20’s」は、第二新卒や既卒などの20代向けの転職エージェントです。
未経験歓迎など、20代の若手社員を求めている求人をメインに紹介してくれるため、働きやすい職場に出会いやすいでしょう。
登録すると20代の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーと面談し、強みと適正を客観的に判断してくれます。
応募書類の添削や面接対策などの手厚いサポートで、キャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を進めることができるため安心です。
公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
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非公開求人数※2024年1月時点 | 非公開 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
出典:マイナビジョブ20’s
第二新卒におすすめの転職エージェント|求人数比較ランキングTOP3
ここからは記事内でご紹介した転職エージェントの公開求人数を比較し、多いものから順に3つご紹介します。
※情報は2024年1月時点のものです。最新情報とは異なる場合があります。
1位:リクルートエージェント(公開求人数:365,610件)
- 選択肢が広く第二新卒向けの求人も見つかりやすい
- 簡単に職務経歴書が作れる職務経歴書エディターが便利
- 面接力向上セミナーでリクルートの面接ノウハウが学べる
2位:doda(公開求人数:185,810件)
- 適職診断などの自己分析に役立つツールが多い
- 転職後もサポートしてもらえるので安心感がある
- 第二新卒向けのイベントに参加したい人にもおすすめ
3位:就職Shop(公開求人数:11,000件)
- 20代のサポートに長けたキャリアアドバイザーと対面で相談できる安心感がある
- 正社員求人に絞って転職活動することができる
- 第二新卒向けの求人をメインに取り扱っている
【第二新卒向け】転職エージェントの選び方
転職エージェントはたくさんあり、どうやってサービスを選べばいいかわからないこともあるでしょう。転職エージェントの選び方をご紹介していきます。
求人数の多さ
まずチェックしたいのは、求人数の多さです。求人数が多いということは、選択肢が多いということ。扱う求人が多いほど希望に沿う仕事が見つかりやすくなるでしょう。
希望している業種や職種の求人数も確認しておきましょう。業種や職種が定まっているなら、業界に特化した転職エージェントを活用するのもひとつの方法です。
その業界の求人が豊富であることに加え、専門性の高いキャリアアドバイザーが在籍しており、的確なアドバイスを受けることができるでしょう。
非公開求人を紹介してもらえるか
多くの転職エージェントは、非公開求人を保有しています。非公開求人とは、役職や事業の都合で表立って募集できない企業の出している求人のこと。
なかには給料や待遇が好条件の求人も含まれており、転職エージェントに登録しない限りは非公開求人をチェックすることはできません。
転職サイトの求人だけで転職活動するよりも幅が広くなり、選択肢もぐっと広がるでしょう。
第二新卒の転職支援実績
転職エージェントには、それぞれ得意分野があります。選ぶべくは、第二新卒の転職支援に強みのある転職エージェントです。
第二新卒向けではない転職エージェントを利用すると、思うような求人を紹介してもらえないこともあります。
第二新卒の求職者を多くサポートしている転職エージェントであれば、ノウハウもあり安心して利用することができるはずです。
キャリアアドバイザーとの相性
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーが担当につき二人三脚で転職活動を進めることになります。そこで重要になるのが、キャリアアドバイザーとの相性です。
キャリアアドバイザーの力量や熱意はそれぞれ異なるうえ、性格の相性もあります。ひとつのサービスのみの場合、キャリアアドバイザーの良し悪しがわかりにくいかもしれません。
キャリアアドバイザーとの相性が悪いと、思うようなサポートを受けられないなど、転職エージェントの恩恵を受けにくくなります。合わないなと感じたら、担当者変更をお願いするのもひとつの方法です。
転職サポートの充実度
転職サポートは利用するサービスによりさまざまです。転職サポートの内容が充実している転職エージェントを選ぶのもいいでしょう。
どの転職エージェントも担当がつき、希望すれば応募書類の添削や模擬面接にも対応してくれますが、それに加えて以下のような転職サポートがあるとより安心です。
- 職務経歴書作成ツール
- 適職診断
- スカウト機能
- 各種セミナー
- オンライン相談
- LINE相談
