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【アパレル業界向け】エントリーシートの書き方を解説!

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【アパレル業界向け】エントリーシートの書き方を解説!

希望する企業からの内定を獲得するには、選考の第一関門である書類選考を通過しなくてはなりません。
しかし、書類選考で提出するエントリーシートに「何を書けば良いのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではアパレル業界向けのエントリーシートの書き方について詳しく解説いたします。
書き方のコツや参考例文、提出時の注意点についても説明いたしますので、是非ご覧ください。

エントリーシートとは?履歴書とは何が違うの?

エントリーシートと履歴書は、共通する項目も多いため「同じようなもの」と考えている人も多いですが、この2つには明確な違いがあります。

具体的には、
エントリーシート…選考時に使う書類
履歴書…公的な書類
です。

エントリーシートとは、企業が採用選考を行うにあたって独自に作成し、提出を求めている書類です。
自己PRや志望動機、長所・短所、入社後に何をしたいかなど、選考を行うにあたって知りたい項目を企業側が自由に設定しています。

一方、履歴書は公的書類です。そのため、提出先企業に関わらずJIS規格(日本工業規格)に基づいたフォーマットが使用されます。
氏名や住所、学歴、保有資格・免許などの項目が設定されており、ほとんどの企業は入社後「従業員データ」として保管します。
ちなみに、公的書類である履歴書に虚偽を記載すると、内定取り消しや解雇をされる可能性があります。

アパレルのエントリーシートでよく聞かれる項目

アパレル業界のエントリーシートでは、
・自己PR
・志望動機
・学生時代に力を入れたこと
・入社後のビジョン
・店舗見学の感想
・好きなブランドやファッション雑誌
といったことを聞かれることが多いです。

自己PR

面接官は自己PRを通じて「入社後に活躍できるかどうか」を見極めようとしています。
企業研究をしっかりと行い、自分の強みをどのように活かせるのか、具体的なエピソードを交えてアピールすることが重要です。

志望動機

志望動機からは、入社意欲の高さや企業理解の程度を見極めようとしています。
「なぜその企業に入りたいと思ったのか」「入社したら何をしたいのか」を具体的に書くことがポイントとなります。

学生時代に力を入れたこと

この質問は、応募者の価値観や考えを把握する目的で聞かれることが多いです。
「何のために頑張ったのか、どのようにクリアしたのか」を具体的に伝えると、自分の人柄や価値観をアピールすることができます。

入社後のビジョン

「5年後・10年後どうなっていたいか」といった質問が設定されていることも多いですが、この手の質問は「キャリアの志向が自社とマッチしているか」を把握する目的があります。
応募者の希望と自社のキャリアパスが一致していない場合、企業研究不足や入社後のミスマッチを懸念されてしまいます。
企業研究をしっかりと行った上で「入社後まずは何をしたいのか、その経験から〇年後はどうなっていたいのか」のように、具体的に記載しましょう。

店舗見学の感想

店舗見学の感想を通じて、ブランドへの理解度や課題点・問題点を見つけ出す力を見極めようとしています。
そのため、複数の店舗を見学して感じた違いやブランドの魅力、改善した方が良い点について記載しましょう。
ただし、課題点や改善点について触れる際は「実際に利用してみて、こうしたら今以上に利便性が高まると感じた」など、批判的にならないよう注意してください。

好きなブランドやファッション誌

志望動機の裏付けを確認するために聞かれることの多い質問です。
嘘をつく必要はありませんが、あまりにも応募ブランドとかけ離れた系統のブランドや雑誌だと、ミスマッチを懸念されてしまいます。
熱意を伝えるには、応募ブランドはもちろんのこと、同系列のブランドや応募ブランドがよく掲載されているファッション誌を挙げるのが有効です。

アパレルのエントリーシートを書くために必要な準備

アパレル業界に限ったことではありませんが、説得力のあるエントリーシートを作成するには、
・自己分析
・業界研究
・企業研究
を行うことが重要です。

自己分析

自分がどのような仕事・働き方をしたいのか、強みや弱み、特技は何かなどを把握しましょう。
これらを把握していると、自分にマッチする企業かどうかを判断することができますし、自己PRや志望動機も作成しやすくなります。

業界研究

アパレル業界に強い憧れを持っている人も多いですが、当然良い面ばかりではありません。
業界研究を怠ると、入社後にギャップを感じて早期離職してしまうこともあるので、想像と現実のギャップを埋めるために必ず業界研究を行いましょう。

また、業界研究を行う過程でビジネスモデルや仕事内容についての理解が深まれば、「どういった素養が求められているのか」を予想することも可能です。
そのため、業界研究を行うと、論理的かつ説得力のあるエントリーシートを書くことができます。

企業研究

企業研究は、志望業界の中であなたに合う企業を見つけ、熱意を言語化するために欠かせない工程です。
「企業情報」「事業内容」「制度」など、その企業の特徴や業界での位置づけ、他社との違いを知りましょう。
相手を知ることで、自分の志向とのマッチ度やその企業を志望する理由が明確になります。

アパレルのエントリーシートの書き方のコツ①伝わりやすい文章とは?

