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バイヤーの志望動機の書く際のポイントを解説!例文【未経験・経験有】付き

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バイヤーの志望動機の書く際のポイントを解説!例文【未経験・経験有】付き

企業の利益を左右するバイヤーは、どの業界でも人気の高い職種ですが、特にアパレル業界では強い憧れを持って目指す人が多いです。

しかし、
「志望動機の書き方が分からない」
「バイヤー職では何をアピールすればいいの?」
とお困りの方も多いでしょう。

そこで、バイヤーの志望動機の書き方やポイント、経験者・未経験者それぞれの例文をご紹介していきます。
バイヤーへの理解を深めるために、仕事内容や求められる能力についてもまとめていますので、是非ご覧ください。

バイヤーを目指すきっかけで多いものは?

バイヤーは、アパレル業界の中でも特に人気の高い職種ですが、どのようなきっかけでバイヤーを目指す人が多いのでしょうか。

接客販売の仕事がきっかけ

バイヤーとして活躍している人の中には、元販売員が多いです。
バイヤーは、「売れる商品」を買い付けるためにエリアや顧客、商品動向など、あらゆる情報の分析を行いますが、お客様と接している販売員にしか分からない情報もあります。

そのため、
「販売員ならではの視点から商品の提案をしていたところ、一部でバイヤー業務を任されるようになった」
「仕入れ業務に携わるようになり、バイヤーを目指すようになった」
という人が多いのです。

バイヤーから仕事の話を聞いて憧れた

バイヤーの仕事は「世界中を飛び回る」「センスを活かせる」など魅力的に書かれており、漠然と憧れを抱く人も多いです。
しかし、バイヤーとして働いている人から話を聞く機会は滅多にないため「実際どういった仕事をしているのかよく分からない」という人も少なくありません。

そうした中、OB・OG訪問や説明会などでバイヤーと話す機会に恵まれ、やりがいや仕事内容、厳しい面などを知ったのがきっかけで興味を持ち、バイヤーを目指す人も多いです。

未経験からバイヤーへの転職状況

バイヤーの場合、バイヤー業務やMD(マーチャンダイジング)、店舗運営管理など、経験者向けの求人がほとんどです。
なぜなら、仕入れの判断や値段の設定といった、バイヤーの下す判断によって企業の利益が変わるため、幅広い知識と経験が必要だからです。
そのため、未経験からバイヤーを目指すのは難しいでしょう。

未経験からバイヤーになるには、
・販売員で経験を積んでバイヤーを目指す
・アシスタントから始める
の方法があります。

販売員で経験を積んでバイヤーを目指す

規模の小さな店舗では、販売員がバイヤー業務を兼任するケースも多々あります。
また、販売員からバイヤーへのキャリアパスが用意されている企業もあるため、キャリアパスから就職先を探すのも一つの手です。
ただし、販売員からバイヤーを目指す場合「必ずしもバイヤー業務に携われる」とは限りません。

バイヤーになれたとしても、数年掛かりになることも珍しくないため、時間が掛かるでしょう。

アシスタントから始める

アパレル業界で働いた経験がある人は、バイヤーアシスタントから始めるのも良いでしょう。
アシスタントであれば業務経験を問わない求人も多いため、経験を積みながらバイヤーを目指すことができます。

バイヤーへの昇進には時間が掛かるでしょうが、バイヤーの仕事を一から覚えることができますし、アシスタントとして業務経験を積んでおけば、転職活動もしやすくなります。
ただし、アシスタントの場合、事務作業など補助業務のみを担当する求人もあるため、応募前に必ず仕事内容を確認しましょう。

バイヤーの仕事内容と求められる能力とは?

では、理解を深めるためにバイヤーの仕事内容と求められる能力を見ていきましょう。

バイヤーの仕事内容

まずは、バイヤーの仕事内容からご紹介していきます。

<情報収集・分析>

バイヤーの仕事は、売れる商品を見極めることです。
店舗によって売れる商品は異なるため、店舗ごとにどのような商品をどれくらい仕入れるかを決めなくてはなりません。

そのため、業界のトレンドや市場ニーズなどの情報収集はもちろんのこと、顧客分析やカラー・サイズにまで落とし込んで商品ごとの動向を把握する必要があるのです。
細やかな情報収集・分析に基づいて、いち早くニーズにマッチした商品を店舗に用意することで、差別化に繋がります。

<商品選定>

情報収集や分析、ブランドイメージ、予算といったあらゆる条件を考慮し、商品の選定を行います。
国内の展示会や卸問屋などに直接足を運んで買い付けすることが多く、場合によっては海外へ出張して買い付けすることもあります。

<生産者との交渉>

バイヤーは企業の利益に直結する仕事です。
売れる商品を見極めるのはもちろんのこと、仕入れ値を抑えて利益を最大限に引き出す必要があります。

そのため、買い付け商品が決定したら販売目標数や予算を考慮した上で、メーカーやデザイナーなどの生産者と交渉を行います。
生産者との交渉は、以前取引したことのある相手であれば、その場で商談することもありますが、新規取引相手の場合はブランドリサーチを行った上で交渉するため、後日商談することが多いです。

