秘書への転職におすすめのエージェント6選|転職成功のコツも解説
組織の中で「縁の下の力持ち」の役割を果たすのが秘書という仕事です。誰かの役に立ちたい人、サポートした相手の成功に喜びを感じられる人にとって秘書は最適の職業でしょう。
しかし、秘書に転職をしたいけれど具体的に何からはじめれば良いのかわからない、という人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、秘書に転職するために味方につけたい転職エージェントや、秘書の業務内容、転職のコツなどをご紹介します。
- 秘書への転職におすすめの転職エージェント
- 秘書の仕事内容
- 秘書への転職を成功させるポイント
秘書への転職を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
秘書への転職におすすめの転職エージェント6選
リクルートエージェント
- 秘書の非公開求人を保有している
- 秘書業務に精通したキャリアアドバイザーが在籍
- 独自分析した企業情報の提供
リクルートエージェントは、業界最大級の非公開求人が魅力の転職エージェントです。有名企業などでは、新たなプロジェクトチームを組む場合に非公開で秘書を募集するケースがあります。
そのため、秘書の非公開求人の中には一般では出会えない大企業の優良な求人が含まれます。
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは採用側の企業情報に精通しているため、秘書として実際に働く部署の職場環境や詳細な業務内容など、転職に必要な情報を提供してもらえます。
公開求人数※2024年1月時点 | 165,988件 |
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秘書の公開求人数※2024年1月時点 | 67件 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
出典:リクルートエージェント
マイナビエージェント
- 転職回数別、年代別の手厚い転職支援
- 専任アドバイザーと企業担当アドバイザーのダブルサポート
- 高いマッチング力
マイナビエージェントは、若手の転職サポートに強い転職エージェントです。キャリアやスキルに自信がない人や、はじめての転職で不安な人からもていねいで手厚い支援が好評です。
マイナビでは、企業側の情報収集を専門に扱う「リクルーティングアドバイザー」と、求職者からのヒアリングを行う「キャリアアドバイザー」両方のサポートを受けられます。
※マイナビのプロモーションを含みます。
公開求人数※2022年3月25日時点 | 34,743件 |
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秘書の公開求人数※2022年3月25日時点 | 100件 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
※マイナビのプロモーションを含みます。
出典:マイナビエージェント
doda
- 充実した転職サポートツール
- 良質な非公開求人が豊富
- 魅力的なサイトコンテンツ
dodaは、「転職サイト」と「転職エージェント」両方の機能をひとつのサイトで利用できるのが特徴です。
自分で求人を探して比較検討をしながら同時に、キャリアアドバイザーからの転職支援が受けられるため、転職活動の幅が広がります。
dodaのサイトは使いやすさも魅力です。書類作成や面接対策ではアドバイザーからのフォローだけでなく、サイトの専用ツールも活用できます。
公開求人数※2022年3月25日時点 | 122,774件 |
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秘書の公開求人数※2022年3月25日時点 | 125件 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
出典:doda
パソナキャリア
- 求人情報のうち70%が非公開求人
- 転職活動スケジュール管理の代行
- 46万人以上の転職サポート実績
パソナキャリアは利用しやすく、紹介される求人案件の質が高いことから多くの求職者から支持されている大手転職エージェントです。
キャリアアドバイザーの対応や、企業との交渉力でも高評価を受けています。
パソナキャリアのアドバイザーは各業界の専門知識が豊富なので、企業との条件交渉の成功率が高いのも魅力です。
