医師に人気のおすすめ転職サイト7選!求人数比較ランキングも紹介
医師として働いているなかで、「給与や職場環境などに不満がある」「キャリアチェンジを図りたい」といった理由から転職を考える人は少なくありません。
そして、転職をするにあたって活用すべきものが「医師専用の転職サイト」です。
そこで今回は、医師に人気のおすすめ転職サイト7選を紹介し、求人数を比較したランキングも発表するため参考にしてみてください。
- 医師に人気のおすすめ転職サイト
- 医師におすすめの転職サイト求人数ランキング
- 医師向け転職サイトの選び方
医師向け転職サイトを利用するメリットについても解説するため、あわせてチェックしておきましょう。
医師に人気のおすすめ転職サイト7選
マイナビDOCTOR
- 専任のキャリアパートナーが転職活動を全面サポート!
- 多くの非公開求人・独占求人を保有!
- 医療機関との交渉を代行!
マイナビDOCTORでは、キャリアパートナーが専任制で転職活動を全面的にバックアップしてくれます。希望に合った求人の精査や病院の見学、さらには面接の日程や条件交渉も可能です。
常勤求人はもちろん、非常勤やスポットの仕事紹介も実施しているため、さまざまな働き方に対応できます。信頼と実績のマイナビブランドという点も特徴です。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月15日時点 | 15,564件 |
対応エリア | 全国 |
出典:マイナビDOCTOR公式
エムスリーキャリアエージェント
- 医療業界のコンサルに特化!
- 経験豊富な専任コンサルタントがバックアップ!
- 豊富な求人数と情報量を保有!
医療業界のコンサルに特化したサービスで、2022年2月現在で転職希望医師の登録実績は9年連続ナンバーワンを誇ります。(公式サイトによる)
全国各地の求人を保有しており、なかでも関東内は約40%もの病院の求人情報を揃えています。愛知・大阪の案件も増加中で、病院・クリニックなど勤務先の種類も幅広いです。
運営会社 | エムスリーキャリア株式会社 |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月15日時点 | 13,732件 |
対応エリア | 全国 |
リクルートドクターズキャリア
- 転職支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが支援!
- 医師専門のキャリアアドバイザーがバックアップ!
- 医師のキャリア応援マガジンを発行!
転職支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが在籍しており、安心のサポート体制で理想の転職を実現できるようサポートしてくれる点が特徴です。
転職お役立ちコンテンツとして「RECRUIT DOCTOR’S CAREER」を発行しています。キャリアチェンジ成功の秘訣をピックアップするなど、情報提供量が大変豊富です。
運営会社 | 株式会社リクルートメディカルキャリア |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月15日時点 | 16,882件 |
対応エリア | 全国 |
医師転職ドットコム
- 求人・対応の質で高評価を獲得!
- メディウェルにしかないプレミアム求人を保有!
- 医師の転職ノウハウを提供!
求人の質に対する満足度が85.1%・コンサルタントの対応スピードが93.0%・対応の丁寧さが93.4%となっており、利用者から非常に高評価を獲得している転職サイトです。(公式サイトによる)
50,000人以上にもなる医師の転職・キャリア相談を支援してきた成功ノウハウを活かし、役立つ情報を提供してくれます。丁寧なWEB面談を実施しており、気軽に相談がしやすいです。
運営会社 | 株式会社メディウェル |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月15日時点 | 37,605件 |
対応エリア | 全国 |
出典:医師転職ドットコム公式
Dr.転職なび
- 医療経営士の有資格者が一人ひとりを担当!
- ITとの融合による情報提供でミスマッチを軽減!
- 条件の良い求人をメールでいち早くお届け!
Dr.転職なびでは、医療経営士の有資格者が一人ひとりを担当します。知識に基づいた提案により、納得のいく仕事を紹介してくれる点が特徴です。
条件の良い求人については、いち早くメールで受け取れます。全国7エリアの事業拠点と医療機関をつなぐITインフラにより、リアルタイムの情報更新を行っている点は大変魅力的です。
運営会社 | 株式会社エムステージホールディングス |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月15日時点 | 13,479件 |
対応エリア | 全国 |
出典:Dr.転職なび公式
ドクターキャスト
- 一人ひとりの要望に合わせて求人をカスタマイズ!
- 募集要項以外の求人先情報も適時提供!
- 社会保険労務士がサポート!
