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アパレル面接の服装はどうすればいいの?選ぶポイントを徹底解説!

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アパレル面接の服装はどうすればいいの?選ぶポイントを徹底解説!

ファッションセンスも問われるアパレル業界の採用試験では、私服での面接が一般的です。
とはいえ、私服でと言われると何を着ていけば良いのか分かりませんよね。

そこで、この記事ではアパレル業界の面接を受ける際の服装についてご紹介していきます。
私服面接で採用担当が見ているポイントや好印象を与える服装、メイクや髪型のポイントについてまとめています。

私服面接での失敗談もご紹介しますので、ぜひご覧ください。

アパレルの私服面接で見ているポイントとは?

アパレル企業の面接を受ける際「私服でお越し下さい」と言われることが多々あります。

これは、
・自社のブランドイメージに合うか
・TPOに合わせた服装ができるか(常識があるか)
・応募者のファッションセンス
を確認するために行っています。

そのため、面接の案内で服装の指定がない場合は「私服でいくもの」と考え、ブランドイメージに合わせた服装で面接に臨みましょう。
もちろん、スーツを取り扱っているブランドやスーツ勤務のブランドは、この限りではありません。
その場合、リクルートスーツではなく、ブランドイメージに合ったセットアップを着ていくと良いでしょう。

つまり、採用担当は私服面接を通じて、
・ブランドイメージを理解しているか
・清潔感のある常識的な服装ができているか
・トレンドをおさえた着こなしができているか
を見ているのです。

ブランドイメージを理解しているか

いくらおしゃれな着こなしができていても、キレイめブランドの面接にストリート系ファッションで臨んだり、ガーリー系ブランドの面接にパンクファッションで臨んだりしたら「本当にうちのブランドで働きたいのかな?」と困惑してしまいます。

全身応募先のブランドで固める必要はありませんが、働いている姿が想像できるよう、ブランドイメージに合った服装を心がけてください。

清潔感のある常識的な服装ができているか

「清潔感のある服装」はファッションセンス以前の問題であり、最低限のマナーです。

衣服を取り扱っているアパレル業界では、清潔感が特に重要視されるため、
・洋服にシミやシワ、ほつれがないか
・不快な臭いが染み付いていないか
・靴に破損や汚れはないか
・肩にフケが乗っていないか
など、事前に確認しておきましょう。

また、面接の場面でスウェットやパーカーといったラフすぎる服装でいくと、「常識がない」と判断される可能性があります。
TPOをわきまえた清潔感のある服装をして採用担当の心証を良くさせましょう。

トレンドをおさえた着こなしができているか

お客様へコーディネート提案する「販売員」はもちろんのこと、商品の企画から販売までの工程を管理する「MD(マーチャンダイザー)」にとっても、トレンドへの関心の高さは重要です。

季節感やトレンドを意識した着こなしをして、採用担当にアピールしましょう。
ただし、トレンドを重視しすぎて着こなせていなければかえって印象が悪くなってしまいます。自分に似合うアイテムを選んで上手に着こなしてください。

面接の服装は「トレンドをおさえた清潔感のある着こなしができているか」がポイントと言えますね。

アパレル面接で好印象を与える服装や選び方とは?

では、アパレル面接で採用担当に好印象を与える服装とは、どういうものなのでしょう。

自社ブランドを取り入れた服装

応募先ブランドの洋服で固める必要はありませんが、「自社製品を身につけてくれているとうれしい」というのが本音です。
採用担当も最新アイテムは把握しているため、バッグなどの小物を一つ取り入れるだけでも印象が良くなります。
アイテムから話が盛り上がることもあるので、緊張もほぐれていい雰囲気で面接を進められるかもしれませんね。

また、商品やブランドの広報を行う「PR(プレス)」職や、商品を買い付ける「バイヤー」職の場合、日本ではあまり知られていない海外ブランドのアイテムを身につけていると、「情報やトレンドへの感度が高い」と感じられるため、印象が良くなります。

トレンドを重視した服装

先述のとおり、移り変わりの激しいアパレル業界では、トレンドに対する感度の高さは重要視されます。
応募先ブランド以外のアイテムであっても、トレンドを重視したセンスの良い服装は「多様な着こなしの提案ができるのだろう」と採用担当に好印象を与えられます。
ただし、ブランドイメージやコンセプトに合った服装でないと逆効果になるため、ブランドイメージ合った服を選びましょう。

清潔感を重視した服装

清潔感のない服装は、TPOをわきまえた行動ができない「非常識な人」という印象を与えかねません。
面接では細かいところまでチェックされるため、汚れやほつれのない洋服にきちんとアイロンを掛け、髪の毛や肌、爪のケアを行い、身だしなみを整えましょう。

面接で身につけて良いものと避けたいものとは?

