株式会社スタッフインターナショナルジャパンの企業インタビュー

株式会社スタッフインターナショナルジャパン企業インタビュー

株式会社スタッフインターナショナルジャパン

ストアスタッフが中心となる
"現場第一主義"の姿勢を貫いています。

今回は管理部人事マネージャーの中村さんに、スタッフインターナショナルジャパンで活躍できる人物像や会社の魅力について、お話をお伺いしました。

中村昌輝さん（管理部人事人事マネージャー）
株式会社スタッフインターナショナルジャパン

2015年5月入社。車業界のプレミアムブランド人事職として15年以上に渡り活躍してきた経験を活かし、人事マネージャーとして現在スタッフインターナショナル擁する全ブランド・全職種の採用を担っている。

御社の会社概要について教えてください。

今年で創業16年を迎えた、マルチブランド企業。

1999年、マルタンマルジェラジャパンとして設立。2008年にマルチブランド企業に移行し、今年で創業16年を迎えました。

現在は、伊オンリー・ザ・ブレイブ・グループのスタッフインターナショナル子会社として、「メゾン・マルジェラ」をはじめ、「ディースクエアード」「ヴィクター&ロルフ」「ジャスト・カヴァリ」「マーク・ジェイコブス・メンズ」などの販売と卸を行っています。

ユニークで競争力のあるコレクションを、独創的なデザインを求めているお客様に提供することが当社の重要な使命です。

スタッフインターナショナルのグローバル企業としての歴史は、30年以上続いています。1976年、イタリアのノヴェンタ・ヴィチェンティーナで設立して以来、ファッションシーンにおいて革新を続けてきました。

製品過程の90％以上をイタリアで手がけ、『Made In Italy』の名にふさわしい、世界のアイコニックなファッションおよびライフスタイルブランドをデザイン・製造・販売しています。

社内の組織構成について教えてください。

ストアとオフィス、ふたつの組織に分かれています。

社員数は200名で、そのなかの50名ほどがオフィススタッフです。社員全体の平均年齢は30代前半、男女比は3:7くらいですね。

オフィス機能については、「リテール」「ホールセール」「プレス」「管理・オペレーション」という役割ごとのチームになっています。

少数精鋭で、それぞれが専門分野を明確にして仕事をしているので、責任の大きさと同じだけやりがいもあります。

「自分は担当業務におけるプロフェッショナルだ」という自覚を持ち、
言動することが求められる環境ですね。

スタッフインターナショナルジャパンならではの仕事のやりがいは？

ストアスタッフが中心となる"現場第一主義"の姿勢を貫いています。

当社ではストアスタッフが中心となる"現場第一主義"の姿勢を貫いています。

たとえば仕入れについて。
多くのアパレル企業では、本社が各ストアで販売するアイテムの種類や数を決めて振り分け、各ストアのストアスタッフは振り分けられたアイテムを販売していく……というのが一般的ですよね。

ですが当社では、各ストアの店長・スタッフで「自分のストアにはどのアイテムが何点必要なのか」を決めて発注し、オフィススタッフがそれを仕入れるというボトムアップ方式を採用しているんです。各ストアのことは、ストアスタッフが一番よく分かっていますから。展示会シーズンになると新アイテムについて、まず各ストアの店長・スタッフに把握してもらいます。

自分のストアに来店なさるお客様のニーズを正しく理解し、必要なものを自ら発注し、販売する。「自分は担当業務におけるプロフェッショナルだ」という自覚が必要な仕事です。
これはストア・オフィス関わらず当社のメンバー全員に必要なマインドセットですね。

今後の展開を教えてください。

2016年にも新店がオープン、その後も新規店舗計画が進行中です。

「メゾンマルジェラ」のクリエイティブ・ディレクターにジョン・ガリアーノが就任し、従来のファンからもファッションファンからも、世界的に大きな注目を集めています。この流れを加速させ、日本での成功に繋げて行くのが、私たちの使命のひとつです。

2014年12月期の取扱高は80億円。現在に至るまで、20カ月以上連続で売り上げ目標を達成し続けています。2015年9月には新規で4店舗がオープンし、2016年以降についても、交渉中のものを含め、新規店舗計画が多数進行中です。会社そのものが、大きな拡大期に来ています。

スタッフインターナショナルジャパンで求められるのは、どんな方ですか？

「仕事を通じて自分のバリューを上げよう」という思考基盤がある方です。

当社ブランド商品を購入なさるお客様の多くは、高いファッション感度をお持ちの方。だからこそ、販売する側もしっかりとした考えを持っていなければ、相手にしていただけません。

ですから、「なんとなくブランドが好き」というのでは不十分。
自分のこれまでの経験を踏まえ、当社メンバーとして仕事をすることが、ご自身の明確なキャリアアップにつながることを、一本筋を通して語れる方を採用しています。
「仕事を通じて自分のバリューを上げよう」という思考基盤がある方は、入社後、着実に成長しますし、お客様からも信頼されるんです。

また、より良いサービスを提供し続けるため、社内研修にも力を入れていきます。

社内の雰囲気を教えてください。

ひとりひとりが人間的に自立しつつ、アットホームな雰囲気があります。

ラグジュアリーブランドは人間関係が冷たい、というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、当社に関して言えば、アットホームでファミリー感覚がありますね。
とは言え、ベッタリとした付き合いをしているというわけでもありません。ひとりひとりが人間的に自立し、適度な距離感を保ちつつ、円滑なコミュニケーションをとっている……といったところでしょうか。

年末の納会では、東京エリア・大阪エリアごとに、社長を含め、社員一同が顔を合わせ、社員同士の親睦を深めています。

今後の採用活動において、お考えのことはありますか？

ストアスタッフと営業職の採用を強化。正社員で採用します。

これまではスタッフ全員を契約社員という形態で採用していたのですが、今後は正社員での採用も行ってまいります。正社員採用にこだわりたい方にも安心してご応募いただける環境が整いました。

特に力を入れて採用活動を行いたいのは、ストアスタッフと、営業職ですね。

ストアスタッフは、新店オープンを控えて、30名以上の採用計画があります。2016年の新規店舗オープンや、その後の売上拡大に備えての採用です。
アパレル業界での販売経験をお持ちの方や、ラグジュアリーブランドでの販売経験をお持ちの方を希望しています。洋服はもちろん、バッグ、ジュエリーなどのラグジュアリーブランド経験者の方にもどんどん応募していただければと思います。

営業職については、30～40代くらいの方で、ファッション業界における百貨店営業のご経験がある方の採用を想定しています。店舗拡大に比例して、営業職の方の力が今以上に必要になります。英語力をお持ちで、ご自身が営業のプロフェッショナルだという意識を持ち、交渉事に自信のある方を即戦力としてお迎えできればベスト。経験豊富な方か、経験が少なくてもやる気に溢れている方を歓迎します。