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失敗しない!転職先の正しい選び方6つのポイント

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失敗しない!転職先の正しい選び方6つのポイント

せっかく転職するなら、新しい会社では長く勤めたいものですよね。
転職で失敗しないためには、自分にとって納得できる職場を選ぶ必要があります。

そのため、まずは「自分が働く上で何を重視しているのか」転職の軸を定めた上で、譲れない点や妥協点を設定し、優先順位をつけることが重要です。

この記事では、転職先の正しい選び方6つのポイントをご紹介いたします。

また、アパレル業界へ転職する際のポイントについてもまとめていますので、是非ご覧ください。

転職先の選び方①仕事内容

仕事内容は、入社後の活躍や評価に直結する重要な部分のため、これまでの経験やスキルがどのように活かせるのかを確認しましょう。

特に、未経験の職種に転職する場合や、仕事内容を転職の軸に据えている人は、しっかりチェックしておかないと入社後にギャップを感じてしまうため、注意が必要です。

失敗事例

・既存顧客のルート営業で入社したはずが、新規顧客開拓がメインの仕事だった。退職のきっかけとなった不満(厳しいノルマ)も解消されず、意味のない転職になった。
・スキルアップのために転職したのに、やることは前職と変わらない。職場が変わっただけで、キャリアアップにつながらない。
・事務職として入社したが、実際はテレアポの営業がメインで、一日中電話をかけている。希望している仕事とは全く違うので、再転職を検討している。

ミスマッチを防ぐためには?

ミスマッチを防ぐためには、とにかく情報収集することが重要です。

具体的には、
・自分の能力やスキルが仕事内容とフィットしているか
・その企業の商品やサービスに興味を持てるか
・キャリアプランに必要な仕事内容か
・資格が必要か、保有資格を活かせるか
・従業員の生の声(社員インタビューや転職サイトの口コミ)
・求める人物像や条件
といった点をチェックして、望む仕事ができそうか判断しましょう。

同じ職種であっても、取り扱っている商品や顧客が違えば、仕事の範囲や内容も変わってくるため、必ず事業内容もチェックしてください。
募集の背景や企業のミッション、解決したいことを把握しておくと、面接対策につながります。

また、求人票には、詳しい仕事内容が書かれていなかったり、実際の仕事内容と違うことが書かれていたりするケースがないとも言えません。

そのため、面接時に改めて仕事の進め方を聞いておくと、ギャップを低減できます。

例えば、
「何名でこの仕事を行っていますか?」
「配属部署の具体的なKPI(目標)を教えていただけますか?」
「数年後にどうなっていて欲しいなど、期待していることはありますか?」
といった質問をすると、具体的にイメージしやすいです。

転職先の選び方②給与・待遇

給与や福利厚生、手当などは、生活や働きやすさに直結します。

「年収をアップさせたい」「リモートワークOKな会社で働きたい」といった希望を持っている人はもちろん、給与や待遇の優先度が低い人も必ずチェックしましょう。

いくら興味がひかれる仕事内容でも、給与が低すぎたり、家族と生活リズムが全く合わなくなったりすると、再び転職する可能性が高くなります。

失敗事例

・正社員登用ありとのことで、契約社員として入社したが、実際に契約社員から正社員になった人はいなかった。
・年収アップを目指して実力主義の会社へ転職した。しかし、営業成績トップになっても1,000円しか上がらなかった。
・産休復帰の実績があり、勤務時間も柔軟に対応できるとのことで入社したが、明確なルールはなかった。同じ境遇であっても、認めてもらえずに退職する人もいて不安感が強くなっている。

ミスマッチを防ぐためには?

給与や待遇のミスマッチを防ぐには、
・基本給はいくらか
・残業代はどのように支払われるか(全額支給か固定残業代か)
・賞与は出るか、金額の目安や回数
・勤務時間帯や平均残業時間
・時短勤務やリモートワークなど、柔軟な働き方ができるか
・休日休暇の取りやすさ(有給消化率など)
・年間休日日数
・社宅や家賃補助制度はあるか
・出産や育児、介護関連の制度はあるか
・研修制度はあるか
・転勤の可能性はあるか
・副業が認められているか
をチェックしましょう。

一般的には、給与の高い仕事ほど多忙です。
「休みも少なく、毎日のように残業を長時間行っている」といったケースも多いため、表面的なメリットだけで選んでしまうと、ミスマッチにつながります。 
ミスマッチを防ぐには、なぜそのメリットが提供できるのか、理由もあわせて確認しておくことが大切です。

一方で、激務の割に薄給の仕事もあります。
利益率が低い商材ほど、多く売らなくてはならないため、必然的に従業員にかかる負担は増えます。

そのため、給与を重視するのであれば、利益率の高い企業を選ぶのも一つの手でしょう。

また、求人票の給与欄に「手当含む」と書かれているものもあります。
手当の金額が多いほど、基本給が低い傾向にあるため、ボーナスや退職金が想定より少なくなることもあります。

