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アパレル業界における志望動機の書き方について解説!

就職や転職の際、志望動機の書き方で悩まれる方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はアパレル業界における志望動機の書き方について解説します。
志望動機に必ず入れたい項目やコツ、経験者・未経験者の例文、面接前日の確認事項をまとめていますので、ぜひご覧ください。

書くべき項目やコツを掴んで、好印象な志望動機を完成させましょう。

アパレル業界について

アパレル業界は、衣料品や小物のデザイン・製造・販売・物流などを行う業界です。
アパレル業界の企業は、大きく分けると企画やデザイン、制作を行うアパレルメーカーと、商品を販売するショップ販売に分類されます。
また、近年はユニクロやコムサのように、「SPA(製造小売業)企画~販売まで一貫して行う小売業」を行うアパレル企業も増加傾向にあります。

アパレル業界の動向

経済産業省が取りまとめた商業動態統計調査によると、2017年の百貨店・スーパー衣料品売上は、約4兆279億円でしたが、2018年には3兆8775億円と3.7%減少しました。
品目別にみてみると、紳士服・洋品が約6,720億円、婦人・子供・洋品が1兆9409億円、その他の衣料品が2,151億円となっており、いずれも前年より販売額は減少しています。
一方、アパレル・ファッションのEC市場規模は、拡大傾向にあります。

物販系分野のBtoC-EC 市場規模

物販系分野のBtoC-EC 市場規模

引用:「電子商取引に関する市場調査

上記の表は、経済産業省が調査した一般消費者向けのEC(インターネット通販)市場規模です。
これによると、衣類・服装雑貨等の市場規模は2017年が1兆6454億円だったのに対し、2018年には 1兆7,728億円と、前年比で7.74%上昇しています。
このことから、今後のアパレル業界はさらにEC市場での販売に力を入れていくことが予想されます。

参考:e-Stat 政府統計の総合窓口「商業動態統計調査

アパレル業界の職種と業務内容

アパレル業界には、

  1. ファッションデザイナー…衣料品のデザインや企画を行う仕事
  2. パタンナー…デザイナーの描いたデザイン画を型紙に起こす仕事
  3. バイヤー…売れる商品を見極め、買い付けを行う仕事
  4. プレス…ブランドや商品のPRを行う仕事
  5. MD(マーチャンダイザー)…商品企画から販売まで取り仕切る仕事
  6. 販売員…商品を販売する仕事

など、多様な職種が存在しており、募集枠や求められる条件も様々です。
例えば、販売員のように未経験でも挑戦しやすい仕事がある一方、パタンナーやデザイナーのようにスキル・経験がないと、就くのが難しい職種もあります。
アパレル業界へ就職したいと考えている人は、自分がどの職種に携わりたいのかを明確にさせておきましょう。

アパレルの志望動機で必ず入れたい項目とは?

そもそも志望動機とは、入社意欲を企業に伝え、自分が入社したらどういった活躍が期待できるのかをアピールするものです。
そのため、応募企業への理解を深めた上で、経験やスキルといった自分の強みをどのように活かせるのか考える必要があります。

志望動機で必ず入れる項目は、

  1. アパレル業界で働きたい理由
  2. ブランド(企業)を選んだ理由
  3. 実現したいこと

です。

各項目を詳しくみていきましょう。

アパレル業界で働きたい理由

なぜアパレル業界で働きたいと思ったのか、その理由を明確にしましょう。
アパレル業界は、華やかな印象もあり人気の高い業界ですが、繁忙期や納期間近になると残業が発生したり、社内外の関係者と交渉したりすることもあるため、精神的にも肉体的にもタフさが必要です。
厳しい面もあることを理解した上で、なぜアパレル業界で働きたいと思ったのか考えてみてください。
「アパレル業界を目指したきっかけ」や「自分を変える出来事になったこと」など、具体的なエピソードを交えて書くと、熱意が伝わりやすいです。

ブランド(企業)を選んだ理由

アパレル業界には多様なブランドがあるため、応募理由が重視される傾向にあります。
面接でも確実に質問される項目なので、「なぜこの企業・ブランドが良いのか」を掘り下げて考えましょう。
実際に店舗へ訪れて感じた点や、そのブランドの価値観、企業が行っている取り組みで魅力に感じた点を記載すると、興味を持ってもらいやすくなります。
また、同じブランドでも店舗によって雰囲気は異なるため、複数の店舗へ訪問した感想を伝えると、意欲の高さや熱意が伝わります。

実現したいこと

志望動機では、応募理由も大切ですが、「具体的にどういったことをしたいのか」未来の視点でアピールすることも重要です。
入社したら、どのように働いて何を実現したいのか、自分の強みと絡めて具体的に伝えましょう。
意欲や熱意が伝わるだけでなく、入社後の活躍がイメージされやすくなり、好印象を与えられます。

アパレル採用における志望動機の書き方のコツは?