<販売管理>

仕入れた商品を確実に売るには、その商品のコンセプトや魅力を販売員に伝え、効果的にディスプレイしなくてはなりません。

そのため、バイヤーは
・販売員やプレスへの商品コンセプトの周知
・商品のレイアウト方法
・店頭販売する際の価格設定
など、商品の買い付けから売り出しまでを担当します。

求められる能力・資質

バイヤーの仕事内容が分かったところで、どのような能力が求められるのか、見ていきましょう。

<情報収集・分析力>

バイヤーには、売れる商品を見極めるセンスや勘も重要ですが、個人の感性だけに頼った買い付けは、ギャンブルのようなものです。
「顧客がどのような商品を求めているのか」「どういった購買動向をしているのか」市場のニーズやターゲット層の動向を正確に把握し、理論的に売れる商品を見極めなくてはなりません。
そのため、バイヤーには情報収集力や分析力が必要不可欠なのです。

<数字への感度>

「何の商品を・いくらで・どれくらい仕入れるか」「販売価格はいくらに設定するか」など、バイヤーの下す判断によって利益が変わるため、数字への高い感度が求められます。

<コミュニケーションスキル>

バイヤーは最大限の利益を引き出すために、生産者と仕入れ価格・納期・仕入れ数などの交渉を行います。
また、仕入れた商品を売るために、商品の魅力を販売員やプレスに伝えるなど、様々な部署の人たちと連携して仕事を進めていきます。

このように、バイヤーは社内外の様々な人と頻繁に接しているため、コミュニケーションスキルが欠かせません。

バイヤーの志望動機の書き方

ここでは、志望動機の書き方と書く時のコツをご紹介します。

志望動機の書き方

志望動機には、
・なぜバイヤーなのか
・なぜその企業なのか
・何を実現したいのか
を記載することが重要です。

<なぜバイヤーなのか>

志望動機を書く際は「なぜバイヤーなのか」を明確に説明する必要があります。
例えば「ファッションが好きだからアパレル業界のバイヤーになりたい」といった志望動機を書く人が多いですが、バイヤーを目指す理由としては弱いです。

好きなこと・得意なことを伝えるのも大切ですが、その理由だけでは、必ずしもバイヤー職である必要はありませんよね。
そのため、志望動機には「バイヤー職だからできる内容」を記載するのが重要なのです。

<なぜその企業・ブランドなのか>

アパレル業界には様々なブランドがあるため「なぜこの企業・ブランドが良いのか」を明確に記載しましょう。
応募理由は面接でも質問されるため、具体的に説明できるようしっかりと企業研究を行うことが重要です。

例えば、
・実店舗へ訪れて感じた点
・そのブランドの価値観
・その企業ならではの取り組みで魅力に感じた点
などを記載すると良いでしょう。

また、エリアや客層に合わせた店舗づくりをしているため、同じブランドでも店舗によって雰囲気は変わります。
複数の店舗へ訪問した感想を伝えると、志望度の高さをアピールできます。

<何を実現したいのか>

応募した理由に加え「入社したら何をしたいのか」を自分の強みと絡めて記載しましょう。
過去の経験やスキルといった強みを「○○を活かして△△していきたい」のように、実現したいことに絡めてアピールすると、入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。

志望動機を書く時のコツ

企業の採用担当者は、日々多くの応募書類を見ています。

そうした中で採用担当者の興味を引くには、
・重要度の高いものから書くこと
・エピソードを交えて具体的に書くこと
・自分の言葉でブランドの魅力を書くこと
が重要です。

<重要度の高いものから書くこと>

企業の採用担当者は、他の業務と兼任していることが多いため「分かりやすく書くこと」が重要です。
「なぜそこで働きたいのか(結論)」を書いてから具体的に説明すると、読み手に伝わりやすくなります。

<エピソードを交えて具体的に書くこと>

過去のエピソードなどを交えて具体的に書きましょう。
エピソードを記載すると理由が裏付けられるため、信ぴょう性が高まりますし、熱意も伝わりやすくなります。

<自分の言葉でブランドの魅力を書くこと>

ブランドコンセプトを引用した志望動機を提出する応募者も多いですが、それでは採用担当者の印象に残らないでしょう。
ブランドコンセプトを理解した上で、自分なりの言葉で「どこに惹かれたのか」を書くことが重要です。
特に、バイヤーはブランドイメージに沿った商品を仕入れるため、企業やブランドへの深い理解が欠かせません。
店舗への訪問や企業ホームページを読み込むなど、しっかりと企業・ブランド研究を行いましょう。

