Loading...

転職における内定後の流れは?入社までにやるべきこと

マイ求人検索

エランの転職支援サービス経験豊富で有資格のコンサルタントがあなたをサポート

転職における内定後の流れは?入社までにやるべきこと

内定の連絡が来たら、その場ですぐに「入社します」と言いたくなりますが、二つ返事で了承するのはおすすめできません。
では、応募先企業から内定をもらったら、どのように対応したら良いのでしょうか。

この記事では、転職における内定後の流れと、入社までにやるべきことをご紹介いたします。
内定承諾・辞退・保留の例文や、内定後によくある疑問についてもまとめていますので、是非ご覧ください。

1内定連絡を受け、雇用条件を確認する

最終面接を通過すると、選考を受けた企業から電話もしくは、メールで内定の連絡が来ます。
転職エージェントを利用している場合は、エージェントの担当者から連絡が入ります。

電話の場合「入社する意向があれば採用させていただきます」のように、意向を聞かれることもあります。
その際、その場で回答するのは避け、入社するかどうかは、雇用条件を確認してから決めるようにしましょう。

即答しなくても失礼には当たらないので、

「内定のご連絡、ありがとうございます。
是非前向きに考えていきたいのですが、正式なお返事の前に労働条件を確認させていただきたいと考えております。
つきましては、メールなどの書面でお送りいただくことはできますでしょうか?」

のように、伝えましょう。

雇用条件とは?

雇用条件とは、労働時間や賃金といった労働条件のことです。

労働基準法により、企業は採用時に労働条件を明示しなくてはなりません。「労働条件通知書」と「雇用契約書」が一体になっているケースがほとんどです。

雇用条件には、
・入社日や契約期間
・雇用形態
・就業場所
・業務内容
・労働時間
・賃金
・退職
などの事項が記載されています。

これらの内容を確認した上で、承諾or辞退を判断してください。
不明な点がある場合は、採用担当者やエージェントの担当者に確認しましょう。

2内定通知に返信する

内定通知をもらったら、24時間以内に受領の連絡をしましょう。
承諾するかどうかは別として、なるべく早く内定のお礼をするのがマナーです。

雇用条件が明示された内定通知の場合

【件名】
Re:企業からの件名(変更しない)

【本文】
株式会社○○ 
人事部 ☆☆様

お世話になっております。●●です。
この度は、内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。

前向きに入社を考えております。
雇用条件を確認の上、お約束の日までに正式にご連絡いたします。

何卒、よろしくお願いいたします。

----------------------------------
●● ●●(氏名)
〒000-0000
東京都****
TEL:090-0000-0000
E-mail:******@****.jp
----------------------------------

雇用条件が明示されていない内定通知の場合

【件名】
Re:企業からの件名(変更しない)

【本文】
株式会社○○ 
人事部 ☆☆様

お世話になっております。●●です。

この度は、内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。
前向きに入社を考えております。

正式なお返事の前に、入社後の働き方を確認したく、労働条件をメールなどの書面でいただくことはできますでしょうか。

ご多用の中、大変恐縮ですがご返信いただけますと幸いです。
何卒、よろしくお願いいたします

----------------------------------
●● ●●(氏名)
〒000-0000
東京都****
TEL:090-0000-0000
E-mail:******@****.jp
----------------------------------

雇用条件確認後の連絡

雇用条件を確認したら、期日までに承諾もしくは辞退の連絡をしましょう。期日を指定されなかった場合でも、1週間以内には連絡してください。

連絡せずに辞退するのはマナー違反です。

連絡手段は、
・電話で内定通知が来た場合⇒電話で連絡
・メールで内定通知が来た場合⇒メールで返信
・転職エージェントを利用している場合⇒担当者に連絡
です。

連絡手段ごとのポイント

【メールの場合】
新規作成ではなく、「Re:」で返信してください。送られてきた本文も消さずに残しておきましょう。
件名を変えたり、本文を消した状態でメールを送ったりすると、担当者が確認する手間が増えてしまいます。

【電話の場合】
電話の場合は、出社・退社の時間帯やお昼時は避けた時間帯に連絡しましょう。就業時間が9:00~18:00の企業の場合、14:00~17:00の間が電話連絡の目安です。
担当者が不在だった場合は、担当者の戻る時間を聞いた上で折り返し連絡しましょう。

▼内定承諾のメール・電話例

内定承諾の連絡では、
・お礼
・承諾する明確な意思表示
・入社後の意欲
の3点を伝えるのがポイントです。

<メールの例文>

【件名】
Re:企業からの件名(変更しない)

【本文】
株式会社○○ 
人事部 ☆☆様

お世話になっております。先日、内定の通知をいただきました●●です。
この度は、内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。

さらに雇用契約書をお送りいただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。
謹んで貴社からの内定をお受けいたします。

入社後は、一日も早く貴社に貢献できるよう努めて参りますので、
これからどうぞよろしくお願いいたします。

皆さまにお会いできますことを心より楽しみにしております。
まずはお礼をかねてご挨拶を申し上げます。

----------------------------------
●● ●●(氏名)
〒000-0000
東京都****
TEL:090-0000-0000
E-mail:******@****.jp
----------------------------------

<電話の例文>

お世話になっております。わたくし、内定者の●●と申します。
採用担当者の○○様はいらっしゃいますでしょうか?