採用担当者の目に留まる志望動機にするには、

  1. 重要度の高いものを先に書く
  2. エピソードや具体例を書く
  3. ブランドの魅力は自分の言葉で書く

の3つのコツを抑えましょう。

重要度の高いものを先に書く

多くの採用担当者は、採用活動以外の業務も兼任しているため非常に多忙です。
そのような状況において、多くの志望動機の中から採用担当者の目に留まるには、「いかに読みやすく、分かりやすいか」が重要です。
そのブランドで働きたいと思った理由(結論)を書いてから、具体的に説明していきましょう。

エピソードや具体例を書く

なぜアパレル業界で働きたいのか、なぜそのブランドで働きたいのか、熱意と本気度を伝えるには、エピソードや具体例を書くのが有効です。
エピソードや具体例を盛り込むことで、内容に厚みが出て採用担当者の記憶に残りやすくなります。
また、理由の裏付けにもなるため、志望動機の信頼性も上がります。

ブランドの魅力は自分の言葉で書く

ブランドの掲げるコンセプトをそのまま引用して、企業の魅力として語る応募者が多数います。しかし、それでは採用担当者の心を動かすのは難しいでしょう。
どういったところにブランドや企業の魅力を感じたのか、自分なりの言葉で書くことが大切です。
そのためにも、店舗を訪問したり、企業のホームページから情報を収集したりするなど、ブランドや企業への理解を深める努力は欠かせません。

アパレルの志望動機を書く際に注意したいポイントとは?

アパレル業界の志望動機で多いのが「このブランドが好きだから」「前から憧れていて働きたいと思ったから」といった類のものです。
もちろん、ブランドへの愛着があることは重要なポイントですが、それだけでは説得力に欠けますし、入社後に「思っていたのと違う」と感じて辞めたくなってしまう可能性もあります。
採用担当者は、「一緒に働く人を探している」ことを念頭に置いて考えましょう。

志望動機のNG例

では、どのような志望動機が不採用になりやすいのか、例文をみてみましょう。

【NG例文1】

貴社を志望した理由は、洋服が好きだからです。
また、CMが流れていることもあり、ブランドの知名度の高さやブランドイメージが良いことも挙げられます。

貴社に入社したら、ファッションセンスを磨いていきたいと思っています。

この志望動機では、ブランドを選んだ理由が明示されていません。
単に「洋服が好き」「知名度が高い」では、志望理由にはならず、採用担当者の目に留まるのは難しいでしょう。
また、学ぶ意欲を書くことはアピールにもなりますが、【NG例文1】では非常に受け身で自主性が感じられず、マイナスなイメージを与えてしまいます。

【NG例文2】

○○(ブランド名)のデザインがとても好きで働きたいと思っていたため、貴社を志望しました。
接客経験はありませんが、コミュニケーション能力を活かしてブランドの良さを広めていきたいと思っています。

ブランドへの愛着を示すのは悪くはありませんが、具体性がなく熱意も伝わってきません。
また、ブランドの良さを広めるだけなら、わざわざ就職しなくてもSNSやショップレビューなどの投稿でアピールできます。
全体的に内容が薄いため、「ウチの会社について調べていないのかな?」という印象を持たれてしまいます。

では、どのような志望動機が採用担当者の目に留まる好印象な志望動機なのでしょうか。

未経験者向け!志望動機の例文を紹介

アパレル業界での経験が無い場合、なぜその業界で働きたいと思ったのか、理由を書きましょう。
また、アパレル業界で活かせるような経験やスキルを書くと効果的にアピールできます。

