既卒の就職は厳しい?企業が既卒者に求めることは?就活方法を紹介

既卒の就職は厳しい?企業が既卒者に求めることは?就活方法を紹介

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「既卒者は就活に不利なのだろうか」と疑問に思う方も多いでしょう。

実際に、厚生労働省の「令和4年度3月大学等卒業者の就職状況」によると、大学生の就職率は95.8%高いため、既卒者は珍しく就職活動における難易度も高くなるでしょう。

また、既卒の就職は「新卒」や「第二新卒」で就職活動の方法に違いやコツはあるのでしょうか。

この記事では、既卒者の就活の実情や、成功するためのコツを徹底解説。また、既卒者におすすめの就活方法もいくつかピックアップし紹介しています。

これを読めばスムーズに既卒の方の転職・就職活動が進められるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
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既卒とは?新卒との違いは?

既卒とは、大学・専門学校・高校などの学校を卒業してから一度も社会人経験がない人のことを指します。

明確な定義はありませんが、一般的には卒業してから3年以内の人を指すことが多いでしょう。

 若年層のニートやフリーターは既卒者に当たる場合が多いです。

間違われやすい言葉に「新卒」や「第二新卒」という言葉があります。第二新卒は、社会人経験のある、学校を卒業して3年以内の若手を指します。

一方、新卒は、既卒と同様、全く社会人経験がない人を指しますが、その年度内に学校の卒業が決まっている学生を指します。

「新卒」や「第二新卒」の人は卒業後ブランクなく就職した人のことですね。

既卒者の就職は厳しい?

結論から述べると、既卒者の就職は新卒に比べて厳しい傾向にあります。

日本は新卒カードがあるぐらい、新卒が有利であるため当然ともいえます。

しかし、あくまで「厳しい」だけであり、既卒者でも就職は十分可能です。とくに人手不足な業界、年齢の若さが重要視される業界などであれば、採用される可能性は高くなります。

新卒から倍率が殺到するような企業に入るのは難しいにしても、就職自体は可能であるため積極的に早めにチャレンジしていきましょう。

 既卒者の内定獲得は他の既卒者と差を付けるだけではなく、企業、業界選びも重要になってきます。

いずれにしても早めに行動するのに越したことはありません。就職したいと思ったら、1日でも早く行動しましょう。

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既卒の就活が厳しい理由は?

既卒の就職が難しいのは、「新卒ではない」以外の理由があります。

ここからは、既卒の就活が難しい理由を新卒含めてみていきましょう。

既卒の就活が難しい理由を押さえて、具体的な対策方法を考えるのに役立ててみてください。

既卒の就活が難しい理由
  • 就職への意欲が低いと思われることがあるため
  • 新卒に比べて不利であるため
  • 中途枠で競った際に他の人に勝てないため

就職への意欲が低いと思われることがあるため

近年、働き方が多様化しているといっても、日本の多くの学生は新卒として就職をするのが一般的です。そのため、「既卒者=働く意欲がない」と思われて、就職が厳しくなってしまいます。

もちろん、転職意欲の高さをアピールできれば問題ありません。

また、転職意欲が低いと思われるだけではなく、「今まで採用されなかったのは応募者に問題があるからではないか?」と疑う人事もいます。

 印象アップ、内定率を少しでも上げるためには、既卒であることを聞かれた際にしっかりと答えて、志望動機や自己PRの対策をしておきましょう。

就活が苦手な方は、既卒者向けの就活サービスを利用して書類の添削や求人探しを手伝ってもらうのがおすすめです。

新卒に比べて不利であるため

最初に述べたように日本は「新卒カード」があるほど、新卒というだけで就活市場で有利に動けます。

なかには、基本的に新卒採用しか行っていない企業もあります。

対して既卒者は新卒に比べて不利であるため、どうしても就活が厳しくなってしまうのです。

行きたい企業が決まっていない場合は既卒者でも問題がないと感じることが多いものの、すでに「◯◯企業で働きたい」と目標がある方は思ったように就活が進まないこともあります。