公開求人数※2022年3月25日時点 | 39,611件 |
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秘書の公開求人数※2022年3月25日時点 | 91件 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
出典:パソナキャリア
※3出典:オリコン顧客満足度ランキング
LHH(旧Spring)転職エージェント
- 外資系、日系グローバル企業の求人多数
- 優良な非公開求人が充実
- 業界、職種に特化したキャリアアドバイザー在籍
LHH(旧Spring)転職エージェントは、世界中に拠点を持つアデコグループの転職支援サービスです。
秘書の職種の専門性を熟知したアドバイザーが担当するため、アドバイスや求人紹介が的確です。
公開求人数※2022年3月25日時点 | 17,905件 |
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秘書の公開求人数※2022年3月25日時点 | 66件 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | アデコ株式会社 |
type女性の転職エージェント
- 18年以上の転職サポート実績
- 年間5,000人以上の女性のキャリアカウンセリング件数
- 女性の転職に特化したキャリアアドバイザー
女性の転職に特化した転職エージェントをお探しなら、type女性の転職エージェントがおすすめです。
女性の転職支援に関するノウハウが豊富なので、女性ならではの転職の悩みや不安を的確にフォローしてくれます。
面接用のメイクアップサービスもあるため、秘書としてふさわしいメイクや身だしなみで面接に臨めます。
公開求人数※2022年3月25日時点 | 7,657件 |
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秘書の公開求人数※2022年3月25日時点 | 26件 |
主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
転職前に要チェック!秘書の主な仕事内容
秘書は、会社や組織の中で重要な役職についている人の庶務全般を担当する仕事です。
秘書がつくポストは企業のトップ層や医者、弁護士などが挙げられます。ここでは秘書がこなす補佐的な仕事の内容を具体的に紹介します。
- スケジュール管理
- 電話、来客応対
- メールや手紙、挨拶状対応
- 資料、文書作成管理
- ブレーン的役割
スケジュール管理
自分が担当する役職者のために、無駄や無理のない効率的なスケジュールを考えて管理します。
接待のためのお店の予約や時間調整、外出時の交通手段確保や出張時の宿泊先の手配なども秘書の仕事です。
電話、来客応対
かかってくる電話に応対し、相手や要件を正確に聞き取り、必要に応じて役職者本人に取次ぎをします。
アポイントメントをとるためにこちらから電話をかけるケースもあります。また、来客者の案内やお茶出しなどの対応も秘書の仕事です。
メールや手紙、挨拶状対応
自分が担当する役職者の仕事内容によっては、毎日大量のメールや手紙、挨拶状が届くこともあるでしょう。届いたメールや手紙などは、その日の内に必要に応じて適切な内容の返事をしなければなりません。
秘書は役職者の出勤前にメールや手紙の内容を整理しておき、その日の仕事の前に報告を行います。
資料、文書作成管理
社内や社外に渡す書類作成の代行も秘書の仕事です。
いつでも必要なときに役職者が資料を見返すことができるよう、管理するのも重要な役目です。
ブレーン的役割
日々の庶務だけでなく、秘書にブレーン的な役割を求める役職者もいます。役職者から業界の最新動向などについて意見を問われる場面もしばしばあるでしょう。
役職者に有益な情報提供を行なうために、新聞やWebなどで情報を収集しておくことも重要です。
秘書への転職に向いている人
秘書の仕事は誰でも勤まるわけではありません。役職者のサポートの役割が強いため、向いていない人も少なくないでしょう。
ここでは、秘書への転職に向いている人の特徴を紹介します。
- スケジュールやタスク管理が得意
- コミュニケーション能力が高い
- 想定外の事案にも冷静に対応できる
- 人のサポートが好き
- 口が堅い
- 記憶力が良い
スケジュールやタスク管理が得意
秘書は担当する役職者が業務に専念できるよう、スケジュール調整やタスク管理を一手に引き受けます。