(担当者に代わったら)

お世話になっております。先日、内定のご連絡をいただきました●●です。
この度は内定をいただき、ありがとうございます。

本日は、御社からの内定をありがたくお受けしたいと思い、ご連絡いたしました。

入社後は、一日も早く御社に貢献できるよう努めて参りますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。

つきましては、入社までの手続きなどの詳細をお伺いできますでしょうか?

(詳細を聞く)

承知いたしました。
お忙しいところお時間をいただき、ありがとうございました。それでは、失礼いたします。

▼内定辞退のメール・電話例

内定承諾の連絡では、
・お礼
・辞退する明確な意思表示
・辞退理由の詳細は避ける
・お詫び
のポイントを押さえましょう。

<メールの例文>

【件名】
Re:企業からの件名(変更しない)

【本文】
株式会社○○ 
人事部 ☆☆様

お世話になっております。先日、内定の通知をいただきました●●です。
この度は、内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございました。

このような光栄なお知らせをいただきながら誠に恐縮ですが、
検討の結果、貴社の内定を辞退したく、ご連絡いたしました。

お忙しい中、選考に貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、
このような形となってしまい、大変申し訳ございません。
また、メールでのご連絡となりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

----------------------------------
●● ●●(氏名)
〒000-0000
東京都****
TEL:090-0000-0000
E-mail:******@****.jp
----------------------------------

<電話の例文>

お世話になっております。わたくし、内定の通知をいただきました●●と申します。
採用担当者の○○様はいらっしゃいますでしょうか?

(担当者に代わったら)

お世話になっております。先日、内定のご連絡をいただきました●●です。
この度は内定をいただき、ありがとうございます。

誠に恐縮ではございますが、検討の結果、御社よりいただいた内定を辞退したく、ご連絡いたしました。
本来なら直接お詫びに伺うところですが、電話でのご連絡となり申し訳ございません。

貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、このような形になってしまい大変申し訳ございませんでした。

それでは、失礼いたします。

辞退理由は、「検討の結果」や「一身上の都合により」など、簡潔な理由でOKです。

先方から辞退理由を聞かれたら、
・「希望の職種・業種で内定をいただいたため」
・「適性やキャリアプランを考慮した結果、別の企業に縁を感じたため」
のように、伝えると角が立ちません。

「第一志望の企業だったから」「待遇が良かったから」といった理由を伝えるのは、マナー違反です。

▼内定承諾の返事を保留したい場合のメール・電話例
内定承諾の返事を保留したい場合は、
・お礼と保留のお詫び
・保留の理由
・返事ができる日
を伝えた上で、返事を待ってもらえるかお伺いしましょう。

最大で2週間以内を目安に相談し、できる限り早めに連絡してください。保留が難しい場合もあることを念頭に置いておきましょう。

<メールの例文>

【件名】
Re:企業からの件名(変更しない)

【本文】
株式会社○○ 
人事部 ☆☆様

お世話になっております。内定をいただきました●●です。
この度は、内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。

すぐにでも承諾のお返事をするべきではございますが、
選考中の企業が他にもあるため、そちらの話も聞いた上で判断したいと考えております。
つきましては、○月○日(〇)まで返答の猶予をいただけないでしょうか?

こちらの事情で誠に恐縮ではございますが、ご検討いただけますと幸いです。
何卒、よろしくお願い申し上げます。

----------------------------------
●● ●●(氏名)
〒000-0000
東京都****
TEL:090-0000-0000
E-mail:******@****.jp
----------------------------------

<電話の例文>

お世話になっております。わたくし、内定の通知をいただきました●●と申します。
採用担当者の○○様はいらっしゃいますでしょうか?

(担当者に代わったら)

お世話になっております。内定をいただきました●●です。
この度は内定をいただき、ありがとうございます。

すぐにでも承諾の返事をするべきところではございますが、現在、選考中の企業が他にもあるため、そちらの話も聞いた上で判断したいと考えております。

大変恐れ入りますが、○月○日(〇)まで返答をお待ちいただくことは可能でしょうか?

