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アパレルの最終面接でよく聞かれる質問とは?

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アパレルの最終面接でよく聞かれる質問とは?

「最終面接は意思確認だけ」と考えている人も多いですが、最終面接はこれまでの選考を勝ち抜いてきた候補者の中からより相応しい人物を選ぶ場です。
これまでよりもシビアな視点で見られるため、最終面接を突破するには入念な準備が欠かせません。

そこで、この記事では1次面接・2次面接との違いや、よくある質問例など、最終面接について詳しく解説していきます。
また、逆質問や最終面接の事前準備についてもご紹介いたしますので、是非ご覧ください。

最終面接と1次面接・2次面接の違いは?

1次面接・2次面接と最終面接との大きな違いは、誰が面接を実施するかです。

一般的な就職活動で実施される面接では、
・1次・2次面接 ⇒ 現場のメンバー・人事担当者
・最終面接 ⇒ 現場の責任者や役員・経営者
が面接官を務めます。

そのため、1次・2次面接と最終面接では、評価するポイントが異なります。

1次・2次面接で評価するポイント

1次・2次面接は、入社後に直接関わる立場の人が面接官を務めることが多いです。
「この人物と一緒に働けそうか」「最終面接に進めて問題ないか」といった観点から、候補者の人物像や志向、ポテンシャルを評価しています。

また、人事担当者が面接を行う場合もありますが、この場合、身だしなみや言葉遣い、最低限のスキルなど応募要件を満たしているかを確認する目的であることが多いです。

最終面接で評価するポイント

最終面接は、現場の責任者や役員・経営者が面接官を務めます。

最終面接に進んだ候補者は「企業の求める水準をある程度満たしている」と判断されています。
そのため、最終面接では「会社に貢献してくれそうか」「志望意欲は高いか」「自社の社風と合いそうか」といった観点で評価を行うことが多いです。

このようなことから、最終面接に臨む際は、企業への理解をより深めるための対策を練る必要があります。

アパレルの最終面接でよく聞かれる質問

では、アパレル業界の最終面接ではどのような質問をされるのか、回答例と共に見ていきましょう。

【質問1】志望動機と自己PRを教えてください。

志望動機や自己PRは他の業界と同様、必ず聞かれる質問であり「やる気や熱意があるか」を測っています。

志望動機と自己PRを答える際は、
・アパレル業界を志望している理由
・そのブランドを志望している理由
の2点を伝えた上で「自分の強みをどのように活かせるか」をアピールすると、好印象を与えられます。

また、最終面接では「それはなぜですか」と質問を深堀されることも多いため、落ち着いて回答できるようしっかりと企業研究を行いましょう。

<回答例>
ファッションに強い興味を持つようになったのは、〇年前に御社のブランドを利用したのがきっかけです。
デザインの良さはもちろんのこと、素材や機能面にまでこだわった洋服に強く惹かれました。

また、御社のブランドは、いつどこの店舗へ行っても笑顔で丁寧な対応をしてくださるため、私も御社販売員のような「お客様に寄り添う接客がしたい」と思うようになり、志望いたしました。
私は、飲食店で3年間ホールスタッフを担当しており、常連のお客様から「○○さんがいると元気になるよ」「よく周りが見えているね」とお褒めの言葉をいただいておりました。
飲食店での接客経験を活かして、お客様が何を求めているのかを常に考えながら、笑顔を絶やさず接客し、お客様から信頼される販売員を目指していきたいと思っております。

具体的なエピソードを織り交ぜることで、志望動機の信頼性がアップしますし、イメージもしやすくなります。
アパレル業界では、接客業経験者が歓迎される傾向にあるため、アパレル業界以外でも接客経験のある人は積極的にアピールしましょう。

【質問2】他社の選考状況について教えてください。/他にどういった企業を受けていますか?