どのようなアイテムを選ぶかによって、コーディネートの印象が大きく変わります。
しかし、面接の場で身につけるにはふさわしくないアイテムもあるため、ここでは「身につけて良いもの」「避けたいもの」をご紹介します。

身につけて良いもの
  1. コート
    コートを着ていくのは問題ありませんが、室内に入ってからコートを脱ぐのはマナー違反です。
    「常識がない」と思われて印象悪化につながる可能性があるため、会場入りする前に必ず脱ぎましょう。
  2. レザージャケット
    基本的にレザージャケットの着用は問題ありません。
    ただし、レザータイプのジャケットは、デザインや合わせ方によって大きく印象が変わるため、ブランドイメージに合わせた着こなしを意識してください。
  3. デニム
    デニムを取り扱っているブランドであれば、着用しても問題ありません。
    ただし、ダメージやペイントなどの加工が施してあるデニムは、清潔感に欠けるため、避けた方が無難です。
    また、キレイめブランドやジュエリーを取り扱っているようなブランドの場合、「カジュアルすぎる」と判断される可能性があるため、デニムは避けましょう。
  4. アクセサリー(女性)
    ブランドイメージやコーディネートに合っていれば、アクセサリーを身につけても問題ありません。
    ただし、インパクトの強いアクセサリーは悪目立ちすることもあるため、全体のバランスを見ながら調整しましょう。
避けたいもの
  1. 他社ブランドのロゴが入っている服
    “ロゴT”のような、一目でどこのブランドのものか分かる服は避けてください。
    服装だけで不合格になるとは言いませんが、競合ブランドのロゴ入りアイテムを着ていたらあまり良い気はしないでしょうし、「御社の服が好きで…」と言っても説得力に欠けます。
    面接の際は、身につけるアイテムに競合他社のロゴが入っていないか、チェックしましょう。
    また、競合店のブランドを着用する場合は、スタンダードなデザインのものを選んでください。
    競合の服と分かっても、どこのブランドか分からないようなアイテムであれば、配慮していることも伝わります。
  2. 帽子
    基本的に帽子の着用はNGです。
    そもそも、ビジネスの場面では帽子を外すのがマナーですので、帽子をかぶったまま面接を受けていると「非常識だな」と思われる可能性があります。
    帽子をメインに取り扱っているブランドでも、面接中は外している方が好印象です。
    応募先のブランドから「帽子着用」の指定がない限り、身につけるのは避けるべきでしょう。
  3. アクセサリー(男性)
    男性のアクセサリーは女性以上に厳しい目で見られることが多く、不快に感じる人も少なくありません。
    「チャラチャラしている」と思われないよう、面接の際は、結婚指輪以外のアクセサリーを外して臨みましょう。
  4. サンダルやスニーカー
    サンダルやスニーカーは避けた方が無難です。
    先述のとおり、私服面接は「TPOに合った服装ができるか」を見られているため、ビジネスの場面でカジュアルすぎるものを身につけると、マイナス評価になる可能性があります。
    ブランドによっては、サンダルやスニーカーOKな場合もありますが、あえてリスクを犯す必要はありません。
  5. タイツ(女性)
    日本のビジネスシーンでは、ストッキングの着用がマナーとされています。
    ブランドによっても異なりますが、基本的にカラータイツや柄物タイツは、面接の場にふさわしくないため、避けましょう。
    また、黒ストッキングは喪服をイメージさせることから、あまり良い印象を受けない人もいるため、自分の肌色に合った薄手のストッキングを着用してください。
  6. ハイブランドのバッグ
    一目で分かるようなデザインのものは好ましくありません。
    ハイブランドのバッグを使いたい際は、ロゴの目立たないバッグを選んでください。

    また、面接では書類をやりとりすることもあるため、
    ・A4の書類が入るサイズ
    ・チャックなどで口を閉められる
    ・床においても自立できる作り
    のものを基準に選びましょう。

  7. 手ぶら
    「荷物が少ないから」といった理由で、手ぶらで面接に臨む人もいますが、これはNGです。
    面接では、書類のやりとりや性格検査、次回面接のスケジュール調整など、様々な事態が発生します。

    手ぶらで面接に臨むのは、「何の準備もしていない」と言っているようなものなので、相当印象は悪くなるでしょう。
    面接に必要となる持ち物を確認、用意してから面接に臨んでください。

  8. サイジングが合っていない服
    ファッションにおいて、サイジング(アイテムやコーディネートに最適なサイズを選ぶこと)は最も重要な要素の一つです。

    ジャストサイズでないと野暮ったくなってしまう服や、オーバーサイズの方が格好良く決まる服もあります。 色使いやテイストが完璧でもサイジングが合っていないと、全体のバランスが崩れてしまうため、全体のバランスを見ながら服を選びましょう。

私服面接での失敗談について

つづいて、私服面接での失敗談を見ていきましょう。

スニーカーを履いていってしまった
アパレル企業の面接にスニーカーを履いていきましたが、自分以外はセットアップに革靴やローファーといった、カチッとした服装だったため、完全に浮いていました。