ドクターキャストでは、一人ひとりの事情や要望を把握したうえで、理想を叶えられるよう既存の求人をカスタマイズしたり、新たな求人を作り出したりして提案してくれます。
そのため、希望に沿わない求人しかないとしても、担当のコンサルタントには遠慮せず要望を伝えましょう。
また、社会保険労務士が労働問題のサポートをしてくれる点も特徴です。現在の職場との退職時の問題や、転職先との労働契約の際、労務の専門科によるアドバイスが受けられます。
運営会社 | 株式会社メディカルキャスト |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月15日時点 | 5,190件 |
対応エリア | 全国 |
出典:ドクターキャスト公式
医師ジョブ
- 医療・福祉分野に特化!
- 全国対応にリニューアルし使いやすさアップ!
- 一人ひとりの都合に合わせてスケジュールを調整!
医師ジョブを運営するクラシス株式会社は、医療・福祉分野に特化している点が特徴です。そのため、担当するコンサルタントは医療業界のエキスパートとなります。
医師のサポート業務には経験豊富なスペシャリストを配置し、常勤専門のコンサルタントチームと、バイト・非常勤を専門とするエージェントチームの2大体制で支援してくれるのです。
急ぎの場合や慎重に進めたい人まで、一人ひとりの都合に合わせてスケジュールを組んでくれます。自分のペースで転職活動を進められるため、無理する必要がありません。
運営会社 | クラシス株式会社 |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月15日時点 | 19,996件 |
対応エリア | 全国 |
出典:医師ジョブ公式
【求人数比較】医師に人気のおすすめ転職サイトランキング
ここまで紹介した転職サイトのうち、求人数が多いものを上位にしたランキングを発表します。ぜひ、利用先を選ぶ際の参考にしてみてください。
※2022年3月15日時点でのランキングを参考にしています。
1位:医師転職ドットコム(公開求人数:37,605件)
- 求人・対応の質で高評価を獲得!
- メディウェルにしかないプレミアム求人を保有!
- 医師の転職ノウハウを提供!
- 希望に沿った新着求人をメールでお知らせ!
- 内定・入職後もフォロー!
2位:医師ジョブ(公開求人数:19,996件)
- 医療・福祉分野に特化!
- 全国対応にリニューアルし使いやすさアップ!
- 一人ひとりの都合に合わせてスケジュールを調整!
- 転職サポート情報ブログを掲載!
- 求人票に載らない情報も提供!
3位:リクルートドクターズキャリア(公開求人数:16,882件)
- 転職支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが支援!
- 医師専門のキャリアアドバイザーがバックアップ!
- 医師のキャリア応援マガジンを発行!
- キャリアチェンジ成功の秘訣を掲載!
- 年代別の医師転職成功事例を見てイメージできる!
医師向け転職サイトの選び方
医療業界に特化している
医療業界に特化していることは、転職サイトを選ぶうえで極めて重要です。大手の転職サイトではさまざまな職種・業界の求人を扱っていますが、医師専門の方が仕事を選択しやすくなっています。
医師専門サイトを活用することで、キャリアアドバイザーは業界に特化している、つまりさまざまな医療機関との繋がりを持っている可能性があるのです。
幅広い職種を扱っている場合、なかなか医療業界に強いとされる転職サイトは多くありません。
扱っている求人数・幅広さ
保有する求人数が多いほど、当然選択肢が広がります。そのため、事前に各サイトにどれだけの求人数があるかを確認しておきましょう。
また、求人数と同時に職場の種類や専門科目、あるいは勤務地などの幅広さも重要になるため要チェックです。
サポートの手厚さ
キャリアアドバイザーから、いかに手厚いサポートを受けられるかについても、転職サイトを選ぶうえで外せない要素です。
- 求人紹介
- 面接の日程調整
- 条件交渉
- 病院見学への同行
- 転職後のサポート
求人紹介については、既存求人を一人ひとりの希望に合わせる、あるいは新たに求人を確保するなど、カスタマイズしてくれる場合があります。
自分ではなかなか言いづらい給与面の交渉についても、キャリアアドバイザーが代行してくれる場合があります。手厚いサポート体制は、内定率アップにも繋がるうえ安心感にも繋がるのです。
アドバイザーとの相性
キャリアアドバイザーは、各転職サイトに複数人在籍しています。そのため、全員と相性が良いとは限りません。また、サポートの質も各サイトにより異なるでしょう。
実際に転職サイトへ登録し利用してみなければわからない部分もありますが、事前に口コミ等で評判をリサーチしておくことは対策となります。
医師が転職サイトを利用するメリット
求人の選択肢が増える
大手の総合型となる転職サイトでも医療関係の仕事を紹介してくれる場合はありますが、求人の保有数については専門サイトの方が圧倒的に多いです。
病院・クリニックの内情を知ることができる