 既卒者の場合は新卒採用しか行っていないときのために、行きたい企業に加えててどのような業界、どういった条件で働きたいのかまで決めておきましょう。

「とりあえず就職できればいい」といった考えで勤めても、すぐに離職してしまう原因となります。条件や今後のキャリアを踏まえて、就職先を考えましょう。

中途枠で競った際に他の人に勝てないため

既卒者は中途枠で応募することになり、その際に他の方と競った際に勝てないことがあります。そもそも、中途枠はポテンシャルではなく、スキルや実績が評価基準です。

企業によっては若手を欲しがることもありますが、基本的に中途枠はスキルが重要視されます。

つまり企業側はスキルのない既卒者よりも、すでに社会人経験を積んだ中途者を採用したくなるということです。

 既卒者の就活では、社会人経験のある応募者を差し置いてでも、既卒者のあなたを採用したいと思わせなければなりません。

とくに人気企業や待遇の良い企業であればあるほど、応募者が集まるため既卒者の就職は厳しくなります。

既卒者の就活方法4選を紹介

既卒者は新卒や社会人経験のある人よりも就活が難しいからこそ、多くの就活方法を知っておく必要があります。

状況に応じて、賢く就活方法を選択していきましょう。

既卒者でこれから就活をする予定の方、すでに就活をしている方は参考にしてみてください。

既卒者の就活方法4選
  • 未経験者OKの企業へ応募
  • アルバイト・派遣社員から正社員への登用
  • 就活サービスの利用
  • 人手不足の業界を選ぶ

    未経験者OKの企業へ応募

    スキルや実績があるのに越したことはありませんが、未経験者OKの企業もあります。そういった企業へ応募してみるのも、1つの就活方法です。

    未経験者OKであれば、ポテンシャルや人柄重視であるため、採用される可能性は高くなります。

    そもそも、既卒者が人気の企業でスキルが重要視されるのは現実的ではなく、就活途中でモチベーションすら失ってしまう可能性もあります。

     近年は人手不足に悩まされている企業が多く、未経験者OKと掲載されている求人は珍しくはありません。そういった求人では志望動機や自己PRをしっかりと対策すれば、採用される可能性は十分あります。

    また、年齢も若ければ若いほど有利になるため、早めに行動することをおすすめします。

    アルバイト・派遣社員から正社員への登用

    アルバイト・派遣社員から正社員への登用も、就活方法の1つです。

    派遣社員から正社員への登用は簡単なことではありませんが、業務に対する姿勢が評価されれば正社員になれる可能性はあります。

    紹介予定派遣であれば、正社員になれる可能性もアップします。

    またすでにアルバイトをしている場合は、その企業から正社員の誘いを受けることもあります。

     アルバイト・派遣社員から正社員への登用は、あらかじめ職場の雰囲気を把握できているため、「思っていたのと違う」となりにくい魅力があります。

    一般的な就活とは違ったルートになりますが、「職場の雰囲気がわからず不安」といった方には、アルバイト・派遣社員から正社員への登用が適しています。

    就活サービスの利用

    現在は既卒者向けの就活サービスが充実しており、1人での就活が不安な方におすすめです。就活サービスでは、具体的に次のサポートを受けられます。

    就活サービスで受けられるサービス
    • 自己分析
    • 求人紹介
    • 書類の添削
    • 非公開求人を閲覧できる

    就活サービスは基本的に担当コンサルタントと二人三脚で就活をしていきます。

     「応募動機や自己PRがわからない」「面接に自信がない」といった方は、サポートを受けられる就活サービスを利用していきましょう。

    就活サービスは基本的に無料で利用できます。転職支援実績が豊富、サポートが充実している就活サービスを利用して、スムーズに就活を進めていきましょう。

    人手不足の業界を選ぶ

    何度か述べたように、日本の就活市場は新卒者が有利となっており、中途採用にしてもスキル・実績が重要視されます。とくに人気な企業ともなればその傾向が強くなるため、人手不足の業界を選ぶとスムーズに就活がいきます。

    人手不足の業界ならば、スキルよりもポテンシャルや人柄が重視される傾向にあります。

    人手不足の業界は「待遇が悪い」「労働環境が劣悪」といったイメージがありますが、待遇の良い企業も存在します。

    行きたい業界が決まっておらず、とにかく正社員として働きたい場合は人手不足の業界がおすすめです。

    人手不足の業界
    • 建設
    • 福祉
    • 飲食・サービス
    • 運送

    人手不足だからこそ、経験を積めば給料が大幅にアップする業界もあります。

    あえて人手不足の業界を選び、そこでスキル・経験を積んで、将来的に同業界の待遇の良い企業に転職するのも1つの手段です。

    既卒者がアピールできる強みは?