志望度を測る目的で、他社の選考状況を質問されることがあります。また、他社の選考状況から一貫性の有無を確認しています。
「御社だけです」と言いたくなりますが、嘘をついてしまうと後々困ることになるため、素直に答えましょう。

<回答例>
現在の選考状況は、最終面接まで進んでいる企業が御社以外で2社あり、2次面接が3社、1次面接が1社です。
選考を受けている企業はいずれもアパレル業界の企業ですが、御社は現場の声やお客様の要望を素早く商品化する環境が整っているため、非常に魅力を感じております。

企業側も複数社の選考を受けていることは承知しているため、他社の状況を伝えても失礼には当たりません。
他社と比較してどういったところに魅力を感じているのかを伝えると、好印象です。
また、現在の状況を伝えた上で「第一志望は御社です」と伝えるのも良いでしょう。

【質問3】将来のキャリアプランについて教えてください。

会社とのマッチ度を測るために質問されることが多いため、しっかりとキャリアプランを立てておきましょう。
ただし、いくら明確なキャリアプランでも、販売職の採用面接で「いずれはデザイナーになりたい」と回答しても良い印象は与えられません。

なぜなら、企業の方針と学生のキャリアプランがマッチしていないからです。
お互いの求めるものにズレがあれば、採用してもすぐに退職される可能性が高いと判断されてしまいます。

<回答例>
入社したらアルバイトでの接客経験を活かし、店舗の売上アップに貢献できるよう、着実に個人売上を伸ばして参ります。
販売員としての経験と実績を積んだ後は、店長として店舗運営や教育に関わっていきたいと考えています。

「幅広い業務に関わりたい」など漠然とした回答ではなく、募集職種やその企業で実現可能なキャリアを伝えると、好印象を与えられます。

【質問4】関心のあるニュースはありますか?/○○のニュースについてあなたの意見を聞かせてください。

意欲の高さを見極める目的で、志望業界にまつわるニュースについて聞かれることがあります。

<回答例>
ECサイト市場が活発化しているというニュースに関心を持ちました。
アパレル通販サイトの利用者も年々増加しているため、今後はECサイトとリアルな店舗を連携させて、顧客の都合で購入・受取ができるよう、オムニチャネル化を進めることが重要となるのではないかと思いました。

この手の質問に正解はありません。
ただし「関心を持ったニュースは特にありません」と回答すると「この業界に興味がないのでは?」と思われてしまいます。
面接官から質問された際に自分なりの考えを答えられるよう、応募する業界関連のニュースはしっかりと把握しておきましょう。

【質問5】休日が不規則な仕事ですが大丈夫ですか?また、残業が発生することもありますが大丈夫そうですか?

入社後のギャップを防ぐ目的で、ネガティブな質問をされることがあります。
アパレル業界では土・日・祝日が繁忙期となるため、休みは変則的ですし、シーズンの入れ替え時は営業終了後に作業を行うため、夜遅くまで残ることもあります。

また、本社勤務の場合も「土曜日のみ出勤」など、カレンダー通りの休みではない可能性もあるため、事前によく確認しておきましょう。

<回答例>
職務上、休日が不規則になることは承知しておりますので、問題ございません。
なお、残業の対応も可能です。

不規則な休日や残業に対応できる場合は問題ありませんが、対応が難しい場合はその理由を伝えてください。
何の根拠も説明せずにできないと伝えても、わがままを言っているように思われてしまいます。
例えば「家族の介護があるため、毎日夜遅くまで残業するのは難しいです。事前に調整させていただけると幸いです。」のように、根拠を伝えると理解してもらえます。

アパレルの最終面接で好印象な逆質問は?