日ごろからスケジュールを効率よく組むことが得意な人や、タスクの優先順位管理などを得意としている人は秘書に向いています。
コミュニケーション能力が高い
秘書は担当する役職者はもちろん、社内、社外の多くの人とコミュニケーションをとりながら業務を行ないます。
そのためコミュニケーション能力に自信がない人は秘書への転職には不向きといえそうです。
相手に見合った対応を即座にでき、自分の立ち振る舞い方を調整をするのが苦にならない人は秘書への適性があります。
想定外の事案にも冷静に対応できる
仕事をするうえでイレギュラーな事案は避けられません。完璧なスケジュールを組んでいても急遽時間や場所の変更があったり、タスクの追加があったり、予定通りにいかない事もあるでしょう。
秘書には想定外の事案にも状況に合わせた臨機応変な対応が求められます。
人のサポートが好き
秘書は表には出ない「縁の下の力持ち」的な存在です。裏方に徹して、サポートした人の成功を喜び、裏方の仕事にやりがいを感じられる人は秘書の適性があります。
口が堅い
企業の経営陣の秘書ともなれば、会社の重要案件や、機密事項などに触れる機会が日常的にあります。秘密保持ができない人は秘書にはなれません。
口が固く、情報を伝える範囲を適切に判断できる人は秘書の仕事への適性があります。
記憶力が良い
記憶力の良さは秘書の仕事には大きなメリットとなります。秘書の仕事は幅広く、いくつもの仕事を同時並行することも日常茶飯事です。
記憶力が良ければ業務を効率よくこなすことができるでしょう。
秘書への転職に役立つ資格を解説
秘書検定
そんな秘書検定には、3級・2級・準1級・1級とレベルが分かれておりますが、いずれの級も合格するには文書作成力やスケジュール管理、さらに応対方法などに関する知識が必要となります。
3級〜準1級の検定試験の筆記試験では、マークシート式と記述形式の問題が出題されますが、1級に関しては全問記述式の出題方法となっております。
なお、合格率については3級なら80%、2級では50%、さらに1級でも30%ほどと他の資格・検定試験に比べると、高めの合格率となっています。そのため、秘書を目指す方は積極的に受験していくことをおすすめします。
TOEIC
国際秘書(CBS)検定
CBSの検定試験は、プライマリー試験とファイナル試験の2段階に分かれております。プライマリー試験については誰でも受験することが可能であり、毎年5月・11月の2回行われています。
一方、ファイナル試験はプライマリー試験に合格しなければ、そもそも受験することができない上、毎年9月の1回しか実施されません。
未経験から秘書への転職を成功させるコツ
秘書という仕事は、キャリアやスキル以上に、性格や適性が問われる仕事です。そのため、適性があれば未経験でも秘書への転職は可能です。
未経験歓迎の企業へ応募する
秘書の求人の中には、未経験歓迎の求人もあります。未経験から秘書への転職を目指す人は、未経験歓迎の企業へ応募するのがおすすめです。
業界知識があれば転職後の育成機関が短期で済むため、採用企業側のメリットが大きいです。前職の経験を活かせる未経験歓迎の求人があれば積極的に応募してみましょう。
秘書に有効な資格を取得
秘書の仕事は資格が必須ではないため、特別な勉強はしなくても転職することができます。しかし未経験の場合は、秘書に有効な資格があればアピール材料となります。
秘書技能検定試
CBS(国際秘書)検
ビジネス文書検定
秘書に有効な資格の中でも知名度が高いのが「秘書検定」と呼ばれる秘書技能検定試験です。筆記試験に面接試験がプラスされる準1級以上の資格があればより有効です。
また、英語力に自信がある人は「CBS検定」を取得して外資系企業などのバイリンガルセクレタリーを目指すのもおすすめです。
「ビジネス文書検定」では、ビジネス特有の言葉遣いやマナー、文書作成スキルの証明ができます。
ビジネス文書の基本が備わっていれば、役職者に代わってメールや挨拶状などに返事をする機会が多い秘書の仕事で役に立つでしょう。
転職エージェントを活用
転職エージェントを活用すれば、適性を把握したうえで秘書の求人紹介を受けられるうえ、書類添削、面接対応、条件交渉などをすべて無料でサポートしてもらえます。
秘書の求人は件数が少ないため、転職エージェントに登録して、非公開求人からも紹介してもらえれば転職先の選択肢が増えます。
秘書への転職でエージェントを利用するメリット
非公開となっている求人を入手できる
転職エージェントを活用すると、通常では公表していない非公開求人の情報を入手できます。選択肢を少しでも増やすことができるので、自分に合った求人を見つけやすくなります。
