未経験でもエンジニアに転職できる？おすすめ転職エージェントも紹介

転職を考えている人のなかでも、これからの時代に必要な職として注目されているエンジニア希望者は少なくありません。

しかし、これまでに経験がない場合でも転職できるか不安になります。

そこで今回は、未経験でもエンジニア転職は可能か解説します。

また、エンジニアにおすすめの転職エージェント5選についても特徴などを紹介するためチェックしておきましょう。

未経験でもエンジニアへの転職は可能？

結論から言うと、未経験でもエンジニアになることは可能です。しかし、企業は即戦力を求めているため、まったくの無知では到底内定を獲得することは難しいでしょう。

未経験の場合は企業の採用担当者としても未知数であるため、意欲や行動力を見る傾向にあります。

思っていることを実行に移せる力は重要なため、経験がない分を補うためにも気持ちを高めておくことは必要です。

エンジニアの未経験歓迎求人は多い？

転職エージェント等で求人を検索すると、業界未経験OKとされるエンジニア求人は少なくありません。

掲載している企業にもよりますが、各サイトにて未経験応募可能なエンジニア求人はアップされているため、新着も含めてマメにチェックしておきましょう。

エンジニアに向いている人の特徴

エンジニアはニーズが高い職種であり、転職先として考えている人は少なくありません。しかし、興味があったとしても自分に向いているとは限らないのです。

では、エンジニアに向いている人の特徴とはどういったものなのでしょうか。

エンジニアとして働くにあたって、ITへの関心が高いことは必須と言っても過言ではありません。当然ですが、興味がなければ意欲が湧かないため成長しにくいです。

また、プログラミングエラーが発生した際に解決するうえで、我慢強さや問題解決力が求められます。

リサーチが好きということも、エンジニアに必要な能力の一つです。

未経験からエンジニアへの転職を成功させるコツ

IT業界やプログラミングについて学ぶ

IT業界やプログラミングについて学ぶことは、未経験から転職を成功させるにあたって欠かせません。業界未経験でも、プログラミングに対する知識を有していることは重要です。

スクールに通うと転職サポートを受けられる場合もあるため、内定率を高められる可能性を秘めているのです。

自己分析をする

未経験の業界に挑戦するにあたって、自分のスキルや知識がどのように活かせるかを把握することは重要になります。自己分析は、自分を企業にアピールできることに繋がるのです。

特にエンジニアに関係ないと思っていた資格や知識などが、採用担当者の胸を打つ可能性はゼロではありません。

企業研究をする

企業理念や将来像などを各社の公式ホームページにて調べることで、いかに自分がフィットしている人材かのアピールに繋がります。

各企業が掲げている理念にフィットすることは、採用担当者にとって魅力と感じてもらいやすいです。同じ志や考えを持つ人と働きたいと考えることは、いたって自然と言えます。

採用担当者も、企業について詳しいとそれだけ内定を勝ち取りたいと考えている、ここで働きたいという想いが強いといった認識を持ってくれやすくなります。

転職エージェントを活用する

未経験者がエンジニアになるうえで、自身での転職活動では難しいかもしれません。そのため、転職エージェントの活用をおすすめします。

在籍するキャリアアドバイザーは、エンジニア業界に詳しいなど専門的な知識・情報を有しています。そのため、未経験者を適切なサポートのうえ、内定獲得へと導いてくれるのです。

また、各転職エージェントでは独自に保有する非公開求人を紹介してくれる場合もあるため、自身での転職活動では見たことがない仕事との巡り合わせも期待できるでしょう。

さらには、自分からだけでなく企業からもアクションを起こせるスカウトサービスを提供する転職エージェントもあり、面接確約オファーが届く場合もゼロではないのです。

転職イベントも随時開催されており、企業の採用担当者とのコミュニケーションにより面接確約が取れるかもしれません。

【転職の参考に】エンジニアの平均年収を解説

エンジニアの平均年収は約568万円

令和元年度に厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」の情報によると、システムエンジニアの平均年収は約568万円とされています。