    既卒者の強み
    • 熱意やポテンシャルがある
    • 素直さ・柔軟性がある
    • すぐに働き始められる
    • 新卒よりも職種を選択でき、人材育成がしやすい

    既卒者ならではの強みを知り、自分をしっかりアピールする準備をしておきましょう!

    熱意やポテンシャルがある

    社会人経験がなく、実際の仕事ぶりなどの検討がつかない既卒者の採用では、熱意やポテンシャルなどで判断されることになるでしょう。

    社会人経験がないという点では、新卒者と同じです。「自分は社会人経験もないし…」と心配する必要はありません。

     既卒者は採用後にビジネスマナー研修など、基本的な研修から受けることになるでしょう。

    「熱意・ポテンシャル」という言葉はとても曖昧ですが、自分のキャリアプランと企業のビジョンを重ねて、前向きな志望動機が伝えられると印象がいいでしょう。

    企業は、将来自分の企業のために活躍してくれれそうな、意欲を持って仕事に臨んでくれる若い人材を探しています。

    企業が求めている人材像を理解するのも大切でしょう。

    素直さ・柔軟性がある

    既卒者を採用する企業は、社会人としての基礎を一から教える必要があるという前提で採用活動を行います。先輩社員が教育しやすい人材の方が好感を持たれます。

    今は何もできなくても、素直に学ぶ姿勢があったり、柔軟な適応力があれば、企業から関心を持たれるのではないでしょうか。

     中途社員と異なり、他の企業と比較されない点では新卒や既卒者の方が、企業側が教育しやすい人材と言えるでしょう。

    ある程度社会人経験を積んでいる中途採用者は「社風に馴染めない・以前の会社のやり方が抜けない」などという悩みを持ちやすいです。

    一方、新卒や既卒者は、その企業で一から社会人のマナーや仕事のやり方を教えるので「社風に馴染みやすい」「素直に仕事を学べる」という傾向があります。

    すぐに働き始められる

    新卒者と比較した時に、既卒者がアピールできるポイントは、4月入社に限らずいつでも入社が可能という点でしょう。

    企業によっては、急な人材の不足でなるべく早く働ける人を採用したいという場合もあります。

     最近では4月だけでなく10月採用に力を入れている企業も多いです。

    企業の要望に合わせていつでも働き出せるという柔軟な姿勢は、企業側からは好印象でしょう。いつでも働き出せる心構えで就活にのぞむと、チャンスが広がります。

    既卒の就活では、どんなに小さなチャンスも逃さないことが大切です!

    新卒よりも職種を選択でき、人材育成がしやすい

    新卒採用の多くは、総合職での採用した後に研修を行い各部署に配属を決めます。これは、それぞれの適性を考慮するためです。そのため自分で希望した職種で働けないという懸念点も出てきます。

     その点、既卒は職種をはっきりと定めてからの応募となるため、入社後のミスマッチが生まれません。

    企業としてもその職種に情熱を持って取り組んでくれる人材が欲しく、人材育成にも力を入れることができます。

    また、自分の将来のビジョンが明確方やりたいことが決まっている方などは、メリットであると言えます。

    職種が選べるのは既卒の強みですね!

    既卒者の就活を成功させる3つのコツ

    既卒者の就活を成功させるためには、コツを抑える必要があります。

    がむしゃらに就活していても、内定率はアップしません。

    これから紹介する就活を成功させるコツを抑えて、スムーズに就活を進めていきましょう!

