【2024年最新】30代におすすめの転職サイト11選!比較ランキングも紹介

【2024年最新】30代におすすめの転職サイト11選!比較ランキングも紹介

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社内では「中堅」と呼ばれるのが30代の人材です。だんだんと同期とは差がついてくる世代であり、係長や課長などの役職がつく人もいます。

社内での自分の立ち位置、業界内での自社の立ち位置が見えてくるだけの経験も積んできたはずです。長く勤めてきたからこその悩みや将来への不安もあるかもしれません。

そんな時は、転職を検討してみるのもひとつの手です。また転職時には転職サイトの利用がおすすめです。

そこで今回は30代男性・女性の転職におすすめの転職サイトを紹介します。また30代で未経験業種・職種への転職が可能なのかについても解説します。

この記事でわかること
  • 30代におすすめの転職サイトには「リクルートエージェント」など多数!
  • 30代の方におすすめの転職サイトの選び方は「求人数の多さ」「転職支援実績」に注目すること
  • 30代で未経験職種への転職は可能。未経験に強い転職サイトの利用がおすすめ
  • 30代が転職サイトを利用するメリットには「掲載求人の幅が広い点」などがある

30代で転職を検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。

30代におすすめの転職サイト11選

リクルートエージェント

リクルートエージェント

おすすめポイント
  • 非公開求人は業界最大数の10万件以上
  • 書類の添削や面接対策など、充実した転職サポート
  • 完全無料

リクルートエージェントは、業界最大数の10万件以上の非公開求人を持つ転職エージェントです。

 非公開求人は転職エージェントがインターネット上に掲載していない非公開求人のことで、自分では見つけられないレアな求人が見つかります。

非公開求人はエージェント側が企業の求める人物像とマッチングして求人紹介するので、効率的に就職活動を進めることができます。

また、リクルートエージェントは各業界に精通した実績豊富なキャリアアドバイザーが希望条件やスキルに沿った求人を紹介してくれます。

求人紹介後には、提出書類の添削や面接対策などのサポートも行っていますよ。
入社後には年収や給料の交渉も担当のキャリアアドバイザーが代行してくれるので、自分からは言い出しにくい条件にも対応したサポートが受けられます。

公開求人数※2024年3月28日時点383,307件
主な機能
  • 求人検索
  • エージェントサービス
  • 職務経歴書エディター
  • 面接力向上セミナー
  • キャリアアドバイザーとの面談
利用可能地域全国
運営会社株式会社リクルート
厚生労働大臣許可番号13-ユ-313011

出典:公式サイト

マイナビエージェント

マイナビエージェント
おすすめポイント
  • 年代別のサポートあり
  • 転職先の業界ごとに特設サイト設置
  • 各業界に精通したエージェントが担当
マイナビエージェントは株式会社マイナビが運営する転職サイトです。求人数が豊富で年代別サポートが受けられるのが特徴です。
 公式サイトでは30代の転職成功のポイントがまとめられており、すぐに転職予定がない人も参考にすることができるでしょう。
特定の業界に精通したエージェントが専任でサポートしてくれる点も、魅力の一つです。

じっくり聴く転職エージェント」という方針をかかげているため、安心して相談できますよ。

公開求人数※2024年4月時点非公開
主な機能
  • 求人検索
  • エージェントサービス
  • 職務経歴書作成ツール
利用可能地域全国
運営会社株式会社マイナビ
厚生労働大臣許可番号13-ユ-080554

出典:マイナビエージェント

doda

doda LP画像
おすすめポイント
  • 業界内でも有数の求人数量
  • 家庭を持つ人が求人を探しやすい条件検索
  • エージェントサービス、スカウトサービスを利用できる
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する転職サイトです。業界内でもトップクラスの求人数を誇ります。
 転職サイトの機能以外にもエージェントサービスやスカウトサービスも利用できます。
検索条件に「勤務地」「年収」「休日」など、こだわりを細かく反映できるため便利です。
20代と比べて30代は既婚率が高くなるため、家庭の事情を考慮する必要がある人にとってやさしい設計と言えます。

