看護師を辞めたい5つの理由は?対処法や迷った時の判断ポイントも解説
2025年には団塊の世代が75歳以上となり、より医療のニーズが高まると考えられています。
しかし、今後順調に看護師が増えていったとしても、2025年時点で最大13万人の看護師が不足すると試算されているのが実情です。(※)
こういった現状が、現場の看護師の働き方にネガティブな影響を与えることは想像に難くありません。
そこで本記事では、看護師を目指す人や、看護師として働いている人に向けて「看護師を辞めたくなる理由」や「辞めたくなった時の対処法」などについて解説していきます。
- 看護師を辞めたくなる理由
- 看護師を辞めるデメリット
- 看護師を辞めるか迷った時に確認すること
- 看護師を辞めたい時の対処法
看護師の転職で転職エージェントを利用するメリットにも言及しているので、ぜひ参考にしてください。
※出典:広報誌「厚生労働」|厚生労働省
看護師を辞めたい5つの理由
看護師を辞めたくなる代表的な理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 人間関係が悪い
- 夜勤や残業が大変
- 医療行為のプレッシャー
- 医師や患者とのかかわり方が難しい
- 実際の働き方が理想と違う
一つずつ見ていきましょう。
人間関係が悪い
看護師を辞めたいと感じる大きな理由の一つが、「人間関係が悪いこと」です。
看護師は、業務の性質上人間関係が非常に大切になります。業務全般において、報告・連絡・相談は必須ですし、患者に適切なケアを施すにはチームワークが欠かせません。
万が一、自分が原因で医療ミスが起これば、同僚や医師から疎まれ、さらに人間関係に深い亀裂が生じるといった悪循環に陥り兼ねません。
看護師が円滑に業務を行うためには、同僚や医師と良好な人間関係を構築する必要があるのです。
有効求人倍率の推移をみると、看護師不足は改善傾向にあると言えますが、地域格差があり、特に都市部では看護師が足りているとは言えない状況です。
人手が足りていないにもかかわらず、必要な業務が多く、過重労働を強いられているというのが、多くの看護師が置かれている現状だと言えます。
病院内の多くの看護師が、過重労働などによるストレスを抱えていれば、ストレス発散を目的としたいやがらせやいじめが発生してもおかしくはないでしょう。
夜勤や残業が大変
中には、残業が常態化し長時間労働を余儀なくされている看護師もいます。ここにも、慢性的な看護師不足が影響していると考えられます。
また、残業だけでなく夜勤を辛いと感じる人も多いようです。心身の慢性的な疲労から、看護師を辞めたいと考えるようになる人も少なくありません。
医療行為のプレッシャー
看護師は人の命を預かる仕事です。医療行為にミスがあれば、患者の健康状態に大きな影響を及ぼすケースも考えられます。
また、新人看護師の場合は業務を一人前にこなせるようになるのにも時間がかかり、なかなか独り立ちできないことに焦りを感じることもあるはずです。
ミスが続けば、周囲から厳しく当たられたり、冷遇されたりすることもあるかもしれません。
医療行為へのプレッシャーに加えて、同僚や医師から精神的圧迫をかけられれば、徐々に疲弊していき、看護師を辞めたいと感じるようになるのもうなずけます。
医師や患者とのかかわり方が難しい
医師や患者とのコミュニケーションは、看護師にとって必要不可欠です。
適切に医療行為を行うには医師との連携が必須ですが、医師との相性が合わず、上手く意思疎通が取れないと悩むこともあるでしょう。
また、患者と適切にコミュニケーションを取り、良好な関係を築くことも一筋縄ではいきません。中には精神状態が不安定で、ことあるごとに看護師を罵倒・人格否定する患者も存在します。
こうした患者に対しても、看護師として然るべき対応をしなくてはならないことに嫌気がさし、看護師を辞めたくなる人もいます。
実際の働き方が理想と違う
看護師になる人の多くは、理想の看護師像を持っています。
しかし、実際に働いてみると理想と現実のギャップに打ちひしがれ、やるせなさを感じている人も多いのが実情です。
ここまで解説してきたような悩みに加え、理想の看護師像を体現できないことに無力感を覚え、看護師を辞めたいと思い始めるケースは珍しくありません。
看護師を辞めたい!知っておくべき辞めるデメリット
上記では看護師を辞めたいと感じる理由について解説しましたが、「辞めたい」と感じたらすぐに辞めてしまっても問題はないのでしょうか?
