デザイナーにおすすめの転職エージェント8選|選び方や成功のコツも解説
デザイナーへの転職を考えているとき「どのように進めていけばいいのかわからない」と、困ることも珍しくありません。
転職サイトやエージェントを利用して転職活動を進めることで、求人紹介だけでなく求職者の転職活動の困りごともサポートしてくれます。
- デザイナーへの転職におすすめの転職エージェント
- デザイナー向け転職エージェントの選び方
- 未経験からデザイナーへの転職を成功させるコツ
すでにデザイナーの方はもちろん、これからデザイナーとして未経験から転職を考えている方も参考にできる転職エージェントをご紹介します。
【総合型】デザイナーにおすすめの転職エージェント5選
リクルートエージェント
- 業界最大級の非公開求人数を保有している
- 実績豊富なアドバイザーが在籍している
- 充実した転職サポートがある
株式会社リクルートが運営している転職エージェントです。リクルートエージェントは、何から転職活動を始めたらいいのかわからない人におすすめのサービスです。
申し込み後に、キャリアアドバイザーとの面談を経て、求人の紹介や転職支援サービスが開始されます。
非公開求人をたくさん保有しているので、あなたの希望に合う求人に出会える確率も上がるでしょう。
公開求人数※2024年1月時点 | 165,991件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
出典:リクルートエージェント
マイナビエージェント
- 転職状況のヒアリングを実施している
- 求職者に合わせた求人紹介
- 書類添削・模擬面接で内定率UP
マイナビエージェントは、求人紹介から内定までを一貫して支援してくれる転職支援サービスです。
キャリアアドバイザーとのコンサルティング後は、将来のキャリアプランも考慮したうえで、求人の紹介をしてくれます。
キャリアアドバイザーが転職活動の疑問に対して、丁寧に対応してくれるので、安心して転職活動を進めることができます。
※マイナビのプロモーションを含みます。
公開求人数※2022年2月16日時点 | 34,753件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
※マイナビのプロモーションを含みます。
出典:マイナビエージェント
doda
- スカウトサービスサービスがある
- 応募書類作成のためのテンプレートがある
- パートナーエージェントサービスがある
dodaなら、求職者に興味を持った企業から直接スカウトが届くこともあります。
また、業界の専門のアドバイザーが在籍していて、非公開求人も紹介してくれる「パートナーエージェント」サービスが特徴的です。
応募書類の作成の際も、書き方が分からなくても、サンプルやガイダンスに沿って簡単に職務経歴書を作ることができます。就業中で時間がない方や、はじめての書類作成時は心強い味方です。
公開求人数※2022年2月17日時点 | 124,976件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
出典:doda
ビズリーチ
- 即戦力・ハイクラス人材に特化した転職サイト
- 厳選された企業と直接コンタクトが取れる
- あなたに直接スカウトが届く
ビズリーチは、登録すると優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届くハイクラスな転職サイトです。企業やヘッドハンターと直接コンタクトが取れるという点が、ほかの転職サービスとは違うところです。
また、スカウトを受け取ることで自分の市場価値を測れます。今までの経験や、スキルがどのような企業から評価を受けるか気になる人に向いているでしょう。
公開求人数※2022年2月17日時点 | 70,816件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
出典:ビズリーチ
エン転職
日本最大級の会員数
転職に関するノウハウや特集が充実
「向き・不向き」など求職者目線の求人情報を提供
求人の検索方法が豊富であるため、デザイナーという職種だけでなく、その他希望の条件で求人を検索することができます。
また、毎週月・木曜日に更新されるので、常に新しい情報を収集することができます。
会員登録をして職務経歴書を匿名公開することで、企業からのスカウト機能や、事前に面接内容がわかる「面接対策レポート」など、豊富なサービスを利用することができます。
公開求人数※2022年2月16日時点 | 7,420件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
出典:エン転職
【特化型】デザイナーにおすすめの転職エージェント3選
マイナビITエージェント