公式HPには適性診断ツールや書類作成ツールがあるので、活用するのもおすすめです。

公開求人数※2024年3月28日時点243,064件
主な機能
  • 求人検索
  • エージェントサービス
  • スカウトサービス
利用可能地域全国
運営会社パーソルキャリア株式会社
厚生労働大臣許可番号13-ユ-304785

出典:doda

リクナビNEXT

リクナビネクスト

おすすめポイント
  • 専用アプリを使った転職活動ができる
  • 履歴書、職務経歴書の自動作成
  • 面接日程調整を任せられる
リクナビNEXTは、人材業界大手のリクルートが運営する転職サイトです。これまでのノウハウ蓄積がされており、専用アプリや詳細な検索機能など使いやすい設計がされています。
 求人数も2022年1月現在で5万件以上あり、大手企業も多数求人を出しています。
登録情報を元に履歴書や職務経歴書を自動作成してもらえるほか、面接日程を調整してくれるなど便利な機能が多いです。

忙しい30代でも効率的に転職活動ができそうですね。

公開求人数※2024年3月28日時点146,000件以上
主な機能
  • 求人検索
  • AIによるレコメンド
  • 履歴書、職務経歴書の自動作成
利用可能地域全国
運営会社株式会社リクルート
厚生労働大臣許可番号13-ユ-313011

出典:リクナビNEXT

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト
おすすめポイント
  • ハイクラス求人に特化したサイト
  • 登録情報をもとにヘッドハンターや企業からスカウトが来る
  • 登録後はスカウトを待つだけ
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人に特化した転職サイトです。年収800万円~2,000万円の求人が多数あります。
 企業が求めるスキルや実績を持つ人材であれば、登録後は待つだけでスカウトが届くこともあります。
求職者の経歴を見たヘッドハンターや企業の人事担当から、直接スカウトが届く仕組みです。もちろん、各種情報は名前を伏せて企業側に公開されるため、安心して登録できます。

これまでの経験を背景にステップアップしたい30代にはぴったりの転職サイトですよ。

公開求人数※2024年3月28日時点19万件以上
主な機能
  • 求人検索
  • ヘッドハンターからのスカウト
  • 企業からの直接スカウト
利用可能地域全国
運営会社株式会社リクルート
厚生労働大臣許可番号13-ユ-313011

出典:リクルートダイレクト

ビズリーチ

ビズリーチ
おすすめポイント
  • 国内最大級のハイクラス転職サイト
  • 優良企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く
  • 評価が高いヘッドハンターを見分けられる
ビズリーチは、ハイクラス求人に特化した転職サイトです。年収など条件が良い求人の割合が高いことで知られています。
 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上あり、幹部や経営陣、管理職などのハイクラス層への転職を検討している人に向いています。
ビズリーチでは、ヘッドハンターが5点満点のスコアで評価されています。評価されることでサービスの全体レベルは向上し、優秀なヘッドハンターも多く在籍しています。

ヘッドハンターからのスカウトに応じると、面接対策などのサポートを受けることができますよ。

公開求人数※2024年3月28日時点111,771件
主な機能
  • 求人検索
  • ヘッドハンターからのスカウト
  • 企業からのスカウト
利用可能地域全国
運営会社株式会社ビズリーチ
厚生労働大臣許可番号13-ユ-302647

出典:ビズリーチ

パソナキャリア

パソナキャリア
おすすめポイント
  • 職種、勤務地での絞り込みなど使いやすい求人検索
  • 求人応募時にエージェントサービスがついてくる
  • ハイクラス人材はエージェントを逆指名できる
パソナキャリアは、人材関連企業大手の株式会社パソナが運営する転職サイトです。サイトが見やすく、職種や勤務地など自分の条件に合わせて求人検索ができます。
 ]転職後の年収アップ率は67.1%、取引企業の実績は28,000社と豊富であり、実績と質の高さが伺えます。
求人応募時にはエージェントサービスが受けられるようになっており、忙しい30代も効率良く転職活動ができます。