特に人気が高いのが、職務経歴書作成ツールです。職務経歴書の書き方がわからないという第二新卒も多いよう。指定項目に必要事項を入力していくだけで、簡単に職務経歴書が完成します。
簡単な診断により、適職探しのヒントになったり自己分析の助けになったりと、転職活動に役立てることができます。
電話やメールでの相談が苦手なら、LINEでやりとりできる転職エージェントもいいでしょう。短い文章でやりとりできるため、気負わず相談できるのがメリットです。
口コミをチェックする
実際に役立つサービスかどうかも気になるところです。転職エージェントの口コミもチェックしておきましょう。実際に利用した人の声は、大いに参考になるはずです。
良い口コミが多い転職エージェントであれば、安心して利用することができるでしょう。
第二新卒に転職エージェントがおすすめな理由
第二新卒の転職は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。その理由はどんなところにあるのか、確認していきましょう。
自分の強みを客観的に見つけてもらえる
どの転職エージェントを利用した場合でも、キャリアアドバイザーにより面談があります。転職のプロによりアピールポイントを見つけてもらうことができるでしょう。
第二新卒はまだ社会人としての経験が浅く、なかなか上手く自己分析できないこともしばしば。
思わぬ適性が見つかり、転職活動の軸が定まるきっかけになるかもしれません
効率良く転職活動ができる
ひとりで転職活動をすると、自己分析や求人探し、応募まですべて自分でやらなくてはなりません。
その点、転職エージェントを利用すれば担当のキャリアアドバイザーが全面的に転職活動をサポートしてくれます。
まるでマネージャーのような立ち位置でサポートしてもらえるため、効率的に転職活動を進めることができます。
質の高い応募書類を作成できる
求人への応募には職務経歴書や履歴書の提出が必要ですが、転職経験がない場合内容に自信がない人も少なくないでしょう。
応募書類を添削してもらうことができるため、内容をブラッシュアップすることができます。
書類選考でその後面接に進めるかどうか判断されるため、応募書類の良し悪しは重要です。自分では良くできていると思っていても、転職のプロの視点では見え方も違うかもしれません。
応募先に合わせた面接対策ができる
選考を突破するには、全般的な面接対策ではなく、それぞれの会社に見合った対策が必要になります。企業研究をきちんとすることで、アピールすべき自分の強みも決めやすくなるでしょう。
個人でできる対策以上の情報を得ることができる、これは転職エージェントを利用する大きなメリットです。きちんと対策しておくことで、自信をもって面接に臨むことにもつながるでしょう。
応募先との日程調整をしてもらえる
転職エージェントを利用した場合、応募先の企業との連絡のやりとりはキャリアアドバイザーが代行してくれることになります。
仕事をしながらの転職活動では、面接日の調整が最も難易度が高いところです。
同じタイミングで複数の企業に応募する場合もキャリアアドバイザーが調整してくれるため、「予定が被ってしまった!」なんて心配もありません。
第二新卒が転職エージェントを使う際の注意点
自分のペースで転職活動を進めにくい
転職エージェントで転職活動をすると、自分のペースで転職活動できないケースもままあります。転職を急いでいない場合、急かされているようでプレッシャーを感じることもあるかもしれません。
また、転職に慣れていない第二新卒の場合、流されて応募してしまう可能性も。キャリアアドバイザーの意見は参考程度にとどめ、自分の頭で考えることも大切になるでしょう。
希望と異なる求人を紹介されることもある
キャリアアドバイザーに自分の希望を伝えるものの、紹介される求人がすべて希望に即した内容とは限りません。
キャリアアドバイザーは、求職者を転職させ企業から報酬を得るという形で成り立っています。
もちろん希望とは異なるが適しているのではないかと判断して提案してくるケースもありますが、内容を見て興味が持てないなら、はっきり断ることが大切です。
また、希望と違う求人を紹介される理由には、スキルや経験と希望がかけ離れていることも考えられます。
担当者と相性が合わない場合がある
キャリアアドバイザーの質はさまざまで、相性が合う・合わないも当然あります。転職エージェントを利用するにあたり、キャリアアドバイザーの質は最重要ポイント。
また、能力は高くても性格が合わず相談しにくいなどということもあるかもしれません。担当者と合わないと感じる場合は、変更してもらうことも可能です。
「気軽に相談できる」「キャリアアドバイザーと二人三脚での転職活動」といった転職エージェントのメリットを最大限に活用するためにも、遠慮しないほうがいいでしょう。
また、変更を希望する際に合わない理由も伝えることで、次の担当者の人選に考慮してもらえる可能性があります。
第二新卒が転職エージェントを最大限に活用するコツ
希望する条件を明確にする