【例文1】ブランドへの愛着をアピール

学生の頃、貴社のブランドを購入したのがきっかけでファッションに強い興味を持つようになりました。
シックなデザインでありながら、さりげなく流行を取り入れたスタイリッシュなデザインと、徹底的に着る人のことを考えて作られた動きやすい洋服に、強い感銘を受けました。

また、洋服だけでなく、小物やクッション、ベッドカバーなどのファブリック製品に至るまで、デザインやこだわりが一貫しており、常におしゃれを楽しみたいというニーズを的確に捉えていると感じております。
アパレル業界で働いた経験はありませんが、貴社ブランドへの愛着は人一倍強く、コンセプトも深く理解しております。

貴社ブランドの良さを一人でも多くのお客様に実感していただけるよう、親切丁寧な接客を行って参ります。

「アパレル未経験でも好きなブランドへ就職したい」という場合、特徴や商品を具体的に書くことで、ブランドへの強い愛着や関心度の高さをアピールできます。

【例文2】接客経験あり

学生時代から貴社のブランドが好きで度々利用しておりますが、どこの店舗へ行っても温かい笑顔で「いつもありがとうございます」とお声がけいただき、心地よい対応に感動しておりました。
接客の際も強引さは一切なく、好みや手持ちの服に合わせた提案をしてくださり、一人ひとりに合った商品を提供したいという気遣いを感じられました。
貴社の販売員の方から接客を受けるうち、私もこのような接客がしたいと思うようになり、応募いたしました。

私は、飲食店で3年間の接客経験があり、常連のお客様から「よく周りが見えているね」「いい笑顔だね」とお褒めの言葉をいただいておりました。
これまでの経験を活かし、お客様が何を求めているのか常に考えながら、笑顔とハートフルな接客で一人ひとりに合った商品を案内できる販売員を目指していきたいと思っております。

アパレル業界の経験が無くても、他の業界で接客経験のある人は、経験をアピールすると良いでしょう。
扱う商材が違っても、お客様への対応を行う点は共通しているため、エピソードを交えて伝えることで強みをアピールすることができます。

【例文3】長所をアピール

斬新かつ繊細なデザインと、居心地よく相談しやすい雰囲気を作ってくださる販売員の方に惹かれ、以前から貴社のブランドを愛用しております。
これまでアパレル業界で働いた経験はありませんが、学生時代バレーボール部に所属していたため、体力と忍耐力には人一倍自信があります。
販売や検品業務といった体力の必要な現場においても、常に笑顔で接客できると自負しております。

また、チームプレーで培った「相手の視点に立って考えられる」長所を活かし、お客様から信頼される販売員を目指していきたいと思っております。

アパレル経験や販売経験が無くても、その業務に自分の経験や強みをどのように活かせるか書くことで、採用担当者にアピールすることができます。

経験者向け!志望動機の例文を紹介

経験者の場合は、前職での実績やエピソードを具体的に書いてアピールしましょう。

【例文1】即戦力をアピール

2年前に貴社のブランドを利用したのがきっかけで、貴社に強い関心を抱くようになりました。
着心地と品質にこだわりながら美しいシルエットになるよう考え抜かれたデザインは、完成度が高く、非常に魅力的です。

私は、3年間アパレル販売員として接客業に携わっており、創意工夫とお客様の視点に立った接客を続けた結果、昨年は接客コンテストで上位入賞することができました。
貴社へ入社後は、これまでのスキルと経験を活かし、すぐに貢献できると確信しております。

また、入社後は周囲の見本となれるような販売スタッフとして、活躍していきたいと思っております。

前職で得た経験やスキル、コンテスト受賞という実績を伝えることで、即戦力として活躍できることをアピールできます。

【例文2】キャリアパスを書いて意欲をアピール

以前から、貴社の前衛的なデザインと挑戦的な世界観に強い魅力と、接客レベルの高さに感激しておりました。
転居に伴って退職することになったため、この機会にぜひ貴社で働かせていただきたいと思い、応募いたしました。

以前の職場では、接客販売のほかにVMDの勉強をして店頭ディスプレイを工夫した結果、ディスプレイ商品の売り上げを大きく伸ばすことに成功いたしました。
前職で培った経験を活かして貴社へ貢献し、将来は店長としてより魅力的な店舗を作っていきたいと考えております。

前職での経験やスキルを実績と絡めてアピールすることで、入社後の活躍をイメージしやすくなります。
また、具体的にキャリアパスを書いておくことで、採用担当者に意欲をアピールできます。