    既卒者の就活を成功させるコツ
    • 既卒を歓迎している求人へ応募する
    • 就活サービスを利用する
    • 人脈を広げておく

    既卒を歓迎している求人へ応募する

    既卒者は新卒歓迎やスキル重視の求人よりも、既卒を歓迎している求人への応募がおすすめです。

    既卒歓迎の求人では下記のように情報が記載されています。

    既卒歓迎の求人の特徴
    • 未経験者歓迎
    • 既卒歓迎
    • スキル未経験OK
    • 人柄重要視

    既卒歓迎の求人であれば、引け目を感じる必要もありません。

     既卒歓迎の求人は、基本的にポテンシャルや人柄採用です。そのため、面接・書類対策をすれば、内定する可能性は十分あります。

    応募者が殺到する人気企業は新卒、中途者でスキルがあったとしても採用されるかはわかりません。対して、既卒歓迎の求人は採用される可能性が高く、モチベーションが保たれたまま働くことが可能です。

    就活サービスを利用する

    一人で就活を進められない方は、就活サービスを利用するのがおすすめです。先程も述べたように、就活サービスではさまざまなサービスを受けられます。

     1人で就活を進められる方であれば必要性はないものの、客観的なアドバイスや求人紹介をされたい人は利用するべきです。

    また、就活サービスでは好条件かつ応募者の少ない非公開求人の閲覧も可能なため、少しでも条件の良い企業に努めたい人にもおすすめです。

    就活サービスといってもさまざまですが、基本的に無料で利用できるため、登録だけでもしてみましょう。

    就活サービスのコンサルタントの方たちは、多くの方の就活をサポートした実績があることから、安心して就活を進められます。

    人脈を広げておく

    親や友達の紹介から、内定が決まるのも珍しいことではありません。とくに小さい会社ともなれば、紹介から正社員として働くのはよくあることです。

    ただでさえ就活が難しい既卒者の場合、紹介から働く方法は得策です。

     ただし、紹介する側はあなたを信頼しているからこそ、仕事を紹介しています。内定を辞退したからといって失礼にはならないものの、ギリギリで内定辞退するといったことは避けましょう。

    また、知り合いが働いている企業だから大丈夫だろうと思わず、その企業についてしっかりと調べておくようにしてください。

    友人から紹介されて何も考えずに入社し、「聞いていた話と違った」というのは珍しいことではありません。

    友人からの紹介はあくまできっかけ、入念な下調べをしたうえで働くか決めましょう。

    既卒の就活の面接対策をご紹介!

    就職・転職どちらにしても面接はどこの企業でも実施されますが、既卒の方に対しては質問される内容が新卒の人と異なります。

    「なぜ新卒で就職しなかったのか?」「今になって就職しようとした理由は?」などと対策しておく必要がある場合が多いでしょう。

    以下では、答え方や考え方などについて詳細に解説していきます。

    空白期間を過ごした上でどう活かしていくかを考える

    大学卒業後は就職活動を行って企業に入社することが通常だと企業は考えます。しかし、新卒で就職せずに既卒になっていると企業は疑問を抱きます

    「就職活動を優先せずに他のことをしていたのではないか」というように最初の印象はあまり良くないのが実状でしょう。

    しかし、既卒になっている事実は変えられないので、どう伝えるかが重要となります。「内定を貰えなかったから就職しなかった」といった言い訳だけで終わらせないようにしましょう。

    これから自分がどのような意気込みを持っているかを伝えられるかどうかが大事です。そのためには、できる限り明るくハキハキとした口調で話すことを心掛けるべきです。

     口調が暗くなってしまうとさらにマイナスな印象を与えてしまうので注意しましょう。

    就職しようと思った理由を明確に答える

    既卒の人は面接で「なぜ今のタイミングで就職しようと思ったのか?」といったことをよく質問されます。ここで大事なのが、正社員でなければいけない理由をきちんと話せるかどうかです。

     「人の役に立つ仕事がしたい」「今までの自分を変えたい」といった抽象的な内容を伝えると、「それならアルバイトでもいいのでは?」と突っ込まれてしまいます。

    そんな返され方を避けるには、責任感・やりがいを強調して正社員になるための明確な理由を回答するように意識すべきです。

    社会人として最低限の常識・マナーを守る

    何を言うかを考えることももちろん大事ですが、それ以前に社会人として最低限のマナーを弁えておかなければいけません。

    まず、当然ですが遅刻は厳禁です。指定されている時間より5~10分ほど前には受付を終えておきましょう。

     30分以上早く到着してしまうとかえって迷惑になることもあるので注意しましょう!