(相談の上、返答期日が決まったら)

ありがとうございます。この度は、こちらの都合で大変申し訳ございません。
なるべく早くご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。

それでは、失礼いたします。

3入社日・退社日を決める

内定を承諾したら入社日を決めます。

大半は、面接時に入社時期のヒアリングをされているため、企業側に伝えた時期を目安に入社日が決まることが多いです。

最終面接の段階で入社の調整をしている企業も多いので、入社時期をずらしたい場合は、早めに連絡してください。

退職は、意向を伝えて即日受け入れられるものではありません。
引き継ぎや退職の手続きを行う必要があるため、1ヶ月~3ヶ月前に伝えるのがマナーです。

また、退職日から入社日までの間に空白期間があると、雇用保険(失業保険)や健康保険といった社会保険の手続きが発生してしまいます。

そのため、入社日の前日に現職の退職日を設定すると、スムーズに転職先へ移行することができます。

4雇用契約を結ぶ

雇用契約のタイミングは、
・内定通知書の承認をもって締結とみなす
・内定通知書の承認後、改めて雇用契約を結ぶ
など、企業によって異なるため、手続きについては企業に確認しましょう。

なお、雇用契約後の入社辞退はマナー違反です。
企業は、あなたの入社に向けて様々な準備を行っているため、契約後の辞退は企業に大きな迷惑をかけてしまいます。

5退職準備を行う

入社が決まったら、職場の上司に退職の意向を伝えます。

上司と相談の上で後任者を決め、業務マニュアルの作成や取引先への挨拶、後任者の紹介などを行いましょう。

退職後に迷惑をかけないよう、最終出社日の3日前までに引き継ぎが完了するよう、計画的に進めます。

6入社に必要な書類を準備する

企業が新しく人を雇い入れる際は、保険加入や納税といった各種手続きが発生するため、下記の書類が必要です。

【必要書類】
・年金手帳
・雇用保険被保険者証
・健康保険被扶養者異動届(扶養家族がいる人のみ)
・源泉徴収票
・給与振込先の届出書
・扶養控除等申告書(扶養家族がいなくても提出)

企業によっては、住民票記載事項証明書や健康診断書、資格や免許に関する書類の提出を求められる場合もあります。

退職先から受け取る書類以外で、何を用意しておく必要があるのかを把握しておきましょう。

入社当日は、企業から説明を受けたり、サインが必要になったりすることもあるので、筆記用具やスケジュール帳、印鑑を持参すると安心です。

7入社までに業界・ブランドの予習をする

周囲と差をつけるためにも、業界やブランドに関する基本情報を予習しておきましょう。

入社前にブランドに関する情報を確認しておくと、仕事への順応が早くなるため、早期活躍につながります。

インターネットで業界や入社する企業、競合他社の動向などをチェックする他、入社の挨拶もかねて店舗を訪問し、新作やディスプレイをチェックするのも良いでしょう。

内定後によくあるQ&A

内定後によくある質問をご紹介いたします。

内定通知をもらった際に口頭で承諾しましたが、内定承諾書が届きません。
内定承諾書を発行していない企業も多いため、特に触れられていなければ、届かなくても問題ありません。
ただし、双方の合意があれば口頭でも雇用契約は成立するため、内定承諾前にメールや書面で労働条件を確認しましょう。
内定承諾後の辞退はできますか?
結論から言うと、可能です。
内定承諾書を提出した後でも、辞退することはできます。
ただし、企業はあなたの意向を受けて、採用活動の停止や入社手続きなどを行っているため、意向を覆されると企業に多大な迷惑がかかります。 
内定承諾後に辞退する可能性があるのなら、内定の返答を待ってもらいましょう。
退職日よりも入社日を早くすることはできますか?
有給休暇消化の期間も含め、在籍期間が重ならないようにするのが基本です。
現職の企業と転職先企業の就業規則で、どちらか一方でも副業を禁止している場合は、退職日の翌日以降に入社日を設定しなくてはなりません。

応募先企業から内定をもらったら、承諾するかどうかにかかわらず、まずはお礼の連絡を入れるのがマナーです。
また、内定の連絡をもらうと、二つ返事で了承したくなるところですが、必ず労働条件を確認してから返事をしましょう。

失礼には当たりませんので、安心してください。
内定後の流れを把握して、スムーズに転職先へ移行しましょう。

エランでは、様々なブランドの求人を多数ご紹介しております。まずはお気軽にご登録(無料)ください。

「転職成功ガイド」その他の記事はこちら

エランに登録する

ご登録からお仕事紹介、ご入職までのサポートや相談など、費用はかかりません。ぜひご登録ください。

新型コロナウイルスの対面時の感染症予防対策に関して

当社では、新型コロナウイルス感染者に関する政府等の発表を受け、対面時での感染予防のために以下の対応を取っております。

ご来社時(求職面談、派遣登録など)について
・面談、ご登録はオンライン(Skype,FaceTime等)、またはお電話でも可能です。
・ご来社の際は、可能な限りマスク着用のご協力をお願い致します。

下記のいずれかに該当される方はご来社をお控え頂けますようお願い致します。
直近1ヶ月以内の海外渡航歴/感染者との接触/症状(風邪の症状や37.5度以上の発熱、倦怠感や呼吸困難)がある/同居のご家族等で同様の状況がある

当社従業員には、風邪や季節性インフルエンザ同様に感染予防と衛生対策として下記徹底に努めております。
・こまめな手洗い、うがい
・咳エチケット
・マスクの着用
・手指のアルコール消毒

転職支援サービスに登録する

求人を探す

職種でさがす

勤務地でさがす

業種でさがす

転職における内定後の流れは?入社までにやるべきこと ページトップ