医師求人を専門に扱っている転職サイトを使うことで、勤務先の内部事情まで把握できる点は魅力と言える部分です。医療業界に特化しているだけあり、豊富な情報量を保有しています。
実際に働き出してから想像と違うとなれば、またすぐに転職を考えなければいけない可能性も否めません。
アドバイザーに条件の交渉を代行してもらえる
キャリアアドバイザーは、転職先の担当者と給与や入社日、あるいは当直なしといった働き方など、さまざまな面で交渉を進めてくれます。
なかなか自分では言い出しづらい部分もキャリアアドバイザーが代行してくれるため、安心して任せられる点は利用者にとって大変魅力的です。
転職先で気持ちよく働けるため全面的にバックアップを実施してくれるため、遠慮せずに相談をしましょう。
医師が転職サイトを利用する際のデメリット・注意点
転職サイトを活用すれば、書類添削や面接対策が受けられるなど、効率よく転職活動が進められますが、中にはデメリットや注意するべきこともあります。
ここでは、医師が転職サイトを利用する際のデメリットや注意点をご紹介します。
- デメリット①:企業やクリニック向けの求人が少ない
- デメリット②:登録するのに手間がかかる
- 注意点①:コンサルタントと相性が合わなければ変更してもらう
- 注意点②:転職先へ求める条件ははっきりと伝える
- 注意点③:複数の転職サイトを利用する
デメリット①:企業やクリニック向けの求人が少ない
医師向けの転職サイトのデメリットは、企業やクリニック向けの求人が少ないことです。
基本的には、病院からの求人が中心的となり、一部企業やクリニックの求人があるといった感じになります。
そのため、企業やクリニックを転職先に考えている人にとっては、デメリットとなります。
デメリット②:登録するのに手間がかかる
登録するのに手間がかかる点も、デメリットです。
仕事をしながら転職活動を行うため、そのような手間や労力をかけることに面倒くさいと感じることがあるのです。
注意点①:コンサルタントと相性が合わなければ変更してもらう
転職サイトを利用する上での注意点1つ目は、コンサルタントと相性が合わなければ変更してもらうことです。
転職サイトを利用する場合、担当のコンサルタントと二人三脚で転職活動を進めるのですが、相性が合わなければ自分に合う求人が紹介してもらえなかったり、丁寧なサポートが受けられなかったりします。
そのような場合、スムーズに転職活動が行えずに、満足のいく転職ができません。
注意点②:転職先へ求める条件ははっきりと伝える
転職サイトを利用する上での注意点2つ目は、転職先へ求める条件ははっきりと伝えることです。
自分に合う病院と巡り合うためには、転職先に求める条件と合致していることが重要です。そのためには、担当のコンサルタントへ、自分が求める条件を具体的に伝える必要があります。
転職先に求める条件を具体的に共有しておけば、コンサルタントから条件に合った求人を紹介してもらえます。
注意点③:複数の転職サイトを利用する
転職サイトを利用する上での注意点3つ目は、複数の転職サイトを利用することです。
また、コンサルタントのサポートの質も比較できるため、自分と相性の合うコンサルタントを選ぶことも可能です。
医師が転職を成功させるコツをご紹介
今の職場に不満がある医師の中には、転職を成功させたいと思っている人は多いはずです。しかし、初めての転職でどうすれば成功できるかわからないと不安に思っている人もいるでしょう。
ここでは、医師が転職を成功させるコツについてご紹介します。
- 転職する理由を明確にする
- これまでのスキルや経験を棚卸しておく
- 自分でも求人を調査する
- 転職サイトを活用する
転職する理由を明確にする
医師が転職を成功させるコツの1つ目は、転職する理由を明確にしておくことです。
転職活動を行う上で、理由がはっきりしていないと、自分がどの職場でどんなことを経験したいのかを明確にできません。
また、転職活動を行なっていく上で、転職理由は必ず聞かれる項目ですから、答えられないと企業の目に留まらず、なかなか内定をとることができないです。
これまでのスキルや経験を棚卸しておく
医師が転職を成功させるコツの2つ目は、これまでのスキルや経験を棚卸しておくことです。
あらかじめスキルや経験を棚卸しておくことで、自分の魅力や強みを最大限にアピールでき、転職活動を有利に進められます。
自分でも求人を調査する
医師が転職を成功させるコツの3つ目は、自分でも求人を調査することです。
求人情報には、病院の状況や職務条件などが記載されていますが、求人を出す病院は人材が欲しいため、基本的にいい面しか載せていません。
口コミや評判などをネットでリサーチしたり、実際に足を運んでみて肌で感じてみたりなど、求人情報では得られないような情報を知れば、病院選びがしやすいです。
また、転職サイトやエージェントなどのコンサルタントに内部事情を聞いてみるのも1つのやり方です。
転職サイトを活用する
医師が転職を成功させるコツの4つ目は、転職サイトを活用することです。
転職サイトでは、医師の転職に強いキャリアアドバイザーがついてくれます。
効率よく転職活動が進められるため、初心者の方でも安心して利用できます。
医師の転職の手順を解説!