まずは、転職先に希望する条件をピックアップしておきましょう。さまざまな条件があるはずですが、必ずしもそれをすべて満たす求人が見つかるとも限りません。
年収や休み、勤務形態、残業の有無など、どこに重点を置いて転職先を探すのかきちんと考えておくことで、応募する先を絞り込んでいくことができるでしょう。
しっかりとキャリアプランを描く
一度就職した経験がある第二新卒は、新卒と比べてよりしっかりとキャリアプランを描けるのが強みです。
本当にやりたい仕事、得意なこと、仕事についての考え方、どんな自分になりたいのかといった点を、より明確に分析できるでしょう。
比較的転職しやすい第二新卒という時期を活かすためにも、今後のキャリアプランを考えておく必要があります。
仕事の経験は多くなくても、一度社会の仕組みや働き方を経験している第二新卒は、今後の展望も描けるはず。反対にここをおろそかにすると、転職活動が失敗に終わります。
キャリアアドバイザーを味方につける
転職エージェントのメリットを最大限に享受するには、キャリアアドバイザーとの関係性が重要になります。
キャリアアドバイザーは転職についてのノウハウを持っており、さまざまなサポートをしてくれる存在です。
キャリアアドバイザーは同時に複数名の求職者を担当するため、求職意欲の高い人を優先的にサポートすることも考えられます。
頼れるところはしっかり頼るなどしてキャリアアドバイザーを味方につけると、転職活動もスムーズに進みやすくなるでしょう。
面接対策を徹底する
第二新卒の選考では、スキルや経験よりも人柄が重視される傾向にあります。そのため、応募先に合わせてしっかりと面接対策しておく必要があるでしょう。
面接で自分をどうアピールするか、しっかり対策して臨むことが大切になります。
第二新卒は面接経験の回数も少なく、得意という人は少数でしょう。しっかり練習して、自分をアピールできるよう対策しておくのがベストです。
複数のエージェントを並行して利用する
転職エージェントは、複数を並行して利用するのがおすすめです。転職エージェントはそれぞれ保有している求人が異なるため、併用することで求人の選択肢を増やすことができるでしょう。
複数のキャリアアドバイザーに担当してもらうことで、それぞれの良し悪しも判断がつきやすくなるでしょう。
まずはサービスを並行して利用し、相性のいいキャリアアドバイザーが見つかればひとつに絞るのもいいかもしれません。
第二新卒が転職エージェントを利用する流れ
1.公式サイトから無料登録をする
まずは、会員登録です。転職エージェントの公式サイトから登録しましょう。登録フォームに沿って、必要事項を入力していきます。
- 名前や生年月日、住所などの個人情報
- 転職を希望する時期
- 現在の業種や職種
- 現在の年収
- 希望する年収
本当に適した仕事を提案してもらうためにも、現在の仕事についてはウソなく正直に入力しましょう。
2.担当アドバイザーと面談をする
登録を申し込みすると、担当のキャリアアドバイザーとの面談に進みます。面談方法には対面・オンライン・電話など、転職エージェントにより異なります。
この面談で転職活動の方向性が決まるため、事前に職務経歴書と履歴書を用意しておくのがおすすめです。
- これまでの経歴
- 退職に至った理由
- 転職先に希望する条件
せっかくの面談を有意義にするためにも、上記については事前に考えておき準備しておきましょう。
3.求人を紹介してもらう
面談後、希望やスキルに応じた求人をいくつか紹介されます。求人紹介と併せて、会社の雰囲気や内部事情などを教えてくれることもあるでしょう。
求人内容で不明な点があれば、積極的にキャリアアドバイザーに質問し、求人先に確認してもらうのがおすすめです。
なお、紹介された求人は断っても問題はありません。希望に合わないポイントや断る理由を伝えておくことで、次なる提案のマッチング率も高まる可能性もあるでしょう。
4.求人に応募する
ここ!と思える求人が見つかったら、キャリアアドバイザーにその旨を伝えて応募に進みます。実際に企業に連絡するのはキャリアアドバイザーで、直接連絡等をする必要はありません。
転職エージェントによっては、応募書類とともに履歴書だけではわからない人柄などを記した推薦文を添えてくれることもあります。
5.面接を受ける
書類選考を突破すれば、次に面接です。面接の日時調整も、応募と同様キャリアアドバイザーを通して行います。
希望すれば模擬面接などで対策してくれる転職エージェントがほとんどなので、積極的に活用するのがおすすめです。
転職エージェントによっては、担当のキャリアアドバイザーが面接に同行してくれることもあります。
6.内定後、入社日の調整をする
無事内定が出たあとは、入社日の調整です。ここもキャリアアドバイザーを通して行い、希望があれば給料や条件などの交渉をしてくれることもあります。
内定し実際に就業したあとにも、希望すればサポートしてくれる転職エージェントもあります。就業後条件が違うなどのトラブルがあれば、キャリアアドバイザーを頼るといいでしょう。