また、非公開求人は好待遇であることが多いのがメリットとなります。
エージェントに掲載を依頼する企業からすると、費用を払ってでも効率良く優秀な人材を獲得したいといった背景があるためです。
職場への退職方法をアドバイスしてもらえる
退職方法についてもキャリアアドバイザーからサポートしてもらえます。
会社には労働者の退職を拒む権利はないため、本来ならば引き止めることはできませんが、そうはいっても会社・上司によっては退職を認めてくれない場合もあります。
そういった方に向けて、転職エージェントでは退職報告でトラブルに巻き込まれないためのアドバイスをしてくれるのです。
「このように言われたらこう答える」というようなマニュアルを知っておくことで、予想していなかった質問が来ても慌てず対処できるようになります。
キャリアプランについても相談に乗ってもらえる
エージェントでは転職活動に必要なサポートだけでなく、今後の人生についてのキャリアプランについても相談に乗ってくれます。
求人探しや面接指導を受けて内定を貰うことはもちろん大事です。
そんなキャリアプランを、転職のプロであるアドバイザーと一緒に考えていくことで、より細かく見つめていくことができるのです。
大手エージェントを利用すれば、思ってもみなかった業界・企業に適性を見つけられるかもしれません。
秘書業界に強い転職エージェントの選び方
自分の世代・希望業界にマッチしている求人があるか
どの転職エージェントに登録するか迷われている方は、自分の年代や秘書の求人がどれだけあるのかを、しっかりと把握するところから始めましょう。
よって、あらかじめそういった部分について理解しておかなければ、再度エージェントを選び直さなければいけない可能性も出てきます。
また、秘書に転職してどれくらいの年収が欲しいのかといったことも考えておきましょう。年収アップを望むのであれば、ハイクラス求人を扱っているエージェントに登録すべきです。
キャリアアドバイザーの質は低くないか
自分の担当となるキャリアアドバイザーの質が、どれだけ高いかを考えることも転職エージェントを選ぶ方法の一つです。
そうならないためにも、アドバイザーの質や自分との相性がどれだけ良いかを把握しておく必要があるのです。
もし利用し始めて理想のアドバイザーでないと感じたら、変更を申し出ることも頭に入れておきましょう。人によっては「真剣に考えてくれたのに申し訳ない・・」と感じるかもしれません。
仕事終わりでも通える場所にあるか
自宅や職場から通いやすい場所に営業所が構えられているかといった部分も、エージェントを選ぶために欠かせないポイントの一つです。
近年では、電話やZOOMをはじめとしたオンラインツールでも、対応をしているエージェントは多いです。サポートの質についても、そこまで見劣りすることはないでしょう。
普段働いている方であれば、自宅や通勤路の途中に営業所があれば、通いやすくなるためしっかりと確認しておきましょう。
よくある質問
秘書の経験がなくても転職はできますか?
企業の経営に関して、大きなカギを握っている経営者の考えを間近で、吸収することができるところにやりがいを感じる方が多いようです。そんな重役の方と一緒に仕事ができることで、自分自身も大きく成長できる点にやりがいを感じる人は多いです。
求人ボックスが2022年3月に公表した情報によると、秘書の平均年収は約337万円となっています。令和2年度の日本全体における平均年収が約 万円であるため、秘書の平均年収は少し低めの金額であることが実情です。しかし、大手企業や外資系企業の秘書の中には年収が1000万円ほどになることもあるので、一概に秘書の年収が低いとは言えないことも事実となっています。
出典:求人ボックス
秘書というのは、上司・役員のスケジュールに合わせて行動しなければいけないため、多忙な日々を送りやすいです。そのため、自分のプライベートが少なくなることも多々あります。しかし、自分が携わる上司の手助けをすることによって、その人の動きが円滑に回るようになると、大変だと思っていたことでもやりがいに変わるでしょう。
まとめ
秘書への転職についてご紹介しました。秘書は、企業や組織の経営層、プロフェッショナルを支える重要な役割を果たす、やりがいのある仕事です。
転職先を決めるときはその会社のトップ層のサポートをしたいと思える企業を選ぶ必要があります。
秘書の非公開求人取り扱い件数が多いエージェントを複数掛け持ち登録しておけば、多くの企業からよりマッチングの高い転職先を選ぶことができます。
自分に合った転職エージェントを味方につけて秘書への転職活動を効率的に進めましょう。