アパレル店員が暇なときにできることは？販売員あるあるや暇になる時間・閑散期でも売上を上げる方法
セール時期などの繁忙期を過ぎると、アパレル店員は「暇だ」と感じる機会が増えます。
「暇な時間よりも忙しく立ち回っていたい」と思う人もいるでしょうが、暇な時間はアパレル店員にとってスキルアップする絶好の機会です。
そこでこの記事では、アパレル店員が暇になるタイミングや有効活用するための方法についてご紹介します。
アパレル店員が暇になるタイミングは、
・セール終了後
・シーズンの合間
・午前中（特に平日）
・天候の悪い日（雨・雪・台風など）
です。
アパレル業界には「繁忙期」と「閑散期」があり、セール終了後やシーズンの合間となる2月・8月頃は、最も客数が減ります。
夏と冬のクリアランスセール後ということもあり、この時期は一層暇に感じるでしょう。
また、時間帯や天候によっても混雑状況は大きく変わります。
基本的に午前中は休日も平日も空いていますが、平日は特に客数が少なく「来店客ゼロ」なことも珍しくありません。
なお、一般的に悪天候の日は客数が伸びづらいです。
ただし、「夕方から急に雨が降り出した」など、急に天気が崩れた場合は、屋内に避難してくる人たちで逆に客数が伸びることもあります。
暇な時間はアパレル店員にとって、絶好のチャンスです。
お客様がいるときにはできないことを行って、スムーズに業務を進めましょう。
アパレルの店舗には、数多くの商品が入荷します。
手すきの時間を利用して、入荷商品の検品・品出しや出荷商品の発送作業といった、入出荷作業を行いましょう。
バックヤードの整理や商品・備品の在庫確認なども行い、必要に応じて発注します。
商品整理や店内の清掃は、美観を保つために重要な業務です。
来店客がいても行いますが、店舗内に人がいない時間帯でないとできない清掃もあるため、念入りに行いましょう。
例えば、
・フロアのモップがけ
・フィッティングルームの清掃
・鏡やウインドウのガラス拭き
・ディスプレイ周りの清掃
・ライトのホコリ取り
・什器やトルソーのホコリ取り
などです。
毎日掃除していてもホコリは溜まるので、こまめに行いましょう。
他スタッフとのロープレは、声がけのフレーズやトークの仕方、話の進め方、コーディネートなどを学べます。
他スタッフから客観的なアドバイスをもらえるので、接客レベルがアップしますし。
また、ロープレは客引き効果があるため、来店客も増えやすいです。
接客の勉強だけでなく、売り場の活気づくりにもなるため、暇な時間帯は積極的に他スタッフとロープレを行いましょう。
売り場のレイアウト変更は時間がかかるため、手すきの時間帯に行うのがおすすめです。
本部から指示が来ている場合はその指示にしたがって変更します。
自店舗で自由に変更できる場合は、商品動向を見ながらどこに何のアイテムを配置するか工夫しましょう。
では、閑散期でも売り上げを上げるにはどうしたら良いのでしょうか。
店舗でSNSを行っているのであれば、スタッフのおすすめコーディネートやアイテムの入荷情報などを積極的に発信しましょう。
特にInstagramはファッションとの相性が良いので、コーディネート写真をアップするだけでもアピールになります。
繁忙期中は複数のお客様を同時に接客する機会が多いため、どうしても一人ひとりにかけられる時間は少なくなります。
お客様としっかりコミュニケーションを取り合い、接客のスキルがアップすれば、少ない客数でも個人の売上目標をクリアできるようになります。
また、丁寧な接客でお客様から信頼を獲得することができれば、顧客獲得につながります。
つづいて、アパレルの閑散期に起こりがちなことをご紹介します。
日常業務が一通り落ち着くと、スタッフ同士でコーディネートを提案し合ったり、新作商品の試着をしたりすることが多いです。
コーディネートの勉強にもなりますし、そのままロープレが始まることも多いので、接客の仕方も学べるでしょう。
また、実際に着用することで「動きやすい」「薄手だけど暖かい」など、思わぬ発見にもつながります。
お客様役と販売員役に分かれて疑似接客を行うロープレは、売り場に活気が出るため、どこの店舗で頻繁に行われています。
制服着用のブランドでは、リアルさを出すためにお客様役のスタッフがアウターを着用することも多いです。
来店客が少ないときは、店内のディスプレイを変えるチャンスです。
季節の合間は寒暖差が激しいため、肌寒い日には暖かいアイテムを用いたディスプレイにするなど、その日に合わせてディスプレイを変えると良いでしょう。
どれほど人気のあるアパレルブランドでも、繁忙期・閑散期は存在するため、一時的に暇を感じることはあります。
ただし、年間を通してあまりにも来店客が少ない場合は、転職を視野に入れた方が良いでしょう。
というのも、採算が取れなければ遅かれ早かれ閉店しますし、商業施設自体閉店になることもあるからです。
正社員であれば、閉店後は他店舗に異動することになるでしょうが、派遣社員やアルバイト・パートといった非正規雇用者は契約打ち切りになる可能性が高いです。
また、正社員であっても会社全体の利益が減少すれば、減給や早期退職者募集といった施策が講じられることもありますし、最悪の場合、倒産の可能性もあります。
そのため、万が一の事態に陥っても転職できるよう、知識やスキルを磨いておくことが大切です。
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閑散期などの来店客が少ないタイミングは、販売員にとって絶好のチャンスです。
積極的に他スタッフとのコーディネート提案やロープレなど、暇な時間を有効活用して接客のスキルを向上させましょう。
活気づくりにもなるので、客数増加にもつながります。
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