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アパレル店の繁忙期はいつ?閑散期を上手く利用して売り上げを伸ばすポイントをご紹介

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アパレル店の繁忙期はいつ?閑散期を上手く利用して売り上げを伸ばすポイントをご紹介

アパレル店は、夏・冬のセールに合わせて、半期に1度来店客が急増する「繁忙期」が訪れます。
繁忙期を乗り切るには、来店客が減る「閑散期」を上手に利用することが重要です。

この記事では、アパレル店の繁忙期の時期や仕事内容、売り上げを伸ばすコツについてご紹介いたします。閑散期を上手に利用するコツについてもまとめていますので、ぜひご覧ください。

アパレル店の繁忙期はいつ?

アパレル業界には、「繁忙期」と「閑散期」があります。
繁忙期と閑散期では働き方が大きく変わるため、事前にアパレル業界の年間スケジュールを把握しておきましょう。

スプリングシーズン(2月~4月)

流行を発信するアパレル業界では、世間一般よりも前倒しでシーズンが展開します。

<2月(閑散期)>
まだまだ肌寒い時期ですが、2月から春物商品が展開され始めます。
2月上旬までは冬物の消化期間なので、ダウンコートやニットといった冬物商品が大幅値下げされていることが多いです。

2月はアパレル業界の閑散期に当たります。
閑散期とは、客足が極端に少ない時期のことです。春物を買うには早く、年末年始のセールを終えたばかりの時期とあって、客数が少なく商品もあまり動きません。

<3月>
トレンチコートやジャケットが揃い、本格的に春物商品が動き出す時期です。
特に、入学式・卒業式シーズンに向けたフォーマルなアイテムや、新生活を迎える学生によるカジュアル商品の動きが活発化します。

<4月>
4月頃から春物商品のセールが始まります。
この時期は、カーディガンなどの軽いアイテムや、通勤用のベーシックアイテムが活発に動きます。

サマーシーズン(5月~7月)

アパレル業界では、5月~7月がサマーシーズンに当たります。

<5月>
穏やかな気候で過ごしやすくなる5月は、シャツやブラウス、半袖といった夏物商品が展開され始めます。

GWや母の日需要で購買意欲が高まる時期です。
ただし、連休中は旅行や帰省をする人が増えるため、都心部よりも郊外の店舗の方が客数は増える傾向にあります。

<6月>
6月は秋冬物の展示会や夏物商品のプレセールが始まります。
梅雨入りの時期で気温差も激しくなるため、パーカーやレイングッズの購入が増えます。

<7月(繁忙期)>
梅雨明けと共に夏物商品の動きが活発化します。
夏物は通常のアイテムに加え、サンダルやサングラス、水着といったレジャー系の商品が出てくるため、在庫管理に苦労するでしょう。

また、7月下旬から夏のセールが始まって客数が一気に増えるため、非常に忙しい時期です。

オータムシーズン(8月~10月)

8月~10月はオータムシーズンです。

<8月(閑散期)>
アパレル業界では「ニハチ(2月・8月)」が閑散期に当たります。
8月は徐々に秋物商品が展開され始めますが、夏物商品の消化期間に当たるため、店内は夏物と秋物商品が混在している状態です。

大規模な夏物セールが終わった直後であり、お盆や夏休みの時期であることから、客数が極端に減少します。
ダウンジャケットを展開するブランドもありますが、猛暑の時期なので秋物商品の動きは鈍いです。

<9月>
ジャケットやブルゾン、ガウンなどの軽アウターが並び始め、ストールやブーツといった小物も増えてくるため、一気に秋らしくなります。
9月に入ると秋物の購買意欲が高まってくるので、徐々に秋物商品の動きが活発化します。

<10月>
気温が下がり、衣替えが行われる時期です。
アパレル店舗では、ニットなどの秋冬商品が本格的に動き出します。

ウィンターシーズン(11月~1月)

ウィンターシーズンは、クリスマスやお正月といったイベントが控えています。
商品単価も高く、年間で最も忙しいため、売り上げを伸ばしやすい時期です。

<11月>
季節の変わり目である11月になると、冬物コートが展開され始めます。
11月上旬まではそれほど忙しくありませんが、中旬から下旬にかけてクリスマス商戦に向けた準備を開始するため、徐々に忙しくなります。

<12月(繁忙期)>
クリスマスや忘年会など、イベントが多い時期であり、春夏の展示会やプレセールも開始するため、最も忙しい時期です。

ニットやアウターなど試着に時間がかかるアイテムが多く、プレゼント用のラッピングも増えるため、スピーディーな対応が求められます。
特に、12月中旬以降は客数も急増するため、休憩や休暇もとりづらくなります。

<1月(繁忙期)>
年明けは初売りや福袋がありますし、1月下旬になると冬物商品のセールが始まります。
冬のセール期間中は年間で最も売上目標が高く設定されていますが、客数も非常に多く、冬のボーナスで余裕のある人も多いため、書き入れ時です。

アパレル店の繁忙期はどのくらい忙しいの?

アパレル店の繁忙期は、7月と12月~1月です。
大規模なセールが開催される時期かつ、一般企業のボーナス受け取りの時期であることから、消費者の購買意欲は高まっています。

特に、12月はクリスマスや初売りの準備、福袋の準備など、通常業務以外も行わなくてはならないため、非常に忙しいです。

セール前には、
・セール品の把握や品出し
・値札の付け替え
・セールやイベント用備品の手配・設置・管理
などを行います。

また、セール後はシーズン入れ替え作業が発生するため、ディスプレイ変更や棚卸し、DM送付といった業務を行わなくてはなりません。
営業中に行えるものもありますが、閉店後にしかできない作業もあるため、セールやイベント中と、その2週間前後は一時的に残業が増えます。

店舗によっては、終電間際まで作業することもあるので、しっかりと体調管理しておきましょう。

アパレル店の繁忙期は休みがとりづらい?