第二新卒で転職する4つのメリット
社会人経験を積んでから転職した方がいいのか悩んでいる人もいるかもしれませんが、第二新卒には第二新卒の強みがあります。
未経験の業界にチャレンジしやすい
「新卒で入社した業界や職種と全く違う仕事がしたい」そう考えているなら、できるだけ早い段階でキャリアチェンジするのがいいでしょう。
まだ仕事の経験が浅い第二新卒は、前職のやり方に染まり切っていない柔軟さが評価されます。
また、社会人経験がありはじめの研修を終えているケースがほとんどで、最低限のビジネスマナーを身に付けているため、教育に時間を割く必要がない点も重宝されるポイントになります。
若さが武器になる
転職活動は年齢が高くなればなるほど、経験やスキルが重視されます。そのため、経験やスキルが乏しいと転職活動の難易度は高まるでしょう。
思考が柔軟で会社の風土に違和感なく溶け込めること、これが若さが重宝される理由です。 今現時点でのスキルは乏しくとも、成長したいという前向きな気持ちを面接で伝えることができれば、選考突破につながりやすくなります。 新卒は同年代の多くがライバルとなり、敵はたくさんいるでしょう。それに対して第二新卒は新卒と比べてライバルが少ないのが特徴です。 基礎的なビジネスマナーを身に付けており、はじめの教育コストをかけず即戦力として育てていけることが、第二新卒が重宝される理由です。 通常の転職活動においては経験が重視されますが、第二新卒の場合は経験ではなく仕事や新しいことを学ぶ意欲といった、ポテンシャルが重視されます。 年齢を重ねるにつれ経験やスキルも見られるようになり、やる気だけでは採用につながらなくなります。 第二新卒なら面接でやる気をしっかりアピールすることで、将来の成長の見込みを評価してもらえる可能性も十分にあるでしょう。 一度転職を経験すると「嫌なら転職すればいい」と考えるようになる可能性があります。転職癖がついてしまうと、何度も転職を繰り返し、一貫したキャリアやスキルが身に付けられないこともあるでしょう。 本当に転職すべきなのか、今のままで得られるものは何かといったことを、転職する前に一度立ち止まって考える必要があります。 第二新卒は、前回の仕事を早い段階で辞めてしまっているということです。企業にとって、採用にコストをかけたにもかかわらず辞められてしまうのはかなりの痛手。 「就業してもすぐに辞めてしまう人材かどうか」という点を不安視しているケースが多いようです。 仕事への前向きさや長期的な視点のビジョンを伝え、長く頑張るつもりがある点をアピールしましょう。 転職を考える第二新卒にとって、転職活動は非常にハードルが高く感じるものでしょう。 ここでは、第二新卒が転職を成功させるポイントについて解説します。第二新卒で転職を考えている人は、参考にしてください。 第二新卒が転職を成功させるためには、自分自身がどのようなスキルを持っているかを正確に把握し、それをアピールできるようにすることが重要です。 自分自身の強みを知り、自信を持ってアピールすることで、採用担当者から注目される可能性が高くなります。 就職市場の動向を把握することで、自分自身がどのようなポジションや企業にアプローチすべきかを判断できます。 特に第二新卒にとっては、就職市場における自分自身のポジションを正確に把握することが非常に重要です。 転職エージェントを積極的に活用するのも、第二新卒が転職を成功させるポイントの一つです。 転職エージェントは、求人情報を提供するだけでなく、転職活動におけるアドバイスやサポートもしてもらえます。 エージェントとの面談で自分自身の希望や強みをしっかりと伝え、アドバイスをもらうことが大切です。 自分自身が希望する業種や職種だけでなく、それ以外の業種や職種にもアプローチすることで、求人情報の幅を広げられます。 転職活動において、自分自身をアピールする履歴書・職務経歴書を作成することも重要です。 自分自身の強みやスキルを明確にし、それをアピールすることで、採用担当者からの注目を集められます。 今回は、第二新卒が活用すべき転職エージェントについて解説しました。 第二新卒は仕事への前向きな姿勢が評価される年齢のため、転職しやすい時期でしょう。ただし、20代半ばの転職しやすい時期はそう長くは続きません。 第二新卒で希望に即した企業に出会えれば、今後さらなるキャリアアップも見込めるでしょう。 転職のプロに自己分析やこれからのキャリアについて相談し、自分を見つめ直していい転職先を見つけてみてはいかがでしょうか。新卒に比べてライバルが少ない
ポテンシャル採用を期待できる
第二新卒で転職する2つのデメリット
転職癖がつく可能性がある
すぐ退職するのでは?と不安視されやすい
第二新卒が転職を成功させるポイント
自分自身の価値を知る
就職市場の動向を知る
転職エージェントを積極的に活用する
求人情報を網羅的に収集する
自分自身をアピールする履歴書・職務経歴書を作成する
よくある質問
まとめ