求人探しを行う
医師の転職活動には、主に医療機関の転職サイトを利用するか、転職エージェントを利用していく方法があります。
一方、転職エージェントを利用すれば初回面談で伝えた内容を基に、キャリアアドバイザーが求人を提案してくれます。1から自分で求人探しを行わなくていいので、時間を掛けずに済むでしょう。
気になった病院へ応募していく
応募する際、ほとんどの場合は職務経歴書を作成して提出しなければいけません。
転職サイトを利用しているのであれば、自分で作成して添削しなければいけません。しかし、転職エージェントを利用していれば、キャリアアドバイザーの方による添削サポートを受けられます。
採用面接を受ける
医師が転職する際によく聞かれる質問は、ネットを中心に情報を集めていきましょう。
ここでも転職エージェントを利用していれば、医師の転職でよく聞かれる質問を教えてくれたり、模擬面接のサポートを受けられます。
内定が決まってからの動き
応募した病院・企業から内定通知が出た時点で、勤務先に退職報告を行っていきます。転職先が決まってから退職報告を行うことで、空白期間を生まずに済みます。
空白期間があるとその間は無収入となり、貯金を切り崩して生活しなければいけません。
また、転職エージェントでは内定が出てからもサポートを受けられます。入社日の日程調整や給与交渉を代理で行ってくれるため、普段忙しい医師にとっては便利なサービスとなっています。
なお、上記内容を含めたサポートは全て無料で受けられることがほとんどです。
よくある質問
退職報告を行う際に職場から転職先を聞かれても、無理に答える必要はありません。答えても差し支えないのであれば伝えても構いませんが、基本的に転職先を答える義務は無いです。
しかし、言いたくないからといって聞かれた相手に対して失礼のないような答え方を心掛けましょう。相手に不快感を与えてしまうと思わぬところでトラブルになりかねないので、注意が必要です。
病院で医師の募集が行われやすいのは、4月・10月と言われています。4月は人事異動があることが多く、10月については年度の始めとなっていることがあるためです。
しかし、転職活動は余裕をもって数ヶ月前から始めていくべきと言えます。4月に転職するのであれば1月頃から、10月に転職するなら7月頃から転職活動を始めていきましょう。
基本的には転職先が決まるまで退職する旨は話さないでおくべきです。退職報告を先に行ってしまうと、まだ転職する気が無くても「あの人辞めるらしいよ」と噂になり、居づらくなってしまうかもしれません。
さらに言うと、自分の知らないところで退職手続きが進められる可能性も無くはないです。もしそうなってしまっては空白期間が生まれてしまうかもしれないので、気を付けましょう。
医師の転職先としては、病院以外にも資格を活かして活躍できる場所がいくつもあります。病院以外に活躍できる主な職場としては、製薬会社のメディカルドクターや保険会社の社医などが挙げられます。
そのような場合、病院の医師としてではなく、企業に勤める社員の一人として雇用されます。残業や休日出勤なども少なく、勤務時間が安定していることで働きやすい環境となることが多いです。
医師が転職する際には、求人情報だけを鵜呑みにしないようにして転職活動を行っていきましょう。求人情報では分からない労働環境や、病院の雰囲気などを知っておくことも欠かせない行動です。
実際に足を運んでみたり、知り合いの医師に聞いてみたりする方法もいいですが、おすすめの手段は口コミサイトを確認してみることです。実際に働いている人の声もチェックしていきましょう。
まとめ
この記事では、医師に人気のおすすめ転職サイト7選を紹介し、求人数を比較したランキングも発表しました。
各転職サイトで保有する求人数は異なるため、ランキングを参考にしつつ登録先を選択しましょう。なお、基本的に利用は無料となるため、複数サイトの利用もおすすめです。
また、利用先を選ぶ際は、医療業界に特化していることやキャリアアドバイザーによるサポート内容をチェックし、いかに内定獲得までスムーズに転職活動を進められるかを意識してみましょう。