年間賞与（ボーナス額）がどれだけあるのかによっても変わってきますが、男女計の毎月の給与は大体38万円程となります。

さらには男性なら月39万円程、女性は33万円程と男女で約6万円もの差が生じることが分かります。

全給与所得者の平均年収が約433万円であることを考えると、エンジニア職の平均年収はかなり高めと言えるでしょう。

年収1000万円以上稼ぐことも十分可能

IT/webエンジニアとして豊富なスキルや経験があれば、年収1000万円以上稼ぐことは十分に可能です。IT業界の企業は年功序列型ではなく、実力主義であることが多いため、成果次第では稼ぎやすいのが特徴です。

さらに言えば、プログラミングだけでなくインフラ周りの知識を始め、様々なスキルがあるとベターです。

企業からすると、あらゆるスキルを有している人材は非常に助かる存在となります！

例として、プログラマーとしての実力だけでなくプロジェクトのマネージャーというようなスキルを兼ね備えていると、企業から評価されやすくなります。

仕事の受注からシステム開発まで全て自分で行わなければいけない大変さはありますが、単価を交渉して報酬額を上げることができるため、雇われるよりも効率良く稼ぎやすくなるでしょう。

エンジニアの転職事情をご紹介

ITエンジニアは人材不足

ここ数年で急激に成長しているIT技術に対して、それを扱えるエンジニアの数が足りていないといった背景があるためです。

そういった事態を解消すべく、給料を始めとした待遇面での改善や雇用年齢の引き上げなど、人材確保に向けた取り組みを行っています。

しかし、ITエンジニアには高度なスキル・知識などが求められます。

知識を定着させるのは簡単なことではないですが、高いレベルの専門知識が必要であることから、代替されにくい職業と言えます。

出典：経済産業省「IT 人材需給に関する調査」

初心者におすすめの言語はPythonやRuby

エンジニアに欠かせないプログラミング言語は、メジャーな言語からマイナーな言語まで合わせると200種類以上にもなります。

プログラミングをこれから始めようとしている方にとっては、どの言語を選ぶべきか迷われるでしょう。そんな初心者におすすめの言語がPython・Rubyです。

一方、RubyはWebエンジニア向けの言語として開発された言語です。発祥が日本であることも相まって、日本人にとっては簡潔にコードを書きやすくなっています。

そんな2つの言語を活かして発明されたシステムが以下のとおりです。

プログラミングというと、難しいイメージがあったかもしれませんが、意外と普段から使っているシステムが身近にあるのです。

最初は上記2つの言語を学習していき、そこからどんなシステムを開発・運用するかによって新たに知識を深めていくと良いでしょう。

年齢を重ねると求められるスキルのレベルが上がる

エンジニア業界に限ったことではないですが、転職する際に年齢を重ねていればいるほど、求められるスキル・経験の質は上がる傾向にあります。

IT企業は革新的なビジネスを行っていることが多く、変化についていける人材が求められやすいのです。40代以上の求職者であれば、教育や残りの勤続年数を考えられるため、即戦力が優先的に採用されていきます。

また、業界未経験であれば、これまでに培ってきた経験を活かせないと思う方も少なくないでしょう。そんな方はチームをまとめるリーダー力やマネジメント力が、身についたことを伝えていくと良いです。

Webエンジニアを始めとしたIT企業の多くは、様々なスキルをある程度のレベルで有していることが重要となるので、立派なアピール内容とすることができます。

【例文あり】エンジニアに転職する際の志望動機を紹介！

エンジニアに転職したいと思っている方の中には、どのようにして志望動機を書けばいいかわからないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか？