エージェントサービスをうまく使えば、転職の成功確率が上がりますよ。

公開求人数※2024年3月28日時点35,284件
主な機能
  • 求人検索
  • セミナー、相談会
  • エージェントサービス
利用可能地域全国
運営会社株式会社パソナ
厚生労働大臣許可番号13-ユ-010444

出典:パソナキャリア

レバテックキャリア

レバテックキャリア
おすすめポイント
  • IT、エンジニアの求人に強い
  • エージェントサービスが付帯する
  • エージェントからの初回提案が内定率90%
レバテックキャリアは、エンジニア特化の転職サイトとして15年の実績があります。技術と業界への知識豊富なアドバイザーのサポートが受けられる点が魅力です。
 アドバイザーは各企業を頻繁に訪問し現場のリアルな情報をしっかり把握しており、転職希望者と企業の良いマッチングを叶えています。
初回提案での内定率が高いため、忙しい中堅エンジニアであってもスムーズに転職活動ができるでしょう。

エージェントへの相談にはLINEも使えますよ。

公開求人数※2024年3月28日時点25,205件
主な機能
  • 求人検索
  • エージェントサービス
利用可能地域首都圏中心
運営会社レバテック株式会社
厚生労働大臣許可番号13-ユ-308734

出典:レバテックキャリア

ジェイック

ジェイック
おすすめポイント
  • 30代カレッジという30代専門のサービスを展開
  • オンラインで就職支援講座を無料提供
  • 書類選考なしで優良企業と会える面接会を実施
ジェイックは「30代カレッジ」という30代専門のサービスを展開している転職サイトです。オンラインで就職支援講座を受講でき、30代の転職について体系的に学びながら転職活動を行うことができます(※)
 一人ひとりに業界や職種を熟知している専任アドバイザーがつき、転職成功を手助けしてくれます。
はじめて転職する人にも安心してもらえるサポートが充実しています。また、異業種への転職を目指す人や強味やアピールポイントがわからない人の支援も手厚いのが特徴です。

内定後もサポートが続くので、心強いですね。

公開求人数※2024年3月28日時点非公開
主な機能
  • エージェントサービス
  • 無料の就職支援講座
  • 企業との面接会
利用可能地域首都圏、地方都市
運営会社株式会社ジェイック
厚生労働大臣許可番号13-ユ-010450

出典:ジェイック
※出典:30代カレッジージェイック

エンエージェント

エンエージェント
おすすめポイント
  • エージェントによるサポートが受けられる
  • 適性診断×キャリア面談による自己分析ができる
  • 非公開求人への応募ができる
エンエージェントはその名の通り、エージェントサービスを主体とした転職サイトです。職種、勤務地、年収などの条件で求人検索が可能で、首都圏の求人を多く取り扱っています。
 キャリア面談だけではなく多くの質問項目からなる適性検査も利用可能のため、客観的に自己分析をすることができます。
エージェントから非公開求人を紹介してもらえるので、好条件の求人が見つかる可能性が上がります。

首都圏に住む人で好条件の転職をしたい人に向いていますよ。
公開求人数※2024年4月1日時点6,732件
主な機能
  • 求人検索
  • エージェントサービス
  • 適性診断による徹底分析
利用可能地域首都圏中心
運営会社エン・ジャパン株式会社
厚生労働大臣許可番号13-ユ-080296

出典:エンエージェント

type

type

おすすめポイント
  • IT、通信業界やWebエンジニアへの転職に強い
  • 首都圏での求人数が多い
  • 求人非公開の優良企業からのスカウト制度あり
typeは、首都圏での求人に強い転職サイトです。職種としては、IT、通信業界やWebエンジニアの求人数が多く掲載されています。
 年収での検索は、50万円ごとに設定できるようになっているため、年収アップを目指した転職にも有効です。
typeにはスカウト機能が存在し、求人を公開していない優良企業からスカウトが来る可能性もあります。社会人としてのキャリアを積んだ30代は、有利だと言えるでしょう。

サイト内には、ビジネス書の要約という珍しいコンテンツもありますよ!
公開求人数※2024年4月1日時点2,579
主な機能
  • 求人紹介
  • スカウト機能
  • AIによる求人提案
利用可能地域首都圏中心
運営会社株式会社キャリアデザインセンター
厚生労働大臣許可番号13-ユ-040429