- キャリアアドバイザーが転職活動のプランを提案してくれる
- 応募書類の添削や、面接日程調整を代行してくれる
- 年収交渉など、内定後もバックアップしてくれる
株式会社マイナビが運営しているIT業界専門の転職エージェントです。
系列のマイナビエージェントと保有している求人情報を共有しており、豊富な求人情報から希望の条件に合う求人を検索することができます。
来社面談のほかに、電話やメール、webを利用した面談も実施しています。また、休日の面談も実施しているので、現在就業中の方も利用しやすいでしょう。
公開求人数※2022年2月16日時点 | 1,615件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
出典:マイナビITエージェント
ギークリー
- IT業界への専門性が高い
- 自分のスキルに最適なマッチングを実現してくれる
- 求人数や、年収UP率の実績が強みのエージェント
IT業界に特化した転職支援サービスを行っており、専任のキャリアアドバイザーが、希望条件や経験スキルなどを理解したうえで、最適な求人を紹介してくれます。
業界トップクラスの求人数と情報量が強みのエージェントなので、レアな求人を見つけることも可能です。
また、内定後のフォローも充実しており、給与条件や入社日の調整のほか、円満退社へのアドバイスまでしてくれます。
公開求人数※2022年2月16日時点 | 30,000件以上 ※2024年1月時点、非公開求人を含む |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 全国(主に首都圏エリアが多い) |
運営会社 | 株式会社Geekly |
※出典:ギークリー
レバテッククリエイター
- 業界最大級の案件保有数
- クリエイター専門のフリーランスエージェント
- 案件参画中も、次回案件の提案をしてくれる
レバテッククリエーターは、フリーランスになりたい方や、すでにフリーランスとして活動している方向けのWeb・IT業界に特化した転職エージェントです。
デザイナーを募集している派遣求人や、業務委託案件を取り扱っています。
効果的なポートフォリオの作成法や最新のデザインのトレンドなど、高い専門性を持ったコーディネーターがサポートしてくれます
フリーランスとしてスタートしたい方も安心のフォロー体制が整っています。
公開求人数※2022年2月17日時点 | 1,247件 |
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主な機能 |
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利用可能地域 | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
出典:レバテッククリエイター
デザイナーにおすすめの転職エージェントの選び方
デザイナー向けの転職エージェントは多数あるため、どのエージェントを選んだらいいのかわからなくなる方もいるのではないでしょうか。そこで、転職エージェント選びのポイントをまとめました。
- デザイン業界に詳しいアドバイザーの在籍
- 非公開求人数の多さ
- サポート内容が充実しているか
デザイン業界に詳しいアドバイザーの在籍
紹介する仕事内容について、正しく詳細な情報を提供してくれるアドバイザーがいないと、知りたい情報を確実に入手することができなくなってしまいます。
はじめてデザイン業界に転職しようとしている方はもちろん、業界内での転職の方も自分の希望する業界に詳しいキャリアアドバイザーがいるかどうかを確認しましょう。
非公開求人数の多さ
一般公開されていない非公開求人は、一般公開の求人に比べて好条件のものが多い傾向にあります。そのため、非公開求人が豊富な転職エージェントで転職活動をすると、現在より待遇が良くなるかもしれません。
募集する企業は新しいプロジェクトの始動や優れた人材が欲しいため、スキルや実績が重視されることがあります。
サポート内容が充実しているか
求人の紹介や、履歴書・職務経歴書などの応募書類の添削、面接対策など、転職エージェントが提供しているサービスは、たくさんありますが、自分が希望するサポートが受けられるかどうかがポイントです。
転職経験もあり、自分のペースで転職を勧めたい人は、スカウト機能が充実しているエージェントを検討するのもおすすめです。
未経験からデザイナーへの転職を成功させるコツ
未経験からデザイナーへの転職は可能ですが、どうしても経験者よりスキルや実績は劣ってしまいます。そのため、未経験者は経験者とは違ったコツを押さえる必要があります。
コツ①デザイナー関連の資格を取得する
デザイナーになるために資格は必要ではありませんが、資格を持っていることで未経験でも即戦力になれることのアピールに繋がるでしょう。