　志望動機は、転職活動を行う上で避けては通れない道であり、うまく伝えることができなければ企業の目に留まることができません。

企業の目に留まるような志望動機が書けるように、ここでは以下2パターンの例文とともに志望動機の書き方についてご紹介します。

志望動機例文

• 経験者
• 未経験者

それでは、順番に解説していきます。

経験者

まずは、エンジニアからエンジニアへ転職する経験者の場合の例文をご紹介します。

エンジニア経験者の例文

御社を志望した理由は、高度なセキュリティ技術を持っているとお聞きし、多数の実績と多くの業界で評価をされている点に魅力を感じたからです。

私自身、前職では、ネットワークシステム構築を行うために多数のプロジェクトに携わり、お客様のセキュリティに対する意識のを高めて業務に取り組んできました。

今後、ますますセキュリティが重要になってくると予想されるので、前職で培ったスキルをさらに磨いて、今以上に高いスキルを身につけたいと考えています。

そのために、セミナーや本などで勉強していますが、御社に入社し、さまざまな経験を積み、より深く学んでいきたいと思っております。

また、セキュリティのプロと名乗れるようなネットワークエンジニアとして御社に貢献していきたいと考えています。

前職でエンジニアとして働いていた場合、どんなことを取り組んできてどんなスキルがあるのかを踏まえて、転職先でどう活躍したいのかを志望動機として伝えるべきです。

基本的に、中途採用を欲している企業は、即戦力を求めていますから、上記の例文のようにうまく志望動機を伝えることで、企業から即戦力として評価されやすくなります。

まずは、前職でやってきたことを思い返し、これまでの経験やスキルをどのようにして活かしたいかを志望動機につなげることが大切でしょう。

おすすめエージェント紹介

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未経験者

次に、未経験者がエンジニア職への転職を行う場合の例文をご紹介します。

営業職からエンジニア職

私は、大学を卒業してからの社会人としての3年間、営業職としてさまざまなお客様とコミュニケーションをとってきました。

しかし、今後は新たにスキルを身に付け、より多くの人に役立ちたいという思いが強く、エンジニアに転身することを決めました。

御社の、企業理念である「〇〇」というのに大変共感し、魅力に感じております。

私自身、エンジニアとしてのスキルはほとんどありませんが、エンジニアとして活躍できるように、ITの知識やエンジニアに関連する技術の学習を独学で始め、資格試験も受験する予定です。

前職の営業職で培った対人スキルを活かし、エンジニアとしてのスキルも身につけた上で、御社に貢献できるようなエンジニアを目指したいと考えています。

未経験者の場合は、経験者と異なり直接エンジニアに結びつくようなアピールができない点が難しいポイントです。

しかし、うまく前職で培ったスキルをアピールし、活かしていくことを伝えることはできます。

たとえ未経験だとしても、前職で学んだことをどう活かしていくのかを具体的に伝えることで、採用担当者の目には留まりやすくなります。

また、エンジニアとして活躍するために何か勉強していることがあれば、それもアピールすることで意欲的な姿勢が評価され、採用に有利に働くでしょう。

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【例文あり】エンジニアに転職する際の自己PRを紹介！

エンジニアに転職する人の中には、自己PRがうまく書けないと悩んでいる人もいるでしょう。

　うまく自己PRができれば、企業の目に留まりやすくなるため、転職活動を有利に進められます。

ここでは、以下2つのパターンに分けて、エンジニアに転職する際の自己PRをご紹介します。

自己PR例文

• 経験者
• 未経験者

それでは、順番に解説していきます。

経験者

まずは、経験者の自己PRの例文をご紹介します。

経験者の自己PR文

私は、〇〇会社で開発業務を5年間務めてきました。

開発業務を行う上で、主にWebサイト作成とコーディング業務に取り組んできました。

また、チームのリーダーとしての役割も担い、顧客との交渉や納期調整などのディレクション業務にも携わった経験があります。担当する案件をスムーズに行うため、レスポンスの速さと業務の効率化に努めてきました。

特に業務中、トラブルを引き起こさないようにメンバーと積極的にコミュニケーションをとり、業務を行なった結果、納期を遅らせることなく、案件対応ができました。

このような経験とスキルは、御社でも十分に活かせることができると自負しています。

エンジニアの経験がある人の場合は、即戦力を求められますから、スキルや実績をアピールした上でどんなことができるのかを伝える必要があります。

その際に、成果を達成させるためにどんな取り組み方や考え方をしたのかを具体的に伝えることで、より企業からの期待値を高められるでしょう。

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未経験者

次に、未経験者が自己PRをする際の例文です。

未経験者の自己PR文

私の強みは、論理的思考力があることです。

仕事に限らず、日常生活でも直感で物事を判断することなく、論理的に結論を出すことを常に意識しています。

特に前職では、プロジェクトのチームリーダーを任された経験があり、そこでは会議を行うたびに意見がまとまらないといったハプニングが多々ありました。

そこでまずいと感じ、アクションシートの作成を会議者全員に書いてもらうことを決めました。すると、それぞれの課題が明確になり、対応策もはっきりとしたので、結果、論理的に物事を解決することができました。