    また、企業によっては履歴書(経歴書)を持参するように指示されることもあります。その際、クシャクシャにならないようにクリアファイルに入れて持ち歩くべきです。

    カバンに入らないからといって用紙を折ってしまうのは印象が良くないので、折らなくても収められるファイルを用意しましょう。

    話し方にも気を付ける

    元気が求められる職場でアルバイトをしている方は特に注意が必要ですが、面接官と会話する際は上品な言葉遣いをするように意識しましょう。

     「そうですね~」というように語尾を伸ばさないようにも気を遣いましょう。

    社会人の基本として、目上の方と会話する際は正しい敬語を使わなければいけません。面接の時だけでなく、仕事を始めてからも欠かせないスキルとなるでしょう。

    既卒向け自己PR例文をご紹介

    既卒のままでいた理由に焦点を当てた例文

    ポイント
    • 既存でいた理由を一行目で簡潔に伝える
    • 取り組んできたことで何を吸収したかを話す
    自己PR例文

    新卒で就職活動を行う時点では、「自分が何をしたいのか」「何をすべきなのか」が分かりませんでした。周りは順調に内定を貰い始めている中で、何もしていない自分に嫌気がさすことも多々ありました。

    しかし、これから先長い人生を歩んでいく中で焦って適当に就職先を選んでしまっていいのかと考えたため、就職しないという道を選びました。

    そして、卒業してから今までの間に改めて自分と向き合うべく今まで訪れたことのない土地に行き、多くの人と会話するようにしました。

    その結果、コミュニケーション能力や行動力が身に付けられたと実感しています。このような強みを活かして、御社での取り組みにも貢献していきます。

    学生時代の過ごし方をアピールした例文

    ポイント
    • どんな努力をしてきたのかを伝える
    • アルバイトで得たものは内定先の企業でどう活かせるのかを記載する
    自己PR例文

    私は大学に入ってから今までの間、焼き肉店でアルバイトをしていました。そのため、コミュニケーション能力や対応力には自信があります。

    働きたての頃は、覚えるメニューが多く落ち着いて対応することができませんでした。しかし、先輩から教えられたことは細かいことでもメモを取り、行き帰りの電車や家に帰ってから確認するようにしました。

    その結果、徐々に業務をこなせるようになり、先輩や店長から信頼され始めました。そして最終的にはホールリーダーを任されるまでになりました。

    このような経験から私は継続することの大切さ、何事も臨機応変に動くことの重要さを身をもって実感しました。

    御社で働く際にも、場所・相手などに応じて柔軟に対応することを心掛けます。

    既卒者におすすめの転職時期は?

    例年、1〜4月または、10〜11月に求人の募集が増える傾向があります。既卒者の転職も、この時期が狙い目と言えるでしょう。

     定年退職者や、早期退職者が多いタイミングで、求人募集も増加します。

    4月と10月が、それぞれ内定が出るピークの時期といえますから、内定獲得時期を逆算して1〜2ヶ月前から動き出しておくといいでしょう。

    近年は、優秀な人材を獲得するために、早め早めに動き出す企業も増えています。出だしで躓くことがないように、余裕を持って準備を進めるといいでしょう。

    特に大企業を狙う場合は、早めからの準備が大切です!