シンプルすぎる格好になってしまった
私服といっても面接の場なので、シンプルでキレイな感じのコーディネートを意識しました。
しかし、アウターを脱いだらシンプルすぎる格好になってしまったので、小物をプラスしておけば良かったと後悔。

柄タイツを履いていってしまった
タイツをポイントにしたコーディネートが得意なので、面接にも柄タイツを履いていきました。
面接官の視線が柄タイツの方にいくので「派手すぎたかな…」と後悔。全く面接に集中できませんでした。

帽子をかぶったまま面接を受けてしまった
カジュアル系のブランドだったので、コーディネートに合わせてキャップをかぶって面接に臨みました。
挨拶を済ませてすぐに「顔がよく見えないから取ってくれる?」と言われてしまいました。
その後の面接では、自分に良い印象を持っていないことが伝わってきて、「もっとよく調べておけば良かった」と後悔しました。

リクルートスーツを着ていってしまった
「スーツと私服どちらでも可」だったため、無難なスーツを着ていきました。
しかし、面接に来ていた就活生の大半はおしゃれな私服。
他の就活生は、面接官とその日の着こなしについて話していましたが、自分はリクルートスーツだったので今ひとつ盛り上がりませんでした。

競合ブランドの服を着ていってしまった
ロゴはなかったものの、かなり特徴的なデザインの服だったので「○○好きなの?かわいいよね」と言われてしまいました。
すごく気まずかったです。

ホームページや販売員の方を参考に、当日のコーディネートを前もって考えておきましょう。

面接時のメイクや髪型のポイントとは?

面接時のメイクや髪型と言えば「薄めのメイクに黒髪」が定番ですが、ファッション・アパレル業界においては、この限りではありません。
採用担当は応募者がブランドイメージに合うかどうかを見ているため、メイクや髪型も洋服同様ブランドイメージに合わせることが重要です。

メイクのポイント

清潔感はどのブランドでも重要視されます。

  1. ベースメイク
    メイク前にしっかりとスキンケアを行い、保湿することで乾燥によるメイクのヨレや崩れが起きにくくなります。

    ただし、すぐにベースメイクを行うとメイク崩れの原因となるため、スキンケア後最低でも5分は間隔を開けましょう。
    時間がないときは、ティッシュオフで余分な油分を取り除いてから下地を塗ってください。

    また、コントロールカラーを使うのもおすすめです。
    例えば、
    ・ニキビ跡や赤み…グリーン
    ・くすみや色むら…イエロー
    ・黄ぐすみカバーや透明感アップ…ブルー
    ・赤みカバーやトーンアップ…パープル
    のように、肌の悩みに合わせて選びましょう。

    ファンデーションは、内側から外側に向かってなじませます。
    目の周りや小鼻はスポンジの角を使って、丁寧に塗っていきましょう。

    チークは濃くなりすぎないよう、少しずつ調整していってください。

  2. アイメイク
    ブランドによっても異なりますが、派手すぎるメイクはあまり好まれません。
    ブルーやグリーンといった奇抜なカラーコンタクトや、濃すぎるつけまつげは控えた方が無難です。
    カジュアル系のブランドならナチュラルメイク、キレイ系やラグジュアリーブランドなら眉をしっかり書いてキリっとした印象のメイクにするなど、ブランドイメージを意識して仕上げてください。

    また、眉毛を整えておくと爽やかな印象を与えられるため、男性も忘れずに手入れしましょう。

  3. リップ
    アイメイクやチークとのバランスを見て、口紅やグロスを塗りましょう。
    派手すぎない口紅を塗ることで華やかさを演出できます。

    また、口紅に保湿効果はないため、必ずリップで保湿してから塗ってください。
    グロスについては、マットに仕上げたいときはグロスを控えて口紅だけ塗るなど、テーマに合わせて塗るかどうか決めましょう。

  4. 髪型のポイント
    自由度の高いファッション・アパレル業界ですが、金髪や赤髪のような派手な髪色をNGとしているブランドも少なくないため、自毛に近い色が無難です。
    採用担当は髪色だけでなく、髪の状態も見ています。 

    根元と髪全体の色が異なる“プリン”や、パサつきなどのダメージヘアは清潔感に欠けるため、しっかりとケアを行いましょう。
    髪型に関しては、ブランドイメージに合わせてスタイリングするのがおすすめです。
    例えば、ラグジュアリーブランドの場合、男性はかっちりセットして女性は髪をまとめる、カジュアル系ブランドの場合は、男女ともにトレンドを意識的に取り入れる、といったようにスタイリングしましょう。

    また、爪は人からよく見られているため、手入れを怠らないよう気をつけてください。
    男性は、爪を短く切りそろえてゴミがたまらないよう注意しましょう。
    女性は、ネイルの長さや欠け、剥げがないよう注意してください。

アパレル業界は、他の業界よりも服装や髪型の自由度が高いですが、何でも良いわけではありません。
「私服面接」の意味を考えて、ブランドイメージに合った、清潔感ある服装を心がけましょう。

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