バイヤーの志望動機の例文

志望動機に記載すべきことや書き方のコツが分かったところで、経験者・未経験者それぞれの例文をご紹介します。

バイヤー経験者の志望動機例文

では、経験者の志望動機例文から見ていきましょう。

<良い例文1(経験者)>

圧倒的なマーケティング力に基づいた商品展開や、幅広い輸入ルートに魅力を感じ、貴社を志望いたしました。

私は、セレクトショップのメンズバイヤーとして3年間勤務し、取引先との交渉や仕入れ、新規取引先の開拓、シーズンごとのキャンペーン企画などを担当していました。
お客様のニーズをいち早く察知できるよう、トレンドや商品動向などを常に把握して仕入れ業務を行い、消化率○○%を達成しました。

前職で培ったマーケティング力と交渉力は、コストを抑えた仕入れや新規取引先の開拓などにお役立ていただけると考えております。
入社後は、各種データ分析などを行って顧客のニーズを早期に把握し、一日も早くバイヤーとして貴社に貢献できるよう精進してまいります。

志望動機では【良い例文1(経験者)】のように、応募先の魅力を自分なりの言葉で書くことが重要です。
担当していた業務や工夫を記載し、どういった結果が得られたのかを具体的に書くと、説得力のある志望動機になります。
また「経験や強みをどのように活かせるのか」を明確にすることで、入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。

<NG例文1(経験者)>

貴社の裁量の大きなところに魅力を感じ、応募いたしました。
前職では、アウトドア用品店の仕入れ担当として2年間勤務し、取引先との交渉や仕入れ業務などを行っており、海外での買い付け経験もあります。
前職で培った交渉力や英語力は、貴社の利益向上に貢献できると確信しております。

【NG例文1(経験者)】では、志望理由を裁量の大きなところとしていますが、何をもって大きいと判断したのかが分かりません。
魅力を感じたきっかけを具体的に書くようにすると、熱意が伝わりやすくなります。
また「強みをどのように活かせるのか」「将来はどうなりたいのか」が記載されていないため、インパクトが弱いです。

バイヤー未経験者の志望動機例文

つづいて、未経験者の志望動機例文をご紹介いたします。

<良い例文1(未経験者)>

販路拡大のための斬新なアイディアや、ユーザー目線に立った分かりやすい貴社ECサイトに魅力を感じ、応募いたしました。

以前から洋服が好きで様々なECサイトを利用してきましたが、「商品写真が少なく商品のイメージが湧きづらい」「写真の過度な加工により購入前後のギャップがある」といった不満を抱えていたところ、貴社ECサイトを拝見しました。
豊富な写真や購入者の口コミなど商品情報の提供量、サポートの丁寧さといった、他のECサイトにはないユーザーに対する真摯な姿勢に感動いたしました。

また、貴社では定番のブランドだけでなく、海外の珍しいブランドを積極的に取り扱っているところも魅力に感じています。
私がバイヤーに興味を持ったのは、商品のヒットによって、工場の経営状況がV字回復したという事例を目にしたのがきっかけです。
ニーズはあるが、世に知られていない商品を送り出すことのできる魅力的な仕事だと思い、バイヤーを目指すようになりました。

アパレル業界やファッションについての知識を深めていき、将来的には新たなブランドを発掘して、お客様に喜んで頂ける商品を提供できるバイヤーになりたいと考えております。

アパレル業界を目指すのであれば、洋服好きであることは大前提なので「なぜその企業に入社したい」と思ったのかを具体的に書くことが重要です。
また、新卒などバイヤー経験のない方は、バイヤーを目指すようになったきっかけを書きましょう。
エピソードや具体例を盛り込んで書くと、納得感のある志望動機になります。

<NG例文1(未経験者)>

私は幼いころから洋服が好きで、トレンドへの敏感さや自分のセンスを活かして働きたいと考えていたため、バイヤーを目指すようになりました。

貴社は取扱商品が幅広く、お客様のニーズを満たす素晴らしい商品を取り揃えているため、選定センスが素晴らしいと感じています。
そのような環境で、商品知識やバイヤーとしてのノウハウを学びたいと思い、貴社に応募いたしました。

将来は、ヒット商品を生み出せるバイヤーを目指して頑張りたいと思っています。

バイヤーには、トレンドへの感度の高さやセンスも重要ですが、感性だけでは「商品が売れない」リスクが高くなります。
そのため、【NG例文1(未経験者)】のように、感性だけで訴えかけると「職種研究が不十分なのではないか」と思われてしまいます。

また、具体的なエピソードも書かれていないため、この内容では「本当にセンスが良いのか」「トレンドには敏感なのか」が判断できません。
さらに、志望動機に具体性がないため、熱意や意欲が伝わりづらいです。

バイヤーは、アパレル業界の中でも人気の職種です。
競争率も高いため、採用担当者の目に留まるには他の応募者と差別化する必要があります。
ご紹介した内容を参考に、自分なりの言葉で志望動機を書いてみてください。

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