このように、どんなことでも直感的に物事を判断せず、論理的に物事を考えてチームをまとめることができました。
これらの経験を御社でも活かして、貢献していきたいと思います。

未経験である場合は、前職で培ってきた経験やスキルなどをうまくアピールすることが大切です。

具体的にどんなことを行ってきてどんな実績を作り上げたのかなど、具体的にアピールすることで、将来性を買われることに繋がります。

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エンジニアにおすすめの転職エージェント5選

リクルートエージェント

リクルートが運営する大手転職エージェントで、その求人数の多さは一つの特徴です。2022年1月20日時点では、公開求人数157,054件、非公開求人数238,364件となります。

業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているため、エンジニアへの転職成功率を高めるための適切なアドバイスを受けられる点も魅力となります。

独自に分析した企業の採用計画や求める人材といった情報を提供してくれるため、内定獲得へのヒントを得やすいです。

出典：リクルートエージェント公式

doda

dodaの専門スタッフは、転職市場に精通している点が特徴です。業界の転職事情に詳しく適切なサポートを受けられます。10万件を超える求人から、希望に沿ったものを紹介してくれるのです。

また、自分からのアクションだけでなく、企業から直接スカウトが届くサービスも提供しています。面接確約オファーが届く場合があるため、内定率アップが期待できるでしょう。

2022年1月20日時点で、エンジニアの求人数は26,395件となります。

出典：doda公式

マイナビIT AGENT

IT・Web業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍しているため、経験やスキルに合わせて適切な求人を紹介してくれます。また、転職活動のプランも提案してくれるため大変心強いです。

企業別・テーマ別で相談会が随時開催されているため、知りたい情報を収集しやすくなっています。転職に役立つノウハウも提供されており、不慣れな人でも安心して取り組めるでしょう。

エンジニア業界に関する情報が豊富に揃っているため、事前準備を入念にできる点も魅力と言えます。

出典：マイナビIT AGENT公式

ワークポート

転職相談実績50万人を誇り、その豊富な経験とデータで導き出しより良いマッチングを実現してくれる点が特徴です。希望を第一優先に考えてくれるため、納得のいく転職活動となるでしょう。

個別で面接対策を実施してくれるため、不安を解消しつつ強みを明確にすることが可能です。また、書類作成についてもきちんとアドバイスしてくれます。

将来のキャリアプランまでを考慮したカウンセリングを実施してくれる、一歩先の提案も特徴です。

出典：ワークポート公式

レバテックキャリア

レバテックキャリアはエンジニアに特化した転職エージェントで、15年携わってきた実績があります。エンジニアのキャリアに詳しく、希望条件を把握し適切なキャリアの選択肢を提供します。

キャリアアドバイザーは面接などの日程調整だけでなく、書類の添削や企業ごとの面接対策を実施してくれます。マンツーマンでの徹底したサポートのうえ、LINEで気軽に相談も可能です。

非公開求人も多数扱っているため、今まで見たことがないエンジニア求人を紹介してもらえるかもしれません。

出典：レバテックキャリア公式

よくある質問

まとめ

この記事では、未経験でもエンジニア転職は可能か解説し、おすすめの転職エージェント5選について特徴などを紹介しました。

未経験でもエンジニアへの転職は可能です。ただし、最低限の知識を有していることが前提と言えます。

未経験の場合は企業の採用担当者としても未知数な人材であるため、意欲や行動力を見る傾向にあると理解しておきましょう。

転職エージェントを利用する際は、業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍しているかは要チェックです。