【注意点】

有給休暇の消化率は、働きやすさの目安になりますが、あまりにも高い数値を載せている場合は、注意が必要です。
というのも、少ない休日日数(土曜出勤が多いなど)をカバーするために、有給を取らせている企業も珍しくないからです。

もちろん、こうした裏技的なことを行っている企業ばかりではありません。
しかし、入社してから「休みが少ない…」とならないよう、年間の休日日数を確認しておきましょう。月の平均休日が把握できます。

転職先の選び方③やりがい

やりがいを転職の軸に据えている人は、「自分にとってのやりがい」が満たされないと、どれだけ他の条件が整っていても、転職を繰り返す傾向にあります。

ただし、やりがいを求めすぎて他の条件がないがしろになってしまうと、体調や私生活に支障をきたす恐れがあるため、注意が必要です。

失敗事例

・ずっと憧れていた業界に入ることができたが、裏方の仕事ばかりでやりがいを感じられず、転職を考えている。
・「やりがい」を最優先に考えて、個人の裁量権が大きな会社へ転職した。
様々な仕事に携われるため「やりがい」は感じるが、膨大な業務をこなすために毎日深夜まで残業。結果、体調を崩して退職することになった。

ミスマッチを防ぐためには?

やりがいのミスマッチを防ぐには、
・これまでの仕事の知識や経験、スキルを活かせるか
・興味がある仕事か、やりたい仕事か
・どのような方法で仕事を進めていくのか(トップダウンorボトムアップ、チームor個人…)
・上司や同僚とのコミュニケーション手段
・キャリアプランを実現できる環境か
・扱う仕事の規模
・責任の範囲
・評価制度
・昇給制度
・福利厚生
・従業員の生の声(社員インタビューや転職サイトの口コミ)
などをチェックしましょう。

人によって何にやりがいを感じるのかは異なるため、「自分にとってのやりがいとは何か?」をはっきりさせておくことが重要です。

まずは、今の仕事に感じている不満や改善したい点を洗い出してみましょう。

例えば、「顧客との関わりがないからやる気が起きない」という不満があるなら、「顧客と直接コミュニケーションを取りながら成長できる仕事」と解釈できます。

同じように、
・「給与が低い」⇒「成果に見合う給与が支払われる」
・「自分の仕事ぶりを評価してくれない」⇒「仕事ぶりがきちんと評価される」
など、不満と改善策をセットで考えることで、あなたにとっての「やりがい」が明確になります。

複数の条件が出てきたら、譲れない条件と譲歩しても良い条件を整理しましょう。優先順位が明確になって、転職先を選びやすくなります。

転職先の選び方④会社の風土・雰囲気

どれほど経験や能力があっても、企業文化にマッチしない環境では、なかなか実力を発揮できません。

やりづらさを感じて早期離職につながるため、会社の風土や雰囲気は重要です。

特に、「皆で力を合わせて仕事をしたい」「個人で黙々と仕事をしたい」「アットホームな雰囲気でのびのび働きたい」など、職場環境を重視している人は、風土や雰囲気をしっかり確認しましょう。

失敗事例

・「ボトムアップ型の社風で若手社員が活躍している」と聞いていたため入社したが、実態はトップダウン型の会社だった。
方向性が明確なのはありがたいが、社員側からの提案は難しい雰囲気で、やりづらさを感じている。
・チャレンジングな社風を売りにした会社だったため、自分の価値観に合うと思い、入社を決意。しかし、前例のないことは認めてもらえない真逆の社風だった。
・社員同士のコミュニケーションが活発に行われている「風通しの良い社風」と聞いていたが、プライベートにまで干渉してくるため、引いてしまった。

ミスマッチを防ぐためには?

会社の風土・雰囲気のミスマッチを防ぐには、
・経営理念やビジョン
・ミッションやポリシー
・社長からのメッセージ
・求める人物像
・職場の雰囲気(作業場所や休憩スペース、設備など)
・従業員の雰囲気(服装や表情、対応の仕方など)
・従業員の年齢層や男女比率
・社内行事やイベントの内容
・従業員の生の声(社員インタビューや転職サイトの口コミ)
といった点をチェックしましょう。

会社の風土や雰囲気を、Webサイトなどの外部情報だけで把握するのは困難なため、面接で企業に訪問したら、職場や従業員の様子を確認してみてください。
面接官に「配属先の社員の傾向」や「ランチや飲み会の有無・頻度」を聞いたり、面接後に会社見学をさせてもらったりすると、会社の雰囲気をつかみやすいです。

また、転職エージェントは、求人情報に公開されていない情報を保有しているため、応募先企業の風土について質問すると、理解度が深まります。
様々な情報を総合的に判断した上で、企業との相性を測りましょう。

転職先の選び方⑤事業の安定性

せっかく転職しても、倒産されては意味がありません。

そのため、安定性を重視する人はもちろん、他の条件を転職の軸に据えている人も企業の経営状況や将来性をチェックすることが重要です。

失敗事例

・安定した企業で働きたかったので、企業規模の大きな会社を選んだが、実は数年前から経営状況が悪化していた。
・売上は順調に推移しているように見えたが、事業拡大の資金調達で借入金が膨れ上がっており、内情は火の車だった。

ミスマッチを防ぐためには?