【例文3】アパレル販売から総合職への志望動機

貴社の取り扱っている商品の多様性や、新たな取り組みを続ける姿勢に強く惹かれたため、応募いたしました。
特に、アパレル業界で問題になっている洋服の廃棄に関する取り組みには、深く感銘いたしました。

前職では、アパレルの接客販売を3年行っており、お客様へ商品提案させていただく中で、お客様のニーズを把握し、接客やディスプレイへ反映させることで売上に貢献して参りました。
ニーズを把握するマーケンティング力や商品提案力は、販売促進や取引先との交渉に役立てられると考えております。

今後は、より一層ファッションへの知識を深めてスキルを向上させ、貴社の発展に貢献していきたいと思います。

アパレル販売から異なる職種を目指す場合、アパレル業界での経験は大きなアピールポイントになります。
販売経験を強みとしてアピールしながら、それをどのように活かせるか具体的に伝えましょう。

面接前日に確認しておきたいこととは?

面接選考を通過するには、事前準備が大切です。
下記の5点を確認し、万全の態勢で臨みましょう。

1.面接時間と場所の確認

遅刻は非常に印象が悪いです。
10~15分前には会場へ到着できるよう、事前に場所をしっかりと調べ、余裕を持って行動しましょう。

2.採用担当者の名前と連絡先の確認

電車遅延などのやむを得ない理由によって遅刻してしまう可能性も考えられます。
万が一遅刻する場合は、採用担当者へ事前に連絡を入れましょう。

その際、

  1. 面接日時と自分の名前
  2. 遅刻理由
  3. どれくらい遅刻するか

を謝罪とともに伝えると、相手へスムーズに情報が伝わります。

3.持ち物の確認
  1. 履歴書/職務経歴書(提出済みの場合はコピー)
  2. 筆記用具(ペンやメモ帳、スケジュール帳)
  3. 判子(交通費支給などの場合、必要になることもあります。)
  4. ハンカチ/ポケットティッシュ
  5. 会場周辺の地図
  6. 予備のストッキング

履歴書や職務経歴書といった提出書類は、汚れたり折れたりしないよう、クリアファイルに入れて持っていきましょう。
また、企業によっては、簡単な適性検査の実施や2次面接の日程調整、勤務日に関する相談をされることもあるため、筆記用具や手帳を持っておくと安心です。

4.質疑応答の確認
  1. 募集背景や仕事内容など、企業研究は行ったか
  2. 企業研究を踏まえた自己アピールのポイント整理はできているか
  3. 自己紹介を簡潔に行えるか
  4. 志望動機や転職理由の伝えるポイントを整理できているか
  5. 勤務地や給与といった雇用条件を確認し、希望を整理できているか
  6. 企業への質問を準備できているか
  7. 時事ニュース

面接はお見合いのようなものです。
どうしてその企業を選んだのか伝えられるよう、企業研究をしっかりと行いましょう。

また、転職者は確実に転職理由を聞かれます。
退職理由がネガティブなものであっても、それをそのまま伝えると「不平不満の多いタイプなのかな?」と好ましくない印象を与える可能性があるため、注意が必要です。

業界の動向や企業のホームページをチェックし、最新の情報を把握しておきましょう。

5.服装・身だしなみの確認

アパレル業界は、ある程度ファッションに関するセンスが問われるため、私服面接を実施する企業が多いです。
面接官に好印象を与えるには、面接を受けるブランドの洋服を着たり、トレンドを取り入れた洋服を着たりして、ファッションの工夫をしてアピールしましょう。

また、最低限の身だしなみとして

  1. 靴は汚れていないか(女性:ヒールの釘が出ていないか)
  2. 肌や髪のケアはできているか
  3. 眉毛や鼻毛などのムダ毛処理はできているか
  4. 不潔な印象を与える爪になっていないか(ゴミが溜まっている、爪が長すぎる)

のような点は、しっかり整えておいてください。

面接当日になって慌てないよう、前日までに準備しておきましょう。

志望動機は書くべき項目やコツを掴んでしまえば、意外と簡単に書くことができます。
アパレル業界未経験の方も経験のある方も、就職・転職をする際は、この記事を参考にしてみてくださいね。

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