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アパレル販売で役立つ6つの資格を紹介!

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アパレル販売で役立つ6つの資格を紹介!

アパレル販売員として働くために必要な資格は特にありません。
しかし、資格や検定は知識があることを客観的に証明できるため、就職・転職・キャリアアップの際、有利に働きます。
知識が深まれば仕事にも役立つため、取得しておいて損はありません。

この記事では、アパレル販売員を中心にアパレル業界に役立つ6つの資格をご紹介いたします。アパレル企業が求める人材や派遣で働くメリットについてもまとめていますので、ぜひご覧ください。

アパレル業界で有利な資格6つ

ここでは、アパレル販売員を中心に、アパレル業界で役立つ資格や検定についてご紹介いたします。

販売士(リテールマーケティング)検定

販売士検定とは、日本商工会議所が実施する検定試験です。
接客・販売技術はもちろん、売り場づくりや販売促進の企画、在庫管理、店舗経営、マーケティングなど、幅広い知識が問われます。

販売士検定は、
・3級…販売員レベル
・2級…現場管理者レベル
・1級…経営者レベル
となっており、資格取得後は5年に一度の更新が必要です。

2級・3級の合格率は例年6~7割程度のため、それほど難しくありません。1級の合格率は2割程度に留まることから、難易度は高めです。
店長やマネージャー職の登用に「販売士検定〇級取得」を条件としている企業もあるので、就職・転職だけでなくキャリアアップにも役立ちます。

ファッション販売能力検定

ファッション販売能力検定は、一般財団法人日本ファッション教育振興協会が実施する検定試験です。
販売士検定は多様な業種を対象とした販売全般の検定ですが、ファッション販売能力検定は、ファッションに特化しています。

ファッションの接客・販売に関する知識や技術、商品知識、ショップマネジメント知識などが問われます。
2級・3級は、ファッション販売の知識・技術に関する内容です。
1級は人事管理や経営などのマネジメントに関する知識、マーケティング、クレーム対応・処理に関する内容が出題されます。

販売員を目指す人は2級・3級で十分です。店長やマネージャーといった管理者へのキャリアアップを目指す人は、1級の取得を目指しましょう。
また、1級を取得しておけば、バイヤーやプレス、MD(マーチャンダイザー)などの職種でも有利に働きます。

合格率は3級が6~7割、2級が5割程度のため、独学でも十分合格可能です。
1級の合格率は非公開のため不明ですが、「アパレル販売に関する専門教育を2年以上履修し、実務経験3年以上のレベル」とされていることから、難易度は高いでしょう。

ファッションビジネス能力検定

ファッションビジネス能力検定は、アパレル・ファッション業界で働くために必要となるビジネス知識が問われる検定試験です。一般財団法人日本ファッション教育振興協会が実施しています。

2級・3級は、ファッション業界の構造や流通販売管理、ファッション商品知識、コーディネート、品質表示、パターンメーキングに関する内容です。
1級は、2級・3級の知識をベースとした高度なビジネス戦略やマネジメントなどに関する内容が出題されます。

販売員を目指す場合なら2級・3級で十分ですが、管理職や将来自分でお店を経営したいと考えている人には、ファッションビジネスの知識が身につく1級の取得がおすすめです。

合格率は3級が7割程度、2級が4~5割程度のため、決して難しい試験ではありません。1級の合格率は非公開ですが、「ファッションビジネスに関する専門教育を2年以上、実務経験5~6年程度のレベル」とされています。1~2割程度とも言われているので、難易度は非常に高いでしょう。

繊維製品品質管理士(TES)

繊維製品品質管理士は、繊維製品の品質管理に関するスペシャリストに与えられる資格です。
TESには、企業活動の合理化や消費者利益の保護、企業と消費者の信頼関係改善といった狙いがあり、ファッションビジネス業界をはじめとした多くの業界で重宝されています。

TESの試験では、繊維に関する知識や繊維製品の製造・品質、流通、消費者行動に関する問題が出題されます。

TESを取得すると、技術や品質面で安心感を与えられるため、消費者や取引先から信頼されやすくなります。
また、アパレル業界は繊維製品を多く取り扱っているので、TES資格を持っていれば活躍の幅が広がりますし、キャリアアップもしやすくなるでしょう。
アパレル業界では商品管理や営業、品質管理、生産管理といった職種での取得者が特に多く、近年ではMDや管理部デザイナーなどの受検者が増えてきています。