将来性や安定性のある会社を選ぶには、
・売上の推移
・営業利益…売上総利益(粗利)から経費を差し引いた利益
・ROA(総資産利益率)…企業に投下された総資本が、どれだけ効率的に運用できているか
・ROE(株主資本利益率)…株主が投下した資本を、いかに効率よく活用して利益を生み出しているか
・新商品や新サービスへの積極性
・主要取引先
・企業規模
・従業員数
・福利厚生
をチェックしましょう。

売上の推移を確認することも大切ですが、営業利益は経営状況を見極める上で欠かせない指標です。
株式を公開している企業であれば、損益計算書などから確認することができます。

上場企業の場合は、ROAやROEの数値を確認してみましょう。平均よりも高ければ「収益性の高い企業」と判断することができます。
ちなみに、日本上場企業のROAの平均は3.9%、ROEは9.4%です。

利益を生み出すには、時代のニーズに対応しなくてはなりません。
そのため、新商品・新サービスの開発や既存商材の改善といった積極性も、将来性を判断する重要なポイントです。

ホームページの沿革やニュースリリースをチェックし、「どれくらいの頻度で新商材が開発されているのか」「独自性はあるか」を確認しましょう。

面接で、現在または今後予定している商品・サービスについて質問したり、実際に利用したりするのもおすすめです。 
実際に利用すると、企業や商品・サービスへの理解が深まるだけでなく、競合他社と比較できるため、面接対策にもなります。

転職先の選び方⑥アパレル業界への転職なら

アパレル業界へ転職する場合、ご紹介してきた① ∼ ⑤以外でどういった点に注目して選んだら良いのでしょうか。

好きなブランドで選ぶ

「絶対にこのブランドに関わりたい」「このブランドの○○なところを改善したい」など、強い意志や目標があるのなら、ブランドから選ぶのもありです。
ただし「○○のブランドが好きだから」だけで突き進んでしまうと、入社後にギャップを感じて早期離職してしまうこともあります。
そのため、企業やブランド、職種の研究を行った上で、冷静に見極めることが大切です。
このとき、競合他社も含めた企業研究を行うと「なぜそのブランドが良いのか」が明確になるため、志望動機の作成にも役立ちます。

会社の業種で選ぶ

アパレル業界には、
・アパレルメーカー
・小売企業
・テキスタイル企業
・OEM企業
・ODM企業
といった様々な業種があります。

業種・業態によって仕事内容が変わってくるため、業種から転職先を選ぶのも一つの手です。

アパレルメーカー

商品を企画・生産して小売企業に卸す企業のことです。
近年では、企画・生産・販売までを一貫して行う「SPA(製造小売業)」も増えてきています。

小売企業

商品の流通・販売を行う企業のことです。
自社ブランドを持たず、商品の販売のみアパレルメーカーに委託されています。
百貨店やファッションビル、ショッピングセンター、ECなどが小売企業にあたります。

テキスタイル企業

アパレル商品に使われる生地(テキスタイル)の企画・生産・販売を行う企業のことです。

OEM(Original Equipment Manufacturing)企業

生産を依頼した企業やブランド名で販売される製品を作っている企業のことです。
自社工場を持たないアパレルメーカーやブランドが商品企画を行い、指定したデザインや素材をもとにOEM企業が商品の生産を行います。

ODM(Original Design Manufacturing)企業

基本的にOEMと同じですが、ODMは企画段階から請け負う企業です。
アパレルメーカーなどからの依頼を受けて、商品の企画・デザインから生産まで、一貫して請け負っています。

転職先の選び方について解説してきましたが、すべての条件を満たす"完璧な企業"はありません。

転職先選びで最も重要なのは、転職の軸を明確に決めることです。

その上で、「譲れない条件は何か」「どこまでなら譲歩できるのか」ラインを決めておかないと、自分にとって良い会社を選ぶことはできません。

転職を検討する際は、まず自分が何に対して不満を感じているのか洗い出すことから始めましょう。

エランでは、様々なブランドの求人を多数ご紹介しております。まずはお気軽にご登録(無料)ください。

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