一般的な面接では、面接官からの質問が一通り済むと「何か聞いておきたいことはありますか?」と聞かれます。
なぜかと言うと、企業の情報をきちんと調べた上で質問を用意してくるか、応募者の志望度の高さを測りたいからです。

また、逆質問は応募者から発言することになるため、コミュニケーション能力の程度や質問内容から応募者の人間性を見極めようという狙いもあります。
その他にも、逆質問によって応募者の不安を払しょくし、志望度を高める目的でも行われています。
入社意欲や熱意をアピールできる最後のタイミングであるため、逆質問が行われる目的を踏まえ、事前に聞いておきたいことをまとめておくと良いでしょう。

<最終面接で好印象を与えられる逆質問例>
・内定を頂けた場合、入社までにしておいた方が良い勉強はありますか?
・達成感を覚えた瞬間はどのような時ですか?
・5年後、10年後の経営ビジョンについて教えてください。
・現状で御社が足りていないと感じる部分はありますか?
・御社で活躍されている方に共通している特徴は何ですか?
・これまでで最も苦労した仕事や困難だった仕事は何ですか?
・社員同士の飲み会やランチ会の頻度は、どの程度ですか?

「はい・いいえ」で答えられる質問にすると、具体的な情報を得ることができません。
「どのくらいの頻度ですか?」「比率はどれくらいですか?」のように質問すると、事実にもとづいた具体的な回答を得られるため、企業との相性を判断しやすくなります。

また、入社までにしておくべきことを聞いておくと、企業が即戦力としてどのような能力を求めているのか把握することができますし、やる気のアピールにも繋がります。

印象が悪化してしまう逆質問は?

逆質問は何でも聞いて良いわけではないため、質問によっては、印象を悪化させてしまう可能性もあります。

具体的には、
・待遇に関する質問
・調べればすぐに分かる質問
・依存心の高い印象を与える質問
です。

待遇に関する質問

休日・休暇や給与など、待遇に関する情報は働く上で大切な情報であるため、質問すること自体は問題ではありません。
しかし、待遇面ばかりを聞いていると「会社や仕事への興味が薄いのでは?」と思われてしまうため、最小限に留めましょう。

<NG逆質問例>
・御社の平均年収を教えてください。
・残業はありますか?
・年間休日は何日ですか?
・有給休暇はいつから取れますか?
・御社の福利厚生を教えてください。

待遇面に関する情報は、求人情報や企業が公開している採用情報から入手することができます。
入念に情報を調べた上で応募しましょう。

調べればすぐに分かる質問

企業理念や事業内容、売上高といった、調べれば分かるような内容を聞いてしまうと「何も調べていません」と言っているようなものです。
ただし、「競合のA社B社も同様の商品を同等の価格で販売していますが、差別化を図るためにどういった工夫をされているのでしょうか?」のように、リサーチをした上での踏み込んだ質問は熱意のアピールに繋がります。

<NG逆質問例>
・御社の企業理念を教えてください。
・御社の売上高を教えてください。
・どういった商品を取り扱っていますか?
・御社の強みは何でしょうか?

志望企業のホームページや求人情報を読み込んだ上で、面接に臨みましょう。

依存心の高い印象を与える質問

学校は知識を身につける場ですが、会社は利益を上げる場であるため、自主性が重要視されます。
そのため、消極的な姿勢や依存心の高い印象を与えるような質問をすると、マイナス評価されてしまいます。

<NG逆質問例>
・御社に入るとどういった研修を受けられますか?
・勉強できる環境は整っていますか?
・ノルマが達成できなかった場合、ペナルティなどはありますか?
・入社してから覚えれば大丈夫ですか?

研修などのサポート体制について聞きたい時は「研修期間はどれくらいあるのでしょうか?今から準備できることがあれば是非お伺いしたいです。」のように質問しましょう。
聞き方を変えるだけで、積極的な姿勢をアピールできます。

逆質問することがない場合

逆質問で「特にありません」と答えると、自社への志望度が低いと判断される可能性があるため、できる限り逆質問は行った方が良いです。
しかし、面接の過程で、事前に用意していた質問の回答を得られてしまうこともあるでしょう。
苦し紛れに逆質問をするよりは、素直に「十分にご説明していただきましたので、こちらからの質問は特にありません。お話をお伺いしてさらに入社意欲が高まりました。」と伝えた方が好印象です。