    既卒向け転職エージェントの選び方

    既卒が内定を獲得するには、既卒に合った転職エージェントを利用する必要があります。

    ポテンシャル採用であるため、スムーズに転職活動できるかが鍵です。
    そこでここでは、具体的に既卒向け転職エージェントの選び方をみていきましょう。
    既卒向け転職エージェントの選び方・コツ
    • サポートが充実しているかどうか
    • 複数の転職エージェントに登録
    • 既卒に特化した転職エージェントを利用する

    サポートが充実しているかどうか

    既卒は転職がしたことがないため、サポートをしてくれるかどうかはとても重要です。

    初めての転職は不安が多いものです。

    転職エージェントではヒアリングから応募、内定までしっかりとサポートをしてくれます。

     さらに書類の添削も行ってくれます。そのため、志望動機が思い浮かばない方でも安心です。

    転職が初めての方にとって、サポートが充実している転職エージェントを利用しない理由はありません。

    複数の転職エージェントに登録

    転職を成功させるのに最も重要なことは、「複数の転職エージェント」に登録することです。

    転職エージェントによって質や特徴は大きく変わります。

    最初に複数の転職エージェントに登録しておけば、それだけ転職成功率も高まります。

     複数の転職エージェントへの登録は手間のかかることですが、必ず登録しましょう。

    冒頭でも述べたように既卒者の内定率は新卒者の約半分、そしてポテンシャル採用であるため、すぐに転職を成功させなければなりません。

    既卒に特化した転職エージェントを利用する

    転職エージェントのなかには「20代・既卒」に特化したものがあります。

    転職エージェントの種類もさまざまです。

    既卒者は実務経験がないものの、年齢が若いため将来の期待を込めて採用される可能性があります。

     未経験だからこそ、自分の長所や志望動機をしっかりと記載して、志望企業に熱意が伝わるようにしなければなりません。

    既卒に特化した転職エージェントを利用すれば、さらに手厚いサポートである面接対策や書類の添削を受けられます。

    既卒向け転職エージェント利用の流れ

    既卒向け転職エージェント利用の流れは、次の5ステップに分けられます。

    【既卒向け】転職エージェント利用の流れ
    1. 転職エージェントへ登録
    2. キャリアアドバイザーとの面談
    3. 気になる求人に応募or求人の紹介
    4. 選考
    5. 内定

    ここでは、それぞれの内容をみていきましょう。

    1.転職エージェントへ登録

    先ほど紹介した点を踏まえて、転職エージェントへ登録します。転職エージェントの登録では、個人情報からキャリアについて詳しく聞かれます。

    転職エージェントで記載すること
    • 本名
    • メールアドレス
    • 生年月日
    • 性別
    • 住所
    • 求人の希望条件
    • 希望業種
    • 職務経歴

    情報をしっかりと記載しないと、希望から大きくハズレた求人が紹介されてしまいます。

    転職先に希望があれば、しっかりと記載をしましょう。

    また、当たり前ですが「働いていた」という偽造はやめましょう。

    2.キャリアアドバイザーとの面談

    面接可能な日程を設定後、キャリアアドバイザーとの面談を行います。キャリアアドバイザーとの面談内容は、希望している業界や不安な点などを話し合います。

    キャリアアドバイザーとの面談内容
    • 自己紹介
    • アピールポイント・自身の強み
    • 今後の方向性
    • 希望している待遇

    なお、新型コロナウイルスの感染対策によってオンライン面談も可能です。しかし、転職エージェントによって異なるため事前にチェックしておいてください。

     もしも担当キャリアアドバイザーの要望がある場合は、事前に要望を伝えておきましょう。

    3.気になる求人に応募or求人の紹介

    キャリアアドバイザーとの面談後は求人応募に移ります。また、キャリアドバイザーからもヒアリングをもとに求人を紹介されます。

     求人を紹介されて希望している条件と大きく異なる場合は、キャリアドバイザーに話が伝わっていない可能性があります。

    もしも求人の企業情報や労働環境に不安がある場合は、転職エージェントに話を聞いてみてください。記載されていない情報を共有してもらえるはずです。

    4.選考

    企業へ応募後は書類選考・面接が行われます。書類選考に通過すると面談が行われ、その後に内定かどうか決まります。

    いずれもしっかりとした対策が必要です。

    年齢が若いからといって対策をしないのはNGです。必ず対策をするようにしてください。

    5.内定

    採用が決まったら、転職エージェントの方から内定のお知らせがきます。

     入社日の調整や雇用条件の交渉は、転職エージェントがすべて代行してくれます。

    入社後に不安なことがあれば、担当コンサルタントに聞きましょう。

    転職エージェントは応募から内定までしっかりとサポートしてくれるため、安心してください。

    既卒の就活におすすめ転職エージェント8選

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    リクルートエージェント公式サイトスクショ

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    さらに、リクルートエージェントでは全国の求人を取り扱い、さまざまな地域に対応しています。