出典:type

30代におすすめの転職サイト公開求人数ランキング

※記事内で紹介した転職サイトの公開求人数を比較し、多いものをランキング形式で紹介します。
※情報は2024年1月時点のものです。最新情報とは異なる可能性があります。

1位:リクルートエージェント(383,307件)

リクルートエージェント

おすすめポイント
  • 非公開求人は業界最大数の10万件以上
  • 書類の添削や面接対策など、充実した転職サポート
  • 完全無料

2位:doda(243,064件)

doda LP画像

おすすめポイント
  • 求人が充実している
  • 家族持ちも増えてくる30代に優しい検索条件の豊富さ
  • エージェントサービス、スカウトサービスを利用できる便利さ

3位:リクルートダイレクトスカウト(19万件以上)

リクルートダイレクトスカウト

おすすめポイント
  • ハイクラス求人に特化したサイト
  • 登録情報をもとにヘッドハンターや企業からスカウトが来る
  • 登録後はスカウトを待つだけ

4位:リクナビNEXT(146,000件以上)

リクナビネクスト

おすすめポイント
  • 専用アプリを使った転職活動ができる
  • 履歴書、職務経歴書の自動作成
  • 面接日程調整

5位:ビズリーチ(111,771件)

ビズリーチ

おすすめポイント
  • 国内最大級のハイクラス転職サイト
  • 優良企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く
  • 評価が高いヘッドハンターを見分けられる

6位:パソナキャリア(35,284件)

パソナキャリア

おすすめポイント
  • 職種、勤務地での絞り込みなど使いやすい求人検索
  • 求人応募時にエージェントサービスがついてくる
  • ハイクラス人材はエージェントを逆指名できる

30代におすすめの転職サイトの選び方

30代におすすめの転職サイトは多数存在しているため、どのサイトを選んで良いのか迷うこともあるでしょう。ここでは、30代向け転職サイトの選び方を紹介します。

公開求人数の多さで選ぶ

転職サイトの公開求人数の多さは、転職の成功確率に直結する重要な要素です。求人数が多ければ多いほど、優良な求人も多くなると言えるでしょう。

注意したいのは、非公開求人の存在です。公開された求人数と同じ、またはそれ以上に非公開求人を確保している転職サイトもあります。

 公式サイトのトップページや求人検索画面に非公開求人数がどれぐらいあるのか明記されている場合が多いためよく確認しておきましょう。

また、ほとんどの場合、会員登録することで非公開求人を閲覧できるようになります。多くの求人から自分に合うものを吟味できるように、複数の転職サイトに登録して情報を集めることをおすすめします。

もちろん質も大事ですが、まずは求人の量を優先してサイト選びをしましょう。

求人以外の有益情報の有無で選ぶ

転職サイトの主な機能は求人検索です。しかし、転職サイトにはそれ以外にも転職希望者にとって役立つ情報が多く掲載されています。

例えば、履歴書や職務経歴書の書き方、面接のコツ、職業や業界への適性検査などです。転職サイトによっては、30代の転職を成功させるために重要なノウハウがまとめられていることもあります。

こうした求人情報以外の有益情報を上手く利用し、希望する企業の書類選考、面接を無事に突破できるよう準備しておきましょう。

30代が転職する時のポイントについて情報を見比べてみると、何が大事なのかが浮き彫りになりますよ。

転職したい職種・業種の転職実績はあるか

前職を活かした転職を検討している場合や、異業種への転職を検討している場合、求めている業種・職種は明確です。

その場合、転職サイトやエージェントが求めている職種や業種への転職実績をチェックしましょう。

 掲載求人数は多くても実績が少ないのであれば、そのサイトは特定の職種や業種への転職に弱いことが伺えます。

転職実績が豊富であれば、その業界に精通しているアドバイザーが在籍することにも期待できます。

業界専門アドバイザーの有無も合わせてチェックしておきたいですね。

複数のエージェントサービスを併用する

転職サイトや転職エージェントは多数存在しますが、どれもが自社の強みを持った戦略があります。そのため、一社に限って転職活動を進めると偏った結果になってしまうでしょう。