万全の体調でお客様をお迎えするためにも、休日・休暇でリフレッシュすることは重要です。
では、繁忙期に入ると休日・休暇はどう変化するのでしょうか。

結論から言うと、繁忙期は休日・休暇がとりづらいです。

というのも、繁忙期は通常業務に加えて様々な業務が発生しますし、客数も増えます。
大規模な什器の入れ替えなどは、お買い物の邪魔になるだけでなく、お客様にケガをさせてしまう可能性もあるため、営業中は作業できません。

このように、繁忙期は通常販売期間と比較にならないほど、やるべきことが増えます。
基本的にアパレル店舗は必要最低限の人員で運営しているので、通常販売期間中と同じようなシフトでは当然人手が足りません。

繁忙期中は臨時で人員を増加させて対応するブランドも多いですが、臨時スタッフに任せるのは一部の業務です。
基本的には既存スタッフで対応することになるため、連勤・残業が続きます。

連勤日数は店舗によって異なりますが、10連勤以上になることもあります。
特に、土日祝日やクリスマス、年末年始は館が休みでない限り、出勤になると覚悟しておきましょう。

また、よほどの事情がない限り、繁忙期中に長期休暇が認められることはまずありません。

アパレル店の繁忙期の仕事内容

アパレル店の繁忙期中は、接客やフィッティングの案内、レジといったお客様対応に加え、様々な業務が発生します。

具体的には、
・セール品やイベント・セール用に作られた期間限定商品の品出し・在庫管理
・値札の付け替え
・セールやイベントで使うPOP・ノベルティなどの備品手配
・店舗レイアウトの変更
・ショッパー(袋)やラッピングBOXなどの備品手配・管理
などです。

イベントやセール期間中は商品や備品管理のために、何度も売り場と倉庫を行き来したり、大声でお客様の呼び込みをしたりします。

アパレル店の繁忙期に売り上げを伸ばすポイント

アパレル店の繁忙期は、普段よりも売上目標が高く設定されています。
では、繁忙期に売り上げを伸ばすにはどうしたら良いのでしょうか。

接客をおろそかにしない

繁忙期は客数が大幅に増加し、お客様の購買意欲も高い時期なので書き入れ時ですが、その分接客数や業務量も激増します。

猫の手も借りたいほど忙しくなるため、1人で複数のお客様を同時に接客することもあります。
忙しさから普段ではしないような雑な対応をすると、お客様の購買意欲を低下させるだけでなく、クレームに発展することもあるため、注意が必要です。

忙しいからこそ、笑顔を忘れずに丁寧な対応を心がけましょう。

スケジュールの管理

繁忙期は業務量が大幅に増えるため、効率よく進めないと残業時間が長くなります。
稼ぎ時である繁忙期は、できる限り販売に集中することが売り上げを伸ばすポイントとなるため、スケジュール管理が欠かせません。

繁忙期の日程や業務の流れ、お客様へのご案内方法など、あらかじめ運用方法を明確にした上で、スタッフと共有するといった対策を講じましょう。

また、閑散期の間にお盆や年末年始を休みに設定している企業も多いです。
ショッパーやラッピングといったお客様にお渡しする備品が切れても、休み明けにしか対応できません。
他店舗から譲ってもらうことになるため、迷惑をかけないよう前年の客数を参考に予測を立て、しっかりと準備しましょう。

複数の商品を提案する

繁忙期だけに限ったことではありませんが、売り上げを伸ばすには客単価(1人当たりの購入額)のアップが必要不可欠です。

繁忙期は商品が値下げされていますし、「〇点以上の購入で〇%OFF」「〇円以上の購入でノベルティプレゼント」のように、商品購入を促す戦略が組まれていることも多いです。
もちろん、お客様のニーズを無視した提案はNGですが、購入のハードルが低い時期なので積極的に商品提案しましょう。

アパレル店の閑散期を上手く利用するコツ

セールの終わった2月・8月は、閑散期に当たります。
客数が減って手すきの時間が増えるため、次の繁忙期を乗り切るには閑散期を上手に利用することが大切です。

接客・商品に関する勉強会

売り上げを伸ばすには、接客技術の向上や商品知識を深める必要があります。
繁忙期に勉強会を開く余裕はないので、閑散期の間に接客や商品に関する勉強会を行っておきましょう。

スタッフ間でロープレをすると、お客様役のスタッフから客観的な意見をもらえますし、他スタッフの接客も学べるため、接客技術の向上につながります。
コミュニケーションも活発化するので、チーム接客もしやすくなるでしょう。

バックヤード業務の見直し

バックヤード業務とは、検品や商品・備品の在庫管理といった裏方の業務です。
業務を効率よく進めるには、「どこに何があるのか」が一目で分かり、すぐに出し入れできるよう、整理整頓しておく必要があります。

新品の商品であっても、保存方法が悪いとシワがついてしまうため、適切な方法で保管されているかも見直しましょう。

まとめ

アパレルの繁忙期はセール期間中の7月・12月~1月、閑散期はセール終了後の2月・8月です。

繁忙期と閑散期では客数が大きく変わるため、セール終了後に気が抜けてしまう人もいるでしょう。

しかし、閑散期は普段できない業務を行える絶好の機会です。
暇な時期と捉えるのではなく、バックヤード業務の見直しや勉強会などを行い、次の繁忙期にしっかり備えることが売り上げアップにつながります。

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