本項では、看護師を辞めるデメリットについて解説します。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
- 新人のうちに看護師を辞めると転職が難しい
- 夜勤がなくなり給料が下がる
- 転職しても人間関係の悪さは変わらないケースも
- 看護師奨学金の全額返済を求められる可能性がある
それぞれ見ていきましょう。
新人のうちに看護師を辞めると転職が難しい
中途採用では、教育や研修の必要がない即戦力となれる人材を欲している求人が多いです。特に看護師の場合、一定の年数以上勤務していることが募集条件に含まれているケースも良くあります。
特定のスキルを有していない限り、その他の職種・業種に転職するハードルも決して低くはありません。
とはいえ、医師や同僚看護師との連帯が欠かせない看護師業務で培ったコミュニケーション能力や対応力は、多くの業種で重宝されるスキルです。
そのため、退職後のキャリアについて過度に心配する必要はありませんが、新人のうちに看護師を辞めると、少なからず応募可能な求人が限定されることを認識しておきましょう。
夜勤がなくなり給料が下がる
看護師が夜勤を行うと、夜勤手当が支払われます。
仮に2交代制の夜勤を月3回行えば、33,858円の夜勤手当が振り込まれる計算です。
看護師を退職し夜勤が無くなれば、夜勤手当分の収入は得られなくなります。それにより、生活水準を下げる必要に迫られる恐れがあるのはデメリットの一つと言えるでしょう。
出典:日本看護協会調査研究報告
転職しても人間関係の悪さは変わらないケースも
転職をして別な病院に看護師として勤務することになっても、人間関係の悩みから解放されるとは限りません。
看護不足からくる過重労働に象徴される劣悪な労働環境が人間関係のトラブルの一因になっているとすれば、看護師を続ける以上、勤務先が変わっても再び同じように人間関係に悩まされる懸念があるためです。
複数の人間と共に働く以上、人間関係のトラブルに巻き込まれる可能性は決してゼロにはならないのが現実です。
転職エージェントは、様々な病院や企業と繋がりを持っており、職場環境や社内の雰囲気まで把握しているので、人間関係のトラブルが起きにくい職場を紹介してもらえます。
看護師奨学金の全額返済を求められる可能性がある
看護師を辞めると、看護師奨学金の残債の一括返済を求められる可能性があります。
病院によって規定は異なるため、退職を検討する際は、看護師奨学金がどうなるか事前に確認しておきましょう。
看護師を辞めるか迷った時の判断ポイント
看護師を辞めるべきか迷った時には、以下のようなことを確認したうえで判断してみてください。
- セクハラ・パワハラがあるか
- 体調やメンタルに異変はあるか
- 辞めたいと悩んでいる期間
一つずつ見ていきましょう。
セクハラ・パワハラがあるか
職場にセクハラやパワハラがある場合は注意が必要です。それも、長期間こうした行為が横行している場合には、解決するのは容易ではありません。
仮に現時点でパワハラ・セクハラの被害に遭っているなら、無理に我慢せず、労働者の権利を守ることを目的に活動する「総合サポートユニオン」などに相談するか、転職を検討するのが無難です。
体調やメンタルに異変はあるか
体調やメンタルに異変がある場合には、できるだけ早く今の職場から離れるのが賢明です。
うつ病を発症すると、薬物療法や精神療法を用いた長期の治療が必要となり、否が応でも仕事を続けることはできなくなります。こういった状態に陥る前に、適切な対処をしましょう。
辞めたいと悩んでいる期間
目安として、看護師を辞めたいと悩んでいる期間が半年以上続いている場合には、本格的に転職を検討した方が良い段階に入っていると言えます。
絶対とは言えませんが、同じ環境で働き続ける以上、半年続いている悩みが解消される見込みは薄いためです。
根本的な課題が解決しなければ、現在直面している問題を改善をすることは困難です。
したがって、総じて労働環境の悪さから、「看護師を辞めたい」と悩んでいる期間が半年も続いていれば、この先も同じ悩みを抱え続ける可能性が高いと考えられるので、転職を視野に入れて将来を考える必要があります。
看護師を辞めたい時の3つの対処法
看護師を辞めたくなった時の対処法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 有給を使って一時的に仕事から離れる
- 異動を希望する
- プリセプターに相談する
一つずつ見ていきましょう。
有給を使って一時的に仕事から離れる
どうしても看護師を辞めたい場合には、有給などを使って一時的に仕事を離れるのが効果的です。