 30代で転職活動を行うのであれば、20代や40代などの転職成功実績が多いエージェントだけではなく、求めているサイトを利用するのが重要です。

転職歳サイトによっては、業界に特化しているものやハイクラスなど高年収に特化しているものがあるため、それぞれに登録し強味を引き出すのが重要です。

また、転職エージェントによってアドバイザーの質や傾向も異なります。自分に相性の良いエージェントを見極めるためにも、複数登録しておくと良いでしょう。

 担当のエージェントは変更してもらうことも可能のため、自分に合ったエージェントの場合担当者のみを変更してサービスの継続も可能です。

さらに転職エージェントには「非公開求人」や「独占求人」など登録しないと閲覧できない求人があります。そのため、複数に登録することで応募できる企業を増やすことができます。

実際に応募するときは、ひとつのエージェントに絞って応募します!

30代で転職を成功させるコツ

転職先が決まってから退職する

30代の方に限ったことではないですが、転職する際には内定先が決まってから退職すべきです。

 転職先が決まっていない段階で現在勤めている会社を退職してしまうと、どこにも属しておらずに無収入の期間、つまり空白期間が生まれてしまう恐れがあるためです。

収入がないことで自分自身が苦しくなるのはもちろんですが、それだけでなく転職活動を行う際に企業からすると、「この人は先のことを考えずに動く人なのかな?」と思われてしまう可能性が出てきます。

今の会社に対して退職報告をするのは、転職先が決まってからでも全然遅くないので、必要のないところで焦りすぎずに行動していくべきと言えるでしょう。

退職報告は希望日の1ヶ月ほど前に伝えれば基本的には大丈夫です!

妥協できる条件を持っておく

 転職活動を行うにあたって、これから自分がやりたい仕事を決めたり、希望する待遇などを定めたりすることは大事です。

しかし、こういった自分の中での条件は多く定め過ぎないように気をつけるべきとも言えます。

希望する条件が多すぎると、それに当てはまる企業が少なくなることから、応募できる企業が少なくなってしまうからです。そのため、中々転職に至ることができなくなってしまいます。

複数の希望条件が全てマッチするような企業を見つけるのは難しいです。

そうならないためにも希望する条件は1つ、多くて2つに留めておくことをおすすめします。「これだけは譲れないけど他は妥協してもいい」というように、自分の中でルールを作っておくと明確になるでしょう。

転職エージェントを活用する

30代になると第二新卒をはじめとした20代の方に比べて転職できる難易度は上がります。そのため、方法を考えて効率良く動かなければ理想の転職をすることが難しくなってしまうのです。

 しかし、転職経験のない方にとってはどのように動けばいいのかを考えることは簡単ではないでしょう。そういった方には、転職エージェントを活用することをおすすめします。

転職エージェントでは、求人探しの相談から応募書類の添削や面接指導などのサポートを受けることが可能です。転職のプロである担当者がアドバイスしてくれるので、安心して利用できるのは魅力と言えるでしょう。

ほとんどのエージェントでは上記のサポートを無料で受けられます!

自分だけでは気づけなかった部分についての助言や添削をしてもらえるため、確実に早く転職を成功させたい場合はぜひ活用していきましょう。

30代で未経験職種への転職は可能?成功のコツは?

30代の方で転職を検討する場合、未経験職への転職は厳しいと言われがちですが、実際のところ不可能なことではありません。

 成功するコツを把握しておけば、たとえ30代で未経験職への転職を試みようと、スムーズな転職活動が期待できます。

ここでは、30代で未経験職への転職を成功させるコツをご紹介します。

転職を成功させるコツ
  • これまでのキャリアを整理する
  • 転職市場の動向を把握しておく
  • 転職先に求める希望条件を絞りすぎない
  • 未経験求人を多く取り扱っている転職エージェントを利用する