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    出典:キャリアパーク就職エージェント

    ハタラクティブ

    ハタラクティブ

    おすすめポイント
    • 業種・職種未経験やフリーター向け求人が多数
    • 書類の書き方や面接指導などの手厚いサポート
    • 3人に2人が未経験から正社員の転職に成功

    ハタラクティブは業種・職種未経験やフリーター向け求人を多く取り扱っている転職サイトです。実際に、ハタラクティブでは3人に2人が未経験から正社員の転職に成功しているデータがあります。

     ハタラクティブは、書類の書き方や面接指導などの手厚いサポートが充実していることが特徴です。

    また、メールだけでなくLINEを利用して連絡を取ることもできます。「相談したいけど長い文章を送るのは面倒」という方も気軽にいつでも相談することが可能です。」

    最短60秒で登録ができ、スムーズに転職活動をスタートできます。

    職歴に自身のない方や、転職が初めての方におすすめです!

    公開求人数※2022年1月15日時点非公開
    主な機能
    • 求人紹介
    • 就活アドバイザーによるカウンセリング
    • 1社ずつの面接対策
    • チャットツールでの気軽な相談
    利用可能地域全国
    運営会社レバレジーズ株式会社

    出典:ハタラクティブ

    ジェイック

    ジェイック

    おすすめポイント
    • 就職成功率81.1%
    • 入社後のサポートも充実
    • 最短2週間で内定先が決まる!

    20代のフリーター、第二新卒、既卒の転職に強い転職サイトです。就職するための研修講座が無料で開講されていて、受講すると書類選考なしで約20社と集団面接を進めることができます。

     就職成功率は81.1%と、フリーターや既卒の平均的な内定率である34.4%を大きく上回っており、入社後の定着率も91.5%と非常に高いのが特徴です。

    中には、女性専門のや中退者専門の就職支援などそれぞれの事情に特化した転職活動を行えます。企業に入社後も新入社員向け無料講座するなどのサポート体制が充実しています。

    また、無料の適性診断の結果をもとに、求職者に合う企業を提案してくれるので、自分に合った求人が見つかりやすいです。

    正社員の経験がない方や未経験の方などにおすすめです!

    公開求人数※2022年1月15日時点非公開
    主な機能
    • 専任の担当スタッフによる面談
    • 就職支援講座
    • 企業分析
    利用可能地域全国
    運営会社株式会社ジェイック

    出典:ジェイック

    DYM就職

    DYM転職

    おすすめポイント
    • フリーター・ニート向けエージェント
    • 応募書類を添削してくれる
    • 利用者からの高い満足度を誇る

    DYM就職は、フリーター、ニート、既卒や第二新卒の就職に特化したサービスです。

     利用者からは高い満足度を誇っており、5,000人以上を就職に導いている安心の実績があります。

    紹介している求人の業種数はIT、不動産、システム、営業など幅広い業種を取り扱っているため、希望の転職先が見つかりやすいのが特徴です。

    また、DYM就職は全国の主要都市に拠点を構えているため、Uターン転職もスムーズに進めることが可能。

    業種や地域など、細かく条件が決まっている方におすすめの転職サイトです!

    公開求人数※2022年1月15日時点43件
    主な機能
    • 求人紹介
    • エージェントによるキャリア相談
    • 提出書類の指導
    • 服装指導
    • 面接練習
    利用可能地域全国
    運営会社株式会社DYM

    出典:DYM就職

    えーかおキャリア

    えーかおキャリア

    おすすめポイント
    • 面接対策からキャリアプランの相談まで、幅広い相談が可能
    • 入社後の定着率96%!
    • 未経験での正社員就職サポートも可能

    えーかおキャリアは20代の転職サポートに特化した転職エージェントです。担当アドバイザーと二人三脚で転職活動を進めることができ、Googleの口コミには約2週間で内定をゲットできたという声も多くありました。