長期に渡って過度なストレスにさらされていると、その状況から抜け出す努力をすること自体が困難になっていくのが人間の自然な心理です。
こういった心理状態に陥るのを避けるためにも、看護師を辞めたくなるほどのストレスを抱えているのなら、一刻も早く休みをとりフレッシュする時間をつくりましょう。
異動を希望する
部署が異動になれば、人間関係の問題など環境面の悩みからは一時的に解放されます。
異動希望を出してから実際に異動になるまである程度の時間はかかるものの、今の職場から抜け出せると思えば、気が楽になることもあるでしょう。
プリセプターに相談する
どうしても看護師の仕事に慣れない、仕事のストレスが無くならないといった場合には、プリセプターにあたる先輩看護師に相談するのがおすすめです。
プリセプターは、新人看護師の技術面だけでなく精神面のフォローをする役割も担っています。
プリセプターに抱えている悩みを素直に打ち明ければ、客観的なアドバイスが受けられ、状況を好転させるためのヒントを得ることが期待できます。
ただし、プリセプター自身も仕事に追われ、アドバイスをする余裕がない可能性も考えられます。相談をする際は、声をかけても良いタイミングを見極めるようにしましょう。
【看護師を辞める人必見】看護師の転職におすすめ他業種を解説
医療事務
医療事務の仕事内容は主に下記のとおりとなっています。これまで医療機関での勤務経験がある看護師であれば、すぐ業務に慣れやすい環境であると言えます。
- 患者さんの応対を含む受付業務
- レセプト業務(自治体に診療報酬を請求すること)
- 医療費の算出
医療業界の経験が完全に無い方よりも、医療について精通している元看護士の方が重宝されやすいのです。
しかし、医療制度に関わる幅広い専門知識が必要となるのも事実です。そのため、「医療事務技能審査試験」「診療報酬請求事務能力認定試験」などの資格を持っていると、さらに採用されやすくなるでしょう。
美容クリニック
美容看護師の仕事は多岐にわたり、電話対応・予約管理や患者さんのカウンセリング、さらにアフターケアなどが中心です。美容外科クリニックの看護師なら、手術のサポートを行うこともあります。
美容クリニックへ転職することで、「今までよりも年収が下がるのでは・・」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、美容看護師は病院勤務に比べて、給与が高くなっていることが多いです。
また、美容クリニックの看護師に転職すると、看護師自身も美容施術を体験する機会があります。
あくまでも医療機器の操作練習のためでありますが、最新の美容施術を受けられる環境は大きな利点でしょう。
医療機器メーカーのオペレーター
製薬・医療機器メーカーや保険業界の企業では、看護師の経験を持っている人材をコールセンターのオペレーターとして、積極的に採用する傾向があります。
ときには病気に関する不安の解消や提言を行うことも求められます。
病院を始めとした心身ともに負担の大きい看護師と比べて、オペレーターの仕事はほとんどデスクワークであるため、体力的な負担を減らすことが可能です。
看護師の転職で失敗する人の特徴を解説!成功するコツは?
看護師の転職を行う上で、成功する人もいれば失敗する人も存在します。
ここでは、看護師の転職で失敗する人の特徴を3つご紹介します。
- 転職先の情報を入念に確認していない
- 転職理由が明確になっていない
- 給与のみに目が行きがち
転職先の情報を入念に確認していない
看護師の転職に失敗する人の特徴として、転職先の情報を入念に確認していないことが挙げられます。
そのため、リアルな企業の情報は求人情報だけでは得られません。
転職前に職場の見学ができるのであれば、現場の雰囲気やどんな人がいるのか、業務量の多さなどを見極める必要があります。
転職理由が明確になっていない
転職理由が明確になっていないことも、看護師の転職に失敗する人の特徴です。
例えば、キャリアアップを図りたいのか、ワークバランスを保ちたいのかなど、人それぞれ転職したい理由があるはずです。
転職理由を明確にしておくことで、目的に合った職場を選択しやすく、転職先での後悔を防ぐことができます。
給与のみに目が行きがち
看護師の転職に失敗する人の中には、給与のみに目が行きがちなことも考えられます。
転職を行う際、今よりも待遇の良い職場で働きたいと思うはずですが、あまりにも給与ばかり目がいくと、職場の雰囲気や業務量などに目がいきません。
そのため、給与ばかりに目がいくと、ブラックと呼ばれる職場で働くリスクも考えられるのです。
看護師を辞めたいと思ったら転職も検討してみよう