それでは、順番に解説していきます。

これまでのキャリアを整理する

30代の方が転職をする上で1番重要と言っても過言ではないのが、これまでのキャリアを整理しておくことです。

30代で転職ともなれば、20代の頃とは異なり、即戦力が求められます

 そのため、自分が20代の頃から培ってきた経験やスキルなどを整理し、転職先でどう活かしていけるのかを考える必要があるのです。

事前に整理しておくことで、志望動機や転職理由なども明確にでき、書類選考や面接で苦労することも少なくなります。

転職活動を本格的に行う前に、一度キャリアの棚卸をしておきましょう。

転職市場の動向を把握しておく

転職市場の動向を把握しておくことも、30代で未経験職へ転職する際のコツです。

 ここでいう転職市場の動向とは、現在業績が伸びている業界や企業、求めらえている能力や収入などが挙げられます。

転職市場の動向を把握しておくことで、自分が検討している転職先に必要なスキルや企業の将来性などを客観的に分析できるため、転職活動がしやすいです。

また、最終的に内定をもらうことができれば、その業界の平均年収を知っておくと、希望年収の交渉もスムーズに行えます。

まずは、転職市場の動向を把握しておくことが必要と言えるでしょう。

転職先に求める希望条件を絞りすぎない

30代の方が未経験職へ転職する場合、転職先に求める希望条件を絞りすぎないことが重要です。

 絞りすぎてしまうと、求人数が限られるため、自分に合った企業を見つけにくくなります。

そもそも、30代で未経験職を募集している企業自体、多くあるわけではありませんので、条件を絞りすぎるのは転職活動の幅を狭めてしまうことになりかねません

妥協できる部分は妥協しつつ、絶対に譲れない条件を自分の中で明確にしておきましょう。

未経験求人を多く取り扱っている転職エージェントを利用する

未経験求人を多く取り扱っている転職エージェントを利用することも、30代で未経験職への転職を成功させるコツです。

20代の方と比較すると、未経験職の求人は少ないかもしれませんが、転職エージェントの中には30代で未経験職を募集している求人もあります

 特に接客系や営業などの職種は、人が多いに越したことはありませんから、30代向けの未経験求人も多い傾向です。

そのような求人を多く取り扱っているエージェントに登録すれば、企業の選択肢も増えて自分に合う企業を見つけやすくなります。

転職エージェントに登録するのであれば、30代向けの未経験職の求人を多く保有しているエージェントを選びましょう。

【転職の参考に】30代の平均年収を解説

30代の平均年収は約418万円

令和2年度に国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」によると、30代の平均年収は前半・後半に分けると下記のとおりです。

男女計男性女性
30代前半約400万円約458万円約309万円
30代後半約437万円約518万円約311万円

出典:国税庁「民間給与実態統計調査

30代に突入すると、女性は結婚・出産の関係で退職する方が増えるため、男性と比べて金額に差が開きやすくなってしまいます。

なお、日本の全給与所得者の平均年収である約445万円に比べると、少し安めの金額となっています。

しかし、年収中央値は約396万円となっており、30代の平均年収はほぼ同額であることが分かると思います。

30代以上になると学歴で年収の差が生まれる

平均年収は学歴によって異なります。以下では令和2年度に厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」の情報を参考に、学歴別で平均年収をお伝えします。

なお、下記の金額は月収×12+賞与(ボーナス4か月分)としております。

男性の場合
30代前半30代後半
大学院卒約540万円約697万円
大学卒約502万円約584万円
高専・短大卒約451万円約521万円
専門学校卒約439万円約480万円
高校卒約414万円約456万円
女性の場合
30代前半30代後半
大学院卒約538万円約584万円
大学卒約440万円約477万円
高専・短大卒約378万円約399万円
専門学校卒約397万円約411万円
高校卒約331万円約346万円

出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査

男女・年代問わず、高校卒の方の平均年収は大学卒以上の方に比べると、かなりの差が生まれている状態となっています。特に、男性の30代後半で大学院卒の方と高校卒の方とでは約241万円も異なります。

男女ともに大きく差がありますが、女性よりも男性の方が差は大きくなりやすいと言えるでしょう。

正社員でなければ割と低め

雇用形態の違いによっても平均年収は差があります。令和2年度に厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」の情報を参考に見ていきましょう。