    アドバイザーはマンツーマンサポートとなるため、「転職したいけれど何から始めるの?」「やりたい仕事がわからない」といった相談を気軽にすることができるでしょう。

    えーかおキャリアの利用者の8割以上が内定をゲットしています。入社後の定着率は97%と企業とのミスマッチも最小限に抑えることができます。
    公開求人数非公開
    主な機能
    • 求人紹介
    • エージェントへの相談
    • 面接練習
    利用可能地域東京・大阪
    運営会社株式会社DYM

    就職shop

    就職Shop公式サイトスクショ

    おすすめポイント
    • 利用者数10万人以上
    • 未経験・20代の若者に特化
    • 一人ひとりに寄り添う専任コーディネーター

    就職shopは学歴・職歴・社会人経験不問の未経験・20代にの若者に特化した転職サイトです。利用者数は延べ10万人以上と高い実績を誇っています。

     経験豊富な専任のキャリアコーディネーターが、一人ひとりに寄り添って転職活動を支援してくれます。

    また、書類選考なしで面談まで進めることができるため、できるだけ転職活動をスムーズにすすめたいかたにもおすすめです。

    就職shopでは、100%直接訪問して取材した求人しか取り扱っていないので、労働環境、職場の雰囲気、教育体制などネットだけでは分からない情報を聞くこともできます。

    学歴や職歴に自身のない方でも面談まで進めることができますよ!

    公開求人数※2022年1月15日時点非公開
    主な機能
    • 求人紹介
    • エージェントによるキャリア相談
    • 企業情報、業界情報の提供
    • 面接設定や合否確認など応募企業との調整
    利用可能地域首都圏および関西中心
    運営会社株式会社リクルート

    出典:就職Shop

    よくある質問

    既卒者のおすすめの就職時期は?
    1〜4月入社または、10〜11月入社向けの求人は、例年募集が多い傾向があります。入社時期の1〜2ヶ月前から転職活動を始める必要があるので、早めに動き出しましょう。
    既卒者の就活は厳しい?
    既卒者の就活は、比較的厳しいでしょう。新卒者と比べるとマイナスに見られることも多いです。
    しかし、近年は売り手市場なので、企業にうまくアピールできれば、採用の可能性も十分にあるでしょう。
    既卒者のイメージは悪い?
    学校卒業後、すぐに働き出す人が多い日本では、卒業後のブランクがあるということにマイナスイメージを持つ企業もあります。しかし、留学や海外インターンなど、ブランクがある理由をしっかり説明できれば、プラスに捉えてもらえることも可能でしょう。
    既卒者の就職がうまくいかない理由は?
    既卒者の就活で多いのが、そもそも、あまり就活に取り組む気がないというケースです。熱心に活動しなければ、就職が決まらないのも仕方ありません。
    既卒者におすすめの就活方法は?
    求人サイト・転職エージェント・ハローワーク・ジョブカフェなどの利用が可能です。

    新卒に比べて求人の少ない既卒者の就活では、企業への直接応募を検討しましょう。企業によっては、新卒の求人に応募可能な可能性もあります。
    既卒者がアピールできることは?
    まだ年齢的にも若い既卒者の就活では、熱意やポテンシャル、素直さなどをアピールするといいでしょう。若くてやる気のある人は、採用したい企業も多いでしょう。
    既卒者の就活を成功させるためには?
    新卒で就活しなかった理由を明確にしましょう。卒業後にブランクが空いた理由と志望動機を紐付けられるのが理想的です。

    まとめ

    既卒という言葉を聞いたことはあっても、詳しい定義や最適な就活の時期を知っている人は少ないでしょう。

    この記事のまとめ
    • 既卒採用は比較的に厳しい
    • 既卒者はマイナスイメージを持たれやすい
    • 既卒者の就職の際にはブランクの理由を説明できるようにすることが大切
    • 既卒者のポテンシャル採用してくれる企業もある

    既卒者の就活は、年次が上がれば上がるほど条件は厳しくなります。なるべく早く動き出すといいでしょう。

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