看護師を辞めたいと思ったら無理に続ける必要はありません。
紹介したように、看護師を辞めるデメリットもありますが、自分に鞭を打ちながら仕事を続けても、精神に異常をきたし健康的な社会生活を送れなくなってしまえば元も子もありません。
前述の通り、経験が浅いうちに看護師を辞めてしまうと再就職が困難になる場合もありますが、一定年数以上看護師として働いているのであれば、働き口に困ることはそれほど多くないと言えます。
看護師は再就職の選択肢が多い
看護師は、国家資格であることから、医療系全般において再就職の選択肢が多いです。
看護師の資格を活かせる職種は数多く存在するため、病院以外の就職先を見つけることも可能です。
看護師の資格を活かせる職種はさまざま
看護師の資格を活かして、別な職種に転職することも可能です。以下に、看護師の資格を活かせる就職先を挙げるので、参考にしてください。
- 企業の医務室
- CRC
- CRA
- デイサービス
- 老人ホーム
- 訪問介護
- 保育園
- 大学の保健室
- 検診センター
- 献血ルーム
- 美容クリニック
このように、看護師の資格は多くの職種に活かすことが可能です。
看護師を辞めたい時は転職エージェントへの相談がおすすめ
看護師を辞めたいと感じ、転職を検討するのであれば転職エージェントへの相談がおすすめです。
- 自分に合った求人が見つかりやすい
- 転職事情に精通したアドバイザーにサポートしてもらえる
- 模擬面接や応募書類の添削をしてもらえる
- 面接日程の調整なども代行してもらえる
これらのメリットによって、スムーズに転職活動を進められます。
自分に合った求人が見つかりやすい
転職エージェントの活用をおすすめする1つ目の理由は、自分に合った求人が見つかりやすいことです。
転職エージェントによって、保有している求人数は異なりますが、基本的には多くの業界や職種の求人情報を取り扱っています。
自分に合った求人を見つけることで、満足のいく転職活動が実現できます。
転職事情に精通したアドバイザーにサポートしてもらえる
転職エージェントの活用をおすすめする2つ目の理由は、転職事情に精通したアドバイザーにサポートしてもらえることです。
転職エージェントに登録すると、必ず担当のキャリアアドバイザーがつきます。
そのため、転職事情に精通しており、転職が成功しやすいようにあなたを導いてくれるのです。
模擬面接や応募書類の添削をしてもらえる
転職エージェントの活用をおすすめする3つ目の理由は、模擬面接や応募書類の添削をしてもらえることです。
志望動機や職務経歴書、面接対策のやり方などは、初めて転職活動を行う人にとっては、難しいです。
キャリアアドバイザーに書類の書き方や面接試験に合格するためのアドバイスなどを丁寧に受けることで、転職に対する不安を軽減できます。
面接日程の調整なども代行してもらえる
転職エージェントの活用をおすすめする4つ目の理由は、面接日程の調整なども代行してもらえることです。
転職サイトを利用して自分で転職活動を行う場合は、面接の日程や内定後の入社日の調整などを自分で行わなければなりません。
そのため、手間と労力を抑えながら転職活動を進めらます。
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結論から申し上げますと、経験があまり無くても転職をすることは可能です。大事なのはどれだけ勤めてきたかだけなく、どんなことを経験してきて何を学んだかといった部分です。
そもそも看護師は2・3年で転職する人も多いので、実務経験が短くてもそこまで不利にはならないと言えます。「前職ではできなかったこんな仕事がしたい」と前向きな表現でアピールしていきましょう。
転職すべきか迷って、誰かに相談する時には同僚以外の人を選びましょう。同じ職場の人に転職の悩みについて話してしまうと、思わぬところで噂が広まる恐れがあります。
その上で、転職経験のある方に相談すると尚良いです。転職経験のない方に相談しても、反対意見しか返ってこない可能性が高いので、あまりおすすめはしません。
まとめ
今回は、看護師が仕事を辞めたくなる理由や、辞めたいと思った時の対処法、転職活動をする際に転職エージェントを利用するメリットについて解説しました。
もし、現在の仕事で過度なストレスを感じており、長期間看護師を辞めたいと悩んでいる場合には、無理に続ける必要はありません。
もし、転職を考える場合には転職活動を幅広くサポートしてもらえる転職エージェントを利用するのがおすすめです。
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