こちらも、下記の金額は月収×12+賞与(ボーナス4か月分)としております。

男女計30代前半30代後半
正社員約453万円約506万円
正社員・正社員以外約332万円約343万円
男性30代前半30代後半
正社員約471万円約536万円
正社員・正社員以外約356万円約376万円
女性30代前半30代後半
正社員約413万円約437万円
正社員・正社員以外約312万円約321万円

出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査

「正社員・正社員以外」は正社員を含めているにもかかわらず、「正社員」のみの平均年収に比べると100万円以上もの差が生まれていることが分かります。

 つまり正社員以外の方のみであれば、上記の表に記載している金額よりもかなり低くなるということです。

このようになっている背景としては、ボーナスがあるかないかが大きな要因となっています。

ボーナスは大体4か月分の給料となっている企業が多いため、月収が25万円でもボーナスが100万円となることを考えると、やはりその分の差が出ているのが事実と言えます。

30代の転職で転職サイトを利用するメリット

掲載している求人の幅が広い

転職サイトは掲載されている求人の幅が広いため、応募できる業界の種類も多いのが特徴です。

 転職エージェントでもあらゆる業界に精通している「総合型エージェント」に登録すれば、幅広い業界の求人を知ることはできます。

しかし、特定の業界のみを取り扱っている特化型のエージェントなら、提案してくれる求人のジャンルが限定されます。

その点、転職サイトを利用すれば気になっている業界以外にも、検索していくにつれて新たな企業を見つけられるようになる可能性もあるのです。

選択肢を増やせると自分の希望にマッチする求人が多くなります!

