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商品やサービスを世間に広める広報・PR活動は、人気の高い職業です。
近年、広報やPRをフリーランスへ委託する企業が増えていることをご存知でしょうか?
今回は、広報・PR活動でフリーランスのニーズが増えた理由や、フリーランスになるために必要なこと、注意点などついてご紹介します。
広報・PRはブランドや商品、サービスを世の中にアピールし認知度をアップさせる仕事です。
自分が手がけたPRがきっかけとなり、商品やサービスが広まる仕事は、とてもやりがいを感じることでしょう。
かつては企業内の広報部がPRを行っていましたが、
・PR業界の市場規模拡大
・人手不足
などの理由からフリーランスを活用する企業が増加しています。
日本パブリックリレーションズ協会によると、2018年度のPR業界全体の売上高は、推計1,290億円と、2016年度の1,016億円を大きく上回りました。
また、雑誌やテレビなどで取り上げてもらう従来のPR手法以外にも、インターネットを活用した新しい手法も出てきていることから、今後はさらにPR業界の市場が拡大していくと予想されます。
現在、日本の労働人口は減少の一途を辿っており、多くの企業では人手確保に課題を抱えています。
特に、広報やPR関連の専門職はそもそも母数が少ないことから、人手不足が顕著です。
そのため、社内に部署を抱えるのではなく、フリーランサーに委託することで業務を賄おうと考える企業が増えたのです。
経済産業省が発表した「雇用関係によらない働き方」に関する研究会によると、
すでに外部委託を利用している企業の内、41%が「外部委託を増加させる予定」と回答した一方、「減少させる予定」と回答した企業は1社もなく、人材面の課題解消にフリーランスを積極活用する姿勢が明らかになりました。
また、今後は働き方改革の影響から、さらにフリーランスを選択する人が増加すると考えられます。
このような背景から、今後も広報やPRの経験があるフリーランスのニーズが増加すると言えるでしょう。
フリーランスへ委託するメリットは、人手不足解消の他にも、コスト削減や費用対効果の改善などが挙げられます。
一般的に、正社員を登用するには、採用活動費、給与、研修・教育費、社会保険料など様々な固定費が掛かります。
費用だけではなく突然の休職や離職といったリスクもあります。
しかし、フリーランスであれば、必要な時に依頼できるため人件費を抑えることができます。
また、案件に応じて必要なスキルを持つ人材に依頼することができるため、費用対効果も高くなります。
フリーランスはリスクを抑えて仕事を依頼できるのが、企業側のメリットと言えますね。
需要が拡大している広報・PRのフリーランスですが、活躍するために必要な能力やスキルについて見ていきましょう。
広報・PRは、テレビ、雑誌、ラジオ、インターネットなど、さまざまなメディアを使ってPRするため、メディアの種類や特徴といった知識が必要です。
知識が豊富にあれば、提案の幅が広がるためクライアントからの依頼を得やすくなります。
PRは、活用するメディアやデザイン、キャッチコピーなどを無限にある組み合わせの中から、効果の高いものを考えて、クライアントに提案しなくてはなりません。
「どうしたらマスコミに取り上げられるのか」「どうしたらSNSで話題になるのか」など、PRを戦略的に立案する能力が必要となります。
プレスリリース(新商品やサービスなどの告知)も執筆するため、分かりやすくてインパクトのある文章を書かなくてはなりません。
また、クライアントへの報告書作成や企画書作成なども行うため、文章作成能力は必要です。
広報・PRの仕事は、資料作成や文章作成が多いため、office系のソフト(Excel、Word、PowerPoint)をスムーズに操作できる程度のスキルは必須です。
また、テキストばかりの資料は目に留まりにくいため、デザインに関する知識を持っていると、分かりやすい資料を作成できます。
PRのテーマや戦略が考えられていても、洗練されたプレスリリースを作成できても、それがメディアに取り上げられなくては意味がありません。
手掛けたPRがメディアに取り上げられるには、雑誌やテレビなどマスコミ関係者へ電話やメール、対面でやり取りを行い、取材してもらう必要があります。
メディアにはこういった連絡が各所から入るため、取材にこぎつけるには、高いコミュニケーション能力が必要です。
フリーランスは、経験とスキルによって、仕事量や案件の単価が変わる働き方です。
経験の浅い人は依頼される案件自体が少なく、単価も低い傾向にあるため、フリーランスとしてスタートを切った当初は、収入が不安定になりがちです。初めのうちは、実績作りと割り切って一件ずつ丁寧な仕事をするよう意識しましょう。
広報・PRのフリーランスを目指す場合、どのような点に注意すべきかご紹介します。
優れた広報・PR活動を行うためには、さまざまな人の手を借りることが必要となります。
そのため広報・PR業界で活躍するためには「人脈づくり」が非常に重要です。
例えば、広報・PR用の映像を制作する際にはコピーライティング、映像制作、脚本、ナレーションなどの専門家が必要になります。
また、印刷物を制作する際には平面デザイン、テキストライティング、写真撮影といった異なった専門家の手を借りることになります。
このように広報やPRの活動で成果を出すためには、その時々で頼るべき人材が変わるため、人脈づくりが重要といわれるのです。
また、フリーランスは、以前仕事をした人や知り合いの紹介などから仕事を依頼されるケースも多くあります。
一つひとつの案件を丁寧に対応し信頼を得ておくと、自然と口コミで評判が広がり、単価の高い案件を貰えることにも繋がるでしょう。
フリーランスは経験豊富な方に高単価な案件が依頼される傾向にあるため、始めの頃は小さな案件が多くなるでしょう。
最初は「自分の評価を上げるための実績作り」と考え、一つひとつ丁寧な仕事をすることで評価が高くなり、大きな案件を依頼されるようになります。
したがって、長期的な視点で考えて、一つひとつの仕事に向き合うことが重要となります。
フリーランスは、案件の有無や契約内容、支払いの取り決めなどの関係で、収入が安定しづらい傾向があります。
フリーランスを始める前に、生活費を貯蓄しておくと、資金面のリスクを回避することができます。
フリーランスとして安定的な収入を得るためには、経験や人脈が重要なことはお分かりいただけたと思います。
商品やサービスを世に広める広報・PRは、企業の売り上げを左右する重要なポジションの為、過去の実績が武器となります。
多くの企業は「経験や実績の多いフリーランス」を求めているため、フリーランスでの広報・PRを目指す方は一つでも多く経験を積むことが重要です。
最初のうちは、割に合わない仕事も多いかもしれませんが、将来への投資ととらえ経験を積み、人脈を作っていきましょう。
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