エントリーシートを書く際のコツは、
・ポイントを絞って伝える
・具体的なエピソードを書く
・企業の立場で考える
・結論から書く
の4点です。

ポイントを絞って伝える

精力的に活動していると、あれもこれもとアピールしたくなりますが、内容は絞りましょう。
エピソードを盛り込みすぎると内容が薄くなり、結局何を伝えたいのかが分からなくなってしまいます。
エピソードを絞る際は「自分で意思決定を行い、結果に繋がったこと」を洗い出していき、その中で「最も強く印象に残っていること」に決定すると良いでしょう。

具体的なエピソードを書く

「私は勤勉で、リーダーシップがある」のように、単に自分の強みや特性を伝えるだけでは、事実かどうか判断できませんし、具体的な人物像もイメージできません。

伝えたいポイントを絞ったら、
・いつ
・どこで
・誰が
・何を
・どのように
行ったのかを整理し、どのような結果になったのか書きましょう。

具体的なエピソードを書くことで説得力が高まりますし、イメージしやすくなります。

企業の立場で考える

企業にとって、エントリーシートは選考時の参考資料です。
自分自身を企業へ売り込むには「入社後、どのような活躍が期待できるのか」を相手にイメージしてもらう必要があります。

つまり、企業の立場に立って「どんなアピールをされたら、興味を持ってくれるか」という視点で考えることが重要ということです。
日頃の行動や考え方を振り返り、自分の特性を把握したら「入社後、それをどのように活かせるのか」深掘りしていきましょう。

結論から書く

何を伝えたいのか一目で分かるよう、結論から書きましょう。
というのも、採用担当者は大量のエントリーシートに目を通さなくてはならないため、最後まで読まないと分からない内容は好まれません。
「結論⇒理由⇒結論」で構成すると、簡潔で分かりやすい文章になります。

アパレルのエントリーシートの書き方のコツ②志望動機ではココを押さえる!

アパレル企業へ提出するエントリーシートの志望動機では、
・アパレル業界を志望した理由
・その企業を志望した理由
・入社後に実現したいこと
の3点を入れましょう。

アパレル業界を志望した理由

まずは「なぜアパレル業界で働きたいと思ったのか」を明確にさせましょう。
華やかなイメージのあるアパレル業界は人気が高く、強い憧れを抱いている人も多いですが、憧れをアピールするだけでは不十分です。
アパレル業界では、セールなどの繁忙期には残業が発生しますし、社内外の人達と交渉することもあるため、精神的・肉体的なタフさが要求されます。
厳しい側面があることも理解した上で、どうしてアパレル業界で働きたいのかを考えましょう。
「アパレル業界を志望するきっかけ」や「自分を変えるきっかけになったこと」など、エピソードを交えながら具体的に書くと熱意が伝わりやすくなります。

その企業を志望した理由

アパレル業界には様々なブランドが存在するため、応募理由を重視することが多いです。
面接においても質問される項目なので「どうしてこの企業(ブランド)に入社したいのか」を深掘りしていきましょう。

アピールする際は、
・店舗見学で感じた点
・そのブランドの価値観
・企業の取り組みで魅力に感じた点
について触れると、好感を持たれやすくなります。

同じブランドでも店舗によって雰囲気は変わるため、複数の店舗へ訪問して感じた点について伝えると、意欲の高さや熱意をアピールできます。

また、旗艦店はそのブランドを代表する店舗です。
価値観や世界観が体現されているため、物理的に不可能な距離でなければ必ず1度は訪問しましょう。

入社後に実現したいこと

志望動機を作成する際は、「入社したらどのように働いて何を実現したいのか」について、自分の強みと絡めて具体的に記載しましょう。
未来視点でのアピールは働く意欲や熱意が伝わりますし、入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなるため、好印象を与えられます。

ただし、応募先企業のキャリアパスで実現不可能なものを書いてしまうと、方向性の不一致と捉えられてしまい、逆効果になる可能性があります。
キャリア観について触れる際は、企業のキャリアパスを意識した上で書きましょう。

【項目別】エントリーシートの参考例文

ここでは、エントリーシートの例文を代表的な質問項目ごとにご紹介いたします。

志望動機の例文

私が貴社を志望した理由は、接客の質の高さです。
日頃から貴社のブランドを利用しておりますが、どこの店舗を訪れても、貴社販売員は常に心地よい距離感で対応してくださいます。

また、手持ちの服に合わせてコーディネート提案してくれるため「一人ひとりに合った商品を提供したい」という思いを感じられ、強く感動いたしました。

私は、3年間飲食店のホールを担当しており、常連のお客様から「あなたがいると元気になる」「よく気が付くね」とお褒めの言葉をいただいておりました。
この経験を活かして、笑顔を絶やさず、お客様が何を求めているのか考えながら一人ひとりに合った商品を案内できる販売員を目指したいと思っております。