自分のペースで転職活動を行える

転職サイトは上記でもお伝えしたとおり、いつでもどこでも求人を探せるので周囲に合わせる必要なく、自分のペースで求人探しを行うことが可能です。

 転職エージェントでは、求人探しのサポートをはじめとした様々なサポートを対応してくれる反面、担当者から求人紹介を中心とした連絡が頻繁に届きます。

そのため、自分が「この日のこの時間に行動しよう」と考えていても、向こうに合わせて行動しなければいけないといった心理が働いてしまいます。

そうなると急かされているような感じがして、自分が納得できていない状態で求人に申し込んでしまうといった状況にも、なりかねない方もいらっしゃるでしょう。

よって、転職サイトは縛られず自由に動きたいといった方にとって、おすすめのツールと言えるでしょう。

【30代向け】転職サイトの利用の手順

30代で、転職が初めてという方の中には、転職サイトの利用手順がわからないと思っている方もいるでしょう。

 転職活動をスムーズに進めるためには、あらかじめ転職サイトの利用手順を知る必要があります。

ここでは、30代で初めての転職活動に取り組む方向けに、転職サイトの利用の手順をご紹介します。

転職サイトの利用手順
  • 転職サイトに登録
  • キャリアアドバイザーと面談
  • 書類添削・面接練習
  • 内定

それでは、順番に解説していきます。

転職サイトに登録

まずは、転職サイトに登録するところから始めます。

転職サイトといっても、数多くありますが、1つに登録するのではなく複数サイトに登録することをおすすめします。

 転職サイトごとに、保有する求人数や得意な業界・職種などが異なるため、複数登録しておけばそれだけ多くの求人を見ることが可能です。

求人を多く見れると、自分に最適な企業を見つけやすく、スムーズな転職活動ができることにつながります。

転職サイトに登録する場合は、最低でも3つは登録しておきましょう。

キャリアアドバイザーと面談

転職サイトを登録した後は、キャリアアドバイザーと面談があります。

そこでは、転職理由やこれまでの経験、転職先に求める条件など、多くのことをヒアリングされます。

ヒアリング内容の答えに基づいて、あなたに見合った求人を紹介してもらえるような流れになります。

面談では、具体的に転職理由や求める条件などを答えなければ、紹介される求人がミスマッチする可能性が高いです。

自分に最適な企業と巡り合うためにも、キャリアアドバイザーにはしっかりと聞かれたことを答えましょう。

書類添削・面接練習

面談後は、書類添削と面接練習を受けられます。ここでいう書類添削は、書類選考時に必要な履歴書と職務経歴書のことです。

まずは書類選考を突破しなければ面接試験まで進むことができません

 。突破するためには、自分の魅力を履歴書や職務経歴書を介して伝える必要があります。

まずは自分で書類を作成しますが、担当のキャリアアドバイザーから添削を受けられるため、不安な方も安心できるでしょう。

書類選考が通過すれば、面接対策を行い、「どんな質問をされるのか」「どんなふうに受け答えをすればいい印象に見えるのか」などのアドバイスをもらえます。

転職サイトによっては、模擬面接を行なってくれるところもあり、本番までの不安も軽減させることが可能です。

何度も練習することで自信を持って面接に挑めるでしょう。

内定

最後に、内定をもらうことができれば、入社日の調整と年収交渉に入ります。

 この作業は、基本的にエージェントのキャリアアドバイザーが自分の代わりに交渉をしてくれるため、特に自分から何かするわけではありません。

ただし、内定後の交渉がスムーズになるように、希望の入社日と年収はあらかじめキャリアアドバイザーと相談して決めておくと良いです。

正式な入社日が確定後、今勤めている職場へ退職する旨を伝えましょう。

よくある質問

転職すると年収は下がりますか?

基本的には前職の給与を基準とされることが多いですが、転職をすると年収は下がりやすくなる傾向にあります。これまでに積み上げてきた経験があっても、転職をすることでまた1からのスタートとなるためです。

しかし、自分が持っているスキルを転職先の企業で活かせて即戦力となる人材と判断されると、年収は前職と同等か少し上がる可能性もあります。

転職エージェントはどのように選べばいいでしょうか?

自分の転職したい業界が明確に決まっているかによって、登録すべき転職エージェントは異なります。明確に決まっているのであれば、その業界に強い特化型のエージェントを選ぶと良いでしょう。

まだ決まっていない段階であれば、あらゆる業界の求人を持っている総合型のエージェントを利用することをおすすめします。

面接ではどのようなことに気を付けておけばいいでしょうか?

前職での不満を漏らすようなネガティブ発言をしないように気をつけるべきです。採用担当者からすると、後ろ向きなことばかり発言するような人とは、一緒に働きたいと思ってもらいづらくなります。

また、前職での経験があることで、考えが頑固になってしまわないようにも注意すべきです。新天地でも新しい考えを取り入れていける柔軟性を持っていることを、アピールしていきましょう。

これまでに転職回数が多くても転職できますか?

過去に転職回数が多くても、応募時の伝え方次第で企業が抱く印象は大きく異なります。企業によっては、転職経験が多いことで広い範囲のスキルを吸収してきた人は、貴重と判断されることもあります。

しかし、ここで「前職は給料が安かった」「社風が自分と合わなかった」などというように、後ろ向きな発言をしていると、採用担当者に良い印象を持ってもらえなくなるので注意しましょう。

30代になると企業からどのようなことが求められますか?

20代の頃とは違って、採用後すぐに活躍できる即戦力となる人材が求められやすくなります。定年退職まで働ける年数を考えると、同じ未経験者でも30代より20代の方が採用されやすくなるのは事実です。

もし、転職を希望している業界・企業で活かせるようなスキルがなくても、30代の方ならばある程度のリーダー力やマネジメント力を身につけているはずです。そういった部分からアプローチしていくのも一つの手段と言えるでしょう。

まとめ

今回は30代におすすめの転職サイトをご紹介しました。基本的には公開求人数が多いサイトを複数活用し、多くの求人情報を手に入れることで転職は成功しやすくなります。

一方で、転職活動には下準備も重要です。やみくもに求人案件を探し回るだけではなく、自己分析をしっかりしておきましょう。

その上で自分に合った求人を見極めて応募するほうが効率的で、内定率も上がります。

転職エージェントはその手助けをしてくれます

ぜひ複数の転職サイト、転職エージェントサービスを利用し、転職活動を有利に進めてください。

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