資格取得のための学習が、デザイナーの学習にも役立つでしょう。以下では、おすすめの資格をいくつかご紹介します。
Webデザイナー検定 | コンセプトから運用まで「Web制作」の知識の習得を評価する検定 |
ウェブデザイン技能検定 | ウェブデザインに関する知識・技能、実務能力等が問われる検定 |
DTPエキスパート認証試験 | メディアビジネス全般を想定した必須知識と活用力を問う試験 |
色彩検定 | 色に関する幅広い知識や技術を問う検定 |
アドビ認定エキスパート | アドビのソフトウエアに関して専門的な知識があることを証明する資格 |
中でもWebデザイナー検定やウェブデザイン検定は知名度も高いため、取得しておいても損はありません。
コツ②ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは、これまで学んできたデザインを示すための自己PR資料となるものです。
履歴書や、職務経歴書では分からない、あなたのスキルを表現するために、魅力的に作り上げましょう。通常、10~20作品まとめるといいようです。
コツ③転職エージェントを利用する
経験者での転職は、紹介や人脈から不可能ではありません。しかし未経験での転職の場合は、紹介してくれるサービスを介さなければ難しいでしょう。
転職エージェントは、求職者の前職の経歴からデザイナーに通じるアピールポイントを探ってくれるほか、魅力的なアピール方法も紹介してくれます。
また、転職エージェントはそれぞれ非公開求人や独占求人も取り扱っているため、いくつかの転職エージェントに登録するのがおすすめです。
さらにアドバイザーとの相性も転職活動では重要になるため、複数社の中から自分に合ったアドバイザーを見つけることも転職成功のカギとなるでしょう。
デザイナーへの転職でエージェントを利用するメリットを解説
自分のスキルや希望に合った求人を探してもらえる
デザイナーへ転職をする際に転職エージェントを利用すると、希望している条件の求人を自分のスキルや経験を活かした上で、見つけやすくなります。
担当のキャリアアドバイザーが求職者一人ひとりにマッチしそうな求人を紹介してくれるため、求人探しから応募までそれほど時間をかける必要がありません。
少しでも早く転職したい方や、内定を貰える確率を高めたい方にとってはもってこいのサポートと言えるでしょう。
企業の特徴や社内の雰囲気を事前に知れる
デザイナーへの転職に限ったことではないですが、転職エージェントを利用すれば理想と現実のギャップを少なくすることができます。
そこで、「思っていたのと違う・・」と感じてしまい、すぐに辞めてしまうケースは少なくないです。
しかし、転職エージェントではキャリアアドバイザーの方が事前に応募する企業の特徴やイメージなどを教えてくれるので、そういったミスマッチが起こりづらくなります。
せっかく転職活動をするのであれば、自分の求めている社風・理念の会社に転職した方が良いはずなので、転職エージェントを利用してミスマッチを防いでいきましょう。
キャリアパスを相談できる
多くの転職エージェントでは、求人探しの相談から書類添削や面接指導までのアドバイスだけでなく、デザイナーとしてのキャリアプランについても相談することができます。
デザイナーの中でもどんな企業に転職したいのかがはっきりと決まっていない方は特にですが、今後目指していきたい方向性を想像した上で、それを実現できる業界を見つけた方が効率が良いです。
目の前の取り組みに力を入れることも大事ですが、長期的に自分にとって理想の仕事ができるようになるためにも、上記の点から転職エージェントを利用することをおすすめします。
【転職の参考に】デザイナーの年収を解説
デザイナーの平均年収は約432万円
令和元年度における給与所得者の平均年収が約436万円であることを考えると、ほぼ同額であることが分かるでしょう。
また、上記の金額を月収に換算して男女別で見てみると、男性が約34万円となっているのに対して、女性は約27万円とおよそ7万円の差が生じているのが実情です。
同じデザイナーでも職種によって平均年収は異なる
上記では、デザイナーの平均年収が約432万円であることをお伝えしましたが、同じデザイナーでも職種によって平均年収は大きく異なります。
デザイナーの主な職種における平均年収は、以下の表のとおりです。
職種 | 平均年収 |
グラフィックデザイナー | 約415万円 |
広告デザイナー | 約439万円 |
ファッションデザイナー | 約404万円 |
UIデザイナー | 約598万円 |
その分マーケティング力をはじめとした他のスキルが求められることも多いですが、今後もIT化は進むと予想されていることも相まって、Web業界におけるデザイナー業の平均年収は上がり続けるでしょう。
出典:求人ボックス
デザイナーが平均年収を上げるために必要なアクションは?