アパレルの最終面接に備えておきたいこと

アパレル最終面接の事前準備では、
・企業研究と志望動機の深堀
・エントリーシートや履歴書の見直し
・ブランドイメージを意識した服装
の3つがポイントです。

企業研究と志望動機の深堀

企業研究と志望動機の準備は、1次面接時に済ませている人がほとんどだと思いますが、最終面接前にもう一度企業研究と志望動機の深堀を行いましょう。
なぜなら、最終面接はある程度水準を満たした人の中から、よりマッチ度の高い人物を選ぶために、突き詰めた質問をされるからです。

企業研究や志望動機が浅い状態のまま最終面接に参加すると「なぜ?」「どうして?」「具体的には?」と深堀された際、答えに詰まってしまうでしょう。
自分なりの意見を述べるには、より深い理解が欠かせないため、企業研究と志望動機の深堀が重要なのです。

エントリーシートや履歴書の見直し

最終面接では、自社とのマッチ度や入社意欲の高さが問われます。
最終面接まで進んでいる人は、志望動機や就職活動の軸が定まっているでしょうが、今一度エントリーシートや履歴書を見直しておきましょう。
というのも、最終面接の面接官にとって、あなたは初対面の相手ですし、必ずしもこれまでの情報が全て共有されているとは限らないからです。

また、面接官はエントリーシートや履歴書をもとに質問していくため「どのような内容を、どういった意図で書いたか」見直しておけば、一貫性のある回答ができます。

ブランドイメージを意識した服装

アパレル企業の面接では、私服指定されることが多いです。

これは、
・自社のブランドイメージにマッチするか
・TPOに合った格好ができるか
・ファッションセンス
を確認する目的で行われています。

そのため、アパレル企業の面接は私服参加が基本と考え、ブランドイメージに合った服装で臨みましょう。

具体的には、
・応募先ブランドのアイテムを取り入れる
・清潔感を重視する
・トレンドを意識する
ようにすると、好印象を与えることができます。

<応募先ブランドのアイテムを取り入れる>

全身応募先ブランドの洋服でまとめる必要はありませんが、1アイテムでも身につけている方が印象は良いです。
応募先ブランドの商品を持っていない場合、やむを得ず競合店のアイテムを身につけることもあるでしょう。
その場合、ロゴ入りなどの特徴的なデザインのものは避け、スタンダードなデザインのアイテムを選ぶようにしてください。

また、広報を行うPR(プレス)や、商品の買い付けを行うバイヤーを目指している人は、日本では知名度の低い海外ブランドのアイテムを身につけるのも良いでしょう。
トレンドやファッション情報に対する感度のアピールに繋がります。

<清潔感を重視する>

清潔感は必要最低限のマナーであり、衣服を取り扱うアパレル業界では特に重要視されます。
最終面接では役員や経営者が面接官となるため、カジュアル系のブランドであっても「スニーカーは避けて革靴にする」「ジャケットを着用する」など、失礼に当たらない服装を心掛けましょう。

また、面談では細かなところまで見られるため、髪や爪のケアも行い、身だしなみを整えてから臨んでください。

<トレンドを意識する>

流行を発信する側であるアパレル業界は、職種に関係なくトレンドへの感度の高さが求められます。
そのため、トレンドを意識したセンスの良いコーディネートは「豊富な着こなし提案ができそうだ」と好印象を与えられます。
ただし、トレンドを重視するあまり、ブランドイメージから外れてしまうと逆効果になるため、全身のバランスを見てコーディネートすることが重要です。

「最終面接は意思確認だけ」と思っている人もいますが、1次・2次面接よりも突き詰めた質問をされるため、決して甘く見てはいけません。
最終面接に臨む前は、必ず企業研究や志望動機の深堀と提出書類の見直しを行い、万全の体制で臨みましょう。

また、アパレル業界は、面接時のファッションや身だしなみも判断材料になるため、服装にも注意が必要です。
ご紹介したポイントを踏まえ、気を引き締めて臨みましょう。

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