志望した理由(結論)から書き、何を伝えたいのかを明確にした上で説明すると、分かりやすいです。
説明する際は、具体的なエピソードを盛り込むと説得力が高まります。
また、接客経験はアピール材料となるため、アパレル業界でなくても接客経験のある人は、積極的に記載しましょう。

自己PR例文

私の長所は、素早く気持ちの切り替えができるところです。
飲食店でアルバイトをしていた際、当時の店長から「嫌なことや辛いこともあるけれど、それはお客様に関係のないことだから、顔に出してはいけない」と言われたのがきっかけで、常に笑顔で接客するよう意識してきました。

その結果、自分の気持ちに左右されることがなくなり、クレーム対応後も笑顔で接客することができるようになりました。
いつ訪れても温かな笑顔で親身に対応してくださる貴社販売員のように、一人でも多くのお客様に「また会いたい」と思って頂けるよう、常に笑顔で接客し顧客づくりに貢献したいと考えております。

色々とアピールしたくなりますが、欲張りすぎると内容がぼやけてしまうため、PRポイントは一つに絞りましょう。
自己PR例文のように、長所と仕事内容との関連性を考えて書くと、入社後あなたが働く姿をイメージしてもらいやすくなります。

学生時代に力を入れたこと

私が大学生活で最も力を入れたのは、飲食店でのアルバイトです。
人気店のため常に忙しく、注文から提供まで長らくお待たせしてしまうことが課題点でした。
お客様に快適に過ごして頂けるよう、スタッフ全員で改善案を話し合ったところ「お客様が声を掛けてから動くこと」が原因の一つという結論に達しました。

コストを掛けずに今すぐ改善するため、グラスが空きそうなお客様にはこちらから声を掛けるなど、先回りした行動ができるようニーズの把握に努めました。
その結果、実施前と比較した顧客満足度は〇%アップ、積極的なドリンクの紹介によって売り上げも前年同月比○%アップを実現しました。

また、先回りして動くことで時間的な余裕が生まれたため、お客様やスタッフ間のコミュニケーションを増やすことができました。
この経験を活かして、お客様が何を求めているのかを常に考えて行動し、顧客獲得に努めて参りたいと思っております。

学生時代に力を入れたことでは、どういった課題があったのか、それを乗り越えるためにどういった施策を講じたのかを書きましょう。
また、単に「顧客満足度が向上した」「売り上げがアップした」だけでは、主観的な印象を与えてしまいます。
結果を伝える際は、具体的な数字を盛り込むと、信ぴょう性が高まります。

アパレルのエントリーシートを提出するときに気を付けたいこと

エントリーシートは、企業に自分を売り込む重要な書類のため、ネガティブな印象を与えないよう、最低限のマナーを守ることが重要です。

誤字脱字に気を付ける

採用の成否に直結することはありませんが、誤字脱字はゼロが基本です。
誤字脱字は注意力不足や確認不足の印象を与えますし、クオリティも低くなってしまいます。
つまらないことでマイナス評価されないよう、しっかりとチェックしてから提出しましょう。

文体を統一させる

文体とは「である調(~だ。/~である。)」または「ですます調(~です。/~ます。)」のことです。
文章を書く際は、文体を統一させるのが基本のため、「である調」と「ですます調」が混ざらないよう注意しましょう。

独自の用語は控える

専門的な用語や独自の用語は、関係者にしか分かりません。
こうした用語が使われているエントリーシートは、非常に読みにくく分かりづらいため、一般的な言葉で書けているか確認しましょう。

できる限り余白を作らない

回答欄のスペースは、質問ごとに適切にサイズ設定されているため、できる限り余白を作らないようにしてください。
余白が大きいと「自社の志望度が低いのではないか」と思われてしまう可能性があります。
文字数が指定されている場合、9割は埋めるようにすると良いでしょう。

送付状を付ける

送付状とは、書類を郵送する際「何の書類が同封されているのか」を説明するものです。
ビジネス文書送付時のマナーであるため、エントリーシートを郵送する際は、送付状も付けた方が良いでしょう。

【送付状例文】

2020年○月○日

株式会社○○
人事部人事課○○ ○○様

○○大学○○学部○○学科
栄蘭 太郎(えらん たろう)

住所:〒111-1111 東京都○○○○1-1-1
電話番号:090-1111-1111
E-mail:******@***.co.jp

選考応募書類の送付につきまして

拝啓 貴社におかれてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

○大学○○学部○○学科の栄蘭 太郎と申します。
この度、貴社の新卒採用において選考の機会を頂きたく、下記の書類を送付いたします。
何卒、宜しくお願い申し上げます。 

敬具

・エントリーシート1枚
・履歴書1枚

以上

エントリーシートは、採用の成否を判断するための参考資料です。
意欲や熱意を伝え、説得力を持たせるには、自己分析や業界・企業研究が欠かせません。エントリーシート作成前に済ませておきましょう。

また、多忙な採用担当者に興味を持って読んでもらえるよう、簡潔に分かりやすく書くよう心掛けてください。
ちなみに、エントリーシートは書類選考~最終面接まで使われるため「どの企業にどういった内容を提出したか」しっかりと把握しておきましょう。

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