企業によって昇給の仕方は異なりますが、デザイナーとしてのレベルが高いと判断されると、昇進・昇給につなげやすくなります。
デザインの基本となる知識をどれだけ把握しているか、さらに言えば理解するためにどれだけの時間・経験を費やすかが大事です。
1つのスキルだけを100%極めるよりも、能力を複数のスキルに満遍なく割り振っておいた方が採用されやすくなり、キャリアアップにも繋がりやすくなります。
デザイナーの転職事情を解説
WEBデザイナーの需要が高まっている
これまでは商品を販売する際に営業職が中心となっていましたが、ここ数年で急激にIT化が進んでいることもあり、自社のネットを通して商品を販売する方式が中心となっているのです。
そのため、デザイナー業界は紙媒体からWebデザインを中心に手掛ける企業が増えてきています。つまり、Webデザイナーのニーズが高くなっていると言えます。
デザイナー業界未経験でも採用してくれる企業は増えているのが現状であるため、向こう数年に関してはWebデザイナーの需要が低下する可能性は低いと言えるでしょう。
リモートワークの普及によってデザイナーは増えている
デザイナー業界では、ここ数年でリモートワークの需要が高まっています。2020年より流行しているコロナウイルスや働き方改革などの影響で、時間・場所に縛られない働き方が注目されているためです。
そこでWebデザイナーといった職種が注目され始めているのです。
現時点では、まだまだリモートワークが完全に浸透していないですが、これからは普及率がさらに高まると予想されています。そのため、Webデザイナーを目指して学習を進めている人が増えているのが現状です。
パソコンと通信環境さえあれば、いつでもどこでも仕事ができる魅力があるWebデザイナーですが、他のデザイナーと差別化を図るためにも+αのスキルを有しておくことも重要だと言えるでしょう。
マーケティングスキルのあるデザイナーが重宝される
デザイナーを採用する企業からすると、売り上げを伸ばせる能力を持っている上で、必要なデザインを手掛けることができる人材は魅力です。
また、自分自身も「なぜこういうデザインをする必要があるのか?」といった背景を理解しておく方が、よりレベルの高いデザインを手掛けられるようになるでしょう。
よくある質問
デザイナーというのはクリエイターの一種なので、もちろんクリエイティブ力は重要です。しかし、コミュニケーション能力や協調性も同じくらい大事なスキルと言えます。
クライアントの要望に応えるために、円滑なコミュニケーションを取った上で同僚と協力し合う協調性は必須です。
ほとんどの転職エージェントでは利用料がかかりません。転職エージェントは求職者の転職が成功すると、企業から報酬を受け取れる仕組みとなっていることから、利用料が無料となっているのです。
求人探しの相談から書類添削や面接のアドバイスまで全て無料で受けられるので、安心して利用できるでしょう。また、面接の日程調整や入社後の給与交渉も全て無料で行ってくれます。
多くの転職エージェントでは平日の決まった時間だけでなく、夜遅くや土日祝日でも営業していたりします。
そのため、働きながら転職活動を行っていたり、エージェントの営業所が遠方にあることであまり通えなかったりする方にとっては、便利になっていると言えるでしょう。
令和2年度に求人ボックスが発表した情報によると、WEBデザイナーの平均年収は約446万円とされています。国税庁が発表した「民間給与実態調査統計」では日本の平均年収である約430万円と比べると、少々高くなっています。
年間賞与(ボーナス)を除くと、1か月あたりの平均月収は約31万円です。ただし、デザイナー業界の中でも職種・企業によって給与は異なるので、注意しておきましょう。
基本的にデザイナー業界の仕事は、納期厳守といった決まりがある中でクライアントの要望に応えなければいけません。突然修正依頼が入ることがあるため、休みがイレギュラーでなくなることもあります。
もちろん企業にもよりますが、入社前にきちんと調べておかなければ労働環境が悪いことは少なからずあります。もし不安な方は、転職エージェントに登録して相談してみることをおすすめします。
まとめ
デザイナーの転職活動に役立つエージェントをご紹介しました。プロのアドバイザーが自分に合った求人を紹介してくれるほか、転職活動に関するサポートをしてくれるサービスが、転職エージェントです。
デザイナーの方も、これからデザイナーとしての転職活動をする方も、よい求人に出会えるように、まずは複数の転職エージェントに登録してみるのがおすすめです。
記事内ではデザイナーへの転職におすすめの転職エージェントを紹介したため、総合型、特化型それぞれの特徴をおさえたうえで、自分に合った転職エージェントを見つけてみてください。