合格率は例年2割程度です。難易度は高いものの「試験科目の取りだめ」が可能なため、5科目の試験を段階的に合格して資格取得を目指すこともできます。
合格科目の有効期期限は、合格した翌年から3年間です。

TESは更新制なので、資格取得後は5年に1回登録更新試験をクリアする必要があります。

ファッション色彩能力検定

ファッション色彩能力検定は、一般財団法人日本ファッション教育振興協会が実施する民間の検定試験です。

ファッション色彩能力検定では、ファッション業界で働く上で必要となる色彩の知識が出題されます。
1級~3級まであり、いずれも色彩に関する問題が出題されますが、1級は与えられた資料をもとにした色彩計画の提案など、応用力も求められます。

ファッション色彩能力検定を取得すると、ディスプレイやお客様へのコーディネート提案といった実務に役立てられるため、売上アップにつながるかもしれません。

合格率は3級で6~7割程度、2級で6割程度なので難易度は低いです。高い専門性を問われる1級の合格率は3割程度のため、しっかりと学ぶ必要があります。

パターンメーキング技術検定

そもそもパターンメーキングとは、デザイナーの描いたデザイン画を立体化させるためにパターン(型紙)に起こす作業です。
パターンメーキング技術検定は、この作業で求められる知識や技術について問われる検定試験で、一般財団法人日本ファッション教育振興協会が実施しています。

アパレル業界の専門職であるパタンナーやパタンナーを目指す人は、就職・転職・キャリアアップで有利に働くため、取得しておくのがおすすめです。

一方、アパレル販売員にとってはあまり必要のない検定でしょう。しかし、パターンメーキングについて学んでおけば洋服の構造や素材を理解することができるため、お客様に商品提案しやすくなります。
持っておいて損にはならないため、余裕のあるアパレル販売員は取得を検討しても良いでしょう。

アパレル企業が本当に求めている人材って?

流行を発信するアパレル業界に憧れを抱く人は多いでしょう。では、アパレル企業はどういった人材を求めているのでしょうか。

コミュニケーションスキルがある

接客販売が主な仕事であるアパレル販売員はもちろんですが、営業やプレス、バイヤー、MDなど本社勤務の職種にもコミュニケーションスキルは欠かせません。

というのも、アパレル企業の社員は社内だけでなく、生産者やメーカー、縫製工場、メディアなど社外の関係者とも接する機会が多いからです。
外部からの問い合わせ対応だけでなく、調整や交渉を行うこともあるでしょう。
仕事をスムーズに進めるには、社内外の様々な関係者と円滑にやり取りするコミュニケーションスキルが重要なため、特に重要視されているのです。

また、一般的にアパレル業界では、採用職種に関係なく入社直後は販売員として店頭で接客販売をすることになります。
一時的とはいえ、販売員として業務に従事するのであれば、職務を遂行できる程度のコミュニケーションスキルを求められるのは当然です。

接客業経験がある

先述のように、アパレル業界ではどのような職種でも販売員としての経験を積ませるケースが多いです。

接客スキルは業界関係なく通用する汎用性の高いスキルである一方、身につくまでにはそれなりに時間がかかります。
本社勤務で採用した従業員に対して基礎的な接客スキル・研修を行うのは、非効率ですよね。接客スキルを有した人材を採用できれば、教育の手間とコストを省くことができるため、アパレル業界では接客業経験を重視する企業が多いです。

販売職の採用であれば、即戦力人材として期待されるため、より強いアピール素材となるでしょう。

マナーが備わっている

業界関係なく社会人として働く上でマナーは欠かせませんが、社内外の様々な人たちと接する機会の多いアパレル業界では、特にマナーが重要視されます。

消費者と直に接する販売員には、清潔感や言葉遣い、所作といったマナーが求められます。
お客様は販売員の様子を見て対応してもらうかどうかを判断しているため、清潔感がないと接客にすら進めません。

また、「よろしかったでしょうか」「~になります」のような誤った敬語や「らっしゃせー」などの適当なあいさつはお客様に不快感を与えます。
親近感を与えるために、ある程度フランクに話すこともありますが、お客様に対してタメ口で話すのは厳禁です。
片足重心で接客をしたり、人差し指で商品や方角を指し示したりする人もいますが、こうしたマナー違反はお客様に悪印象を与えます。

基礎的なマナーができていないと、クレームやブランドイメージの悪化を招くため、アパレル企業はマナーを重視するのです。

精神的・肉体的にタフ

華やかなイメージのあるアパレル業界ですが、精神的にも肉体的にもタフさが求められます。

販売員の場合、商品や備品が入った重いダンボールを運んで検品したり、什器を組み立てて売り場を作ったり、マネキンを着せ替えたりしなくてはなりません。いずれも重労働なので体力を使います。

また、販売員は1日中立ちっぱなしです。終業後はむくみで足がパンパンになりますし、シフト制なので生活が不規則な傾向にあります。
セールなどの繁忙期は、残業や連勤が続く上に長く休憩時間を取れません。
ただし、どれだけ辛くても店頭では笑顔での接客が求められます。そのため、精神的・肉体的にタフな人は採用担当者に好印象を与えられるでしょう。

臨機応変な対応できる

アパレル業界の仕事は社内外の多様な人たちと関わるため、日常的にイレギュラーな事態が発生します
状況に合わせて臨機応変に対応できない場合、仕事が滞ってしまったり、問題が大きくなってしまったりすることもあるため、臨機応変さは重要です。

例えば、販売員は接客やレジ、電話対応などのお客様対応に加え、商品整理、入出荷、品出し、ディスプレイなど1日の中で幅広い業務をこなしています。
繁忙期や人員数の少ない店舗では、これらの仕事を同時並行で進めなくてはなりませんし、複数のお客様を一度に対応することも多いです。

柔軟な対応ができなければ、お客様は退店してしまうため機会損失を生み出します。
また、業務の停滞によって残業が発生することになるので、臨機応変さを重視する企業が多いです。

面接では、効率的に業務を進めるためにどういった工夫をしてきたのか、これまでの経験を通してアピールすると好意印象を与えられるでしょう。

資格があっても経験がなくて不安なら派遣がおすすめ

「資格はあるけど経験がない」という方もいるでしょう。派遣であれば正社員登用よりも採用のハードルは低いため、アパレル未経験者は派遣でのチャレンジがおすすめです。

大手や外資系ブランドで働ける可能性が高い

そもそも派遣は、派遣会社に雇われているスタッフを派遣してもらう仕組みです。
企業に直接雇用される正社員と違い、派遣社員は間接的な雇用となるため、正社員よりも採用のハードルが低くなります。

そのため、派遣であれば大手や外資系などの有名ブランドで働ける可能性が高まります。

派遣で経験を積み、キャリアアップを目指すことも可能です。
実際、大手で働いた実績を作ってから別ブランドに正社員で転職する人も多いため、キャリアアップを目指す人にとっても有効な働き方でしょう。

自由な働き方を選べる

アパレル業界は精神的・肉体的にタフさを求められる職場です。

正社員の場合、1日や1週間の労働時間が決まっているケースがほとんどのため、自分で自由に働き方を選ぶことはできません。
しかし、派遣社員であれば「週4日」「1日6時間」など、自分の都合に合わせて働き方を選ぶことができます。

シフト制作の際は、アルバイトや派遣社員の希望を優先するので、勤務時間帯や休みの希望が通りやすいでしょう。
派遣社員は正社員ほど責任が重くないため、ノルマや残業は少なめです。

派遣会社のサポートを受けられる

正社員や契約社員のような直接雇用の場合、仕事や人間関係に悩みがあっても、周囲に打ち明けづらく一人で抱えがちです。そのまま離職してしまう人も少なくありません。
派遣の場合、勤務先との間に派遣会社が入って交渉するため、問題解決されやすいです。一人で悩まずに済むので、ストレスも軽減されるでしょう。 
また、派遣会社では、仕事紹介だけでなくキャリアに関する相談も承っているため、コーディネーターに相談すればプロ目線の的確なアドバイスがもらえます。

必要となる資格や検定は、職種によって変わってきます。
アパレル販売員の場合、仕事に就くために必要な資格や検定は特にありません。しかし、資格や検定は自分の能力を客観的に証明することができるため、就職・転職・キャリアアップの際に有利に働きます。
また、試験に合格できなくても、資格取得のために学んだ知識は自分の力になります。この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

エランでは、様々なブランドの求人を多数ご紹介しております。まずはお気